実は由比町に到達する前にグルメツアーは始まっていました。 これは東名高速「富士川PA」の名物、「富士宮やきそば」(\450-)です。 屋台のやきそばとの違いは・・・イカが入っているだけのように感じました・・・でも、普通にまいう〜ですよ。 予断ですが、ここのPAからは富士山が非常に綺麗に見えます。写真スポットとしても抜群ですよ。 |
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横浜から走ること約2時間半でようやく由比町に到着しました。 由比町は東海道宿駅で品川から数えて16番目の宿駅なんだそうです。 そもそも東海道は徳川幕府により、江戸〜京都まで二里〜三里(8km〜12km)毎に宿駅が設けられ、その数は五十三宿を数えます。写真は由比町を流れる由比川にかかる橋にあった東海道の説明看板です。 |
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ここは由比宿にあった「本陣」を復元させた施設。天保年間の記録によると、由比宿には本陣(大名が宿泊する施設)一軒と脇本陣一軒、旅篭屋が三十二軒あり、相当な賑わいを見せていたと伝えられています。弥次さん喜多さんで知られる「東海道中膝栗毛」の文中でも住時の賑わいぶりを伝えています。由比町には、今も当時の面影を残す所が数多くあります。町ではこの本陣屋敷を整備し、由比本陣公園として開設しています。 | |
東海道の歴史を勉強した管理人達は、ようやく由比漁港に到着しました。ちょっと分かりづらい場所にあるのですが、国道一号線からちょっと入ったところで、写真のような桜えびのオブジェが鎮座していますので、これを目標に探してみてください。 そうそう、目的のお店はこのオブジェから歩いて3,4分ですが、このオブジェのそばにある店では、桜えび入りのさつま揚げを目の前で揚げて売ってました。誤って写真を撮るのを忘れてしまいましたが。揚げたてでかつ桜えびの風味のあるさつま揚げは最高にまいう〜です。 |
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由比漁港の中はそんなに広くはありませんが、写真のような漁船が所狭しと停泊しています。数にして100隻くらいはあったでしょうか。おそらくこれで桜えびをゲッチュウーするんだと思います。 ちなみに桜えびは一年中取れるものではなく、禁猟時期があり春は3月下旬〜6月下旬までが解禁時期なんだそうです。 |
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お待たせいたしました。富士宮やきそばに続くグルメPart2です。 ここが由比漁港内にある「浜のかきあげや」さんです。朝10時〜15時くらいまで営業しています。色々前日に由比町の美味しい桜えび料理を探していたのですが、管理人的にはここの店にたどり着きました。メニューは「かきあげ丼」「かきあげそば」の2種類です。 ちなみに管理人は10時10分頃に到着したのですが、漁港の駐車場はほぼ満車状態。かつ、お店には早くも長蛇の列が・・・管理人は約1時間並んでようやく食することができました。 |
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これが「浜のかきあげや」さんの「かきあげ丼」です。 この「かきあげ丼」は本当にまいう〜ですよ。特筆すべきはやはりその「かきあげ」でしょう。揚げたての「かきあげ」はもうサクサク! そして丼ツユを軽くまぶした「かきあげ」を2枚も惜しげもなくご飯にのせます。しかもこの「かきあげ」の桜えびの多いこと!普通は桜えびは少々と衣タップリという感じだと思うのですが、ここのはほとんど全て桜えびです。もー本当にまいうーです! 1時間並んだ甲斐がありました! |
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こちらは、もう一方のメニュー「かきあげそば」です。これも「かきあげ丼」と具は一緒。暖かい蕎麦の上に「かきあげ」が2枚鎮座します。しーかーしー。この蕎麦少し伸びていました・・・でも「かきあげ」がまいう〜なので勘弁してあげましょう。そうそう、テーブルの上には「桜えび塩」(?)みたいなものがあって、桜えびを粉状にしたものと塩をあわせたものがあって、それを丼や蕎麦にかけると、これがまたまいう〜です。絶対に試してみてください。 (漁港:由比町今宿(JR由比駅そば)) |
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たらふく「かきあげ」「さつまあげ」を食してすっかりご機嫌になった管理人は、次は山登りです。標高707mの「浜石岳」です。ようやく登頂(車で・・・m(_ _)m)してみるとそこは最高な景観が広がっていました!! | |
見てください! この見事な富士山をっ! この日は少し気温が高く、もやが出ていますが、富士山が非常に綺麗に見えました。しかも「浜石岳」の山頂ということもあり、途中に邪魔になるビルなどもないため、富士山の山頂から、左右の裾野までくっきりと見ることができました。 | |
富士山が見える方角から、南側に視界を移すと、そこには駿河湾と由比町の街並を見ることが出来ます。空はどこまでも広く、海はどこまでも青いです。管理人はやはり田舎に住みたいです。写真ですと富士山と駿河湾は別々の写真になってしまいますが、実際は富士山と駿河湾をいっぺんに見渡すことが出来るんです。最高に贅沢な景観だと思います。 ただし、山頂に車で行くにはかなり狭い&急勾配の林道を20〜30分走らなければいけません。ドライビングテクニックに自信がない方はやめておいたほうがいいでしょう。 |
すっかり由比町を堪能した管理人は、次のターゲット「おでん」を目標に移動開始です。 移動は国道一号線で行けば1時間くらいで到着したのでしょうが、ちょうど近くに日本平があったので、ちょっと寄り道をしてみました。 昔会社の友人とよく来たものです。なつかしいー! ここは夜の夜景が抜群なんですよ。 |
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こちらの写真は日本平からの富士山です。この1時間前に浜石岳からすばらしすぎる景観を見たせいか、こちらはあまり感動が・・・ない。写真には写しませんでしたが、ここからは清水の工業地帯が丸見えなんですよ。ちょっと富士山に工業地帯は似つかわしくないです。 |
日本平はそこそこに、ターゲット「静岡おでん」に向けて出発! 日本平から静岡市方面に下っていって、約40分くらいで目標のおでん屋さんに到着です。 ここは静岡市の「大浜公園」という公園のそばにある「いわらや」さんです。 前日にホームページやブログなどをくまなく調査し発掘した店です。レストランなどとは程遠く、はっきり言ってここは街の駄菓子屋さんです。けど、静岡では駄菓子屋におでんを置いているのです。ここもその一店。この店のすぐそばにもう一軒駄菓子屋のようなおでん屋さんがありました。 ここはおばあちゃん一人で切り盛りしているのでしょうか。是非今後も元気でがんばってほしいです。 |
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これが「静岡おでん」の鍋(?)です。鍋の中にはいろいろな具材が入っています。 なんちゅうんでしょう。横浜や東京でおでんを食するとダシは非常に薄い色でした。でも「静岡おでん」は秘伝のタレを継ぎ足し継ぎ足し使用しているため、また静岡名物「黒ハンペン」を入れているから等諸説はありますが、色が黒いんですよ。 食べ方はこの鍋から好きな具を自分で取って、写真左に写っている「だし粉と青海苔をミックスしたもの」をふりかけて食します。ちなみに全メニュー1本80円です。 |
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今日食したおでんたちはこれです。左下の皿は管理人の皿。下から「黒はんぺん」「なると」「牛すじ」「ちくわ」です。このあと「コンニャク」「ウィンナー」「牛すじ」を追加ゲッチューしました。右上の皿は嫁の皿です。下から「コンニャク」「??」です。 まず驚いたのはおでんに「なると」が入っていること。なるとのおでんなんて聞いたことありません。でも食してみると・・・まいう〜!この黒いダシに本当にベストマッチ!また食いたいです。「牛すじ」も黒いダシにベストマッチ!「牛すじ」は2本食ってしまいました。あと「黒はんぺん」!これはビールの宣伝で佐藤浩市が注文していたやつです。絶対に食ってみたかったので、今回食えて本当によかったです。この黒はんぺんというのは神奈川、東京で言う「つみれ」でしょうか。おばあちゃんに聞くと、いわしが原料だと言っていました。これまた青魚大好物の管理人は非常にGood! |