さて、それでは2日目の観光に参りましょうか。 湯河原って言うと温泉で有名ですが、観光地ってそれほど多くはないんですよね。 4月少し前であれば梅林で有名な幕山公園というところもあるのですが、多分今行っても花は咲いておらず・・・
ただの樹木を見るだけになってしまいそう・・・^^; そういえば以前梅で有名な水戸の偕楽園に行った時も、梅の花じゃなくて梅の実だったもんね^^;
ということで、今日はゆったりと宿から海まで続く道沿いにある、ちょっとした観光名所に立ち寄りながら、最終的には昼食のお店に到着! というスケジュールで参りたいと思います。
宿を出発したのは9:55頃。 ここから車で約3分で最初の観光地「不動滝」に到着します。 こちらは駐車場完備とホームページに書いてあったのですが、駐車できる台数が少ない・・・ 多くて5台位しか停められないのですが、なんとか最後の1台分に無理やり停めることができました。 ここは宿の前の道をそのまま海側に降りたところなのですが、細い道なのに車通りが多いです。 バイクのツーリング団体も多かったしね。 でも運よく停められて良かったです。 昨日から駐車場には運がありますね^^ |
駐車場の脇にある少し上りの小路を上がっていくと滝があるみたいですよ。 まだ行ったことがないところなので、どれだけ坂を上らないといけないのか分からず、いつ心臓が破裂するか心配でしたが、全然距離は短かったので良かったです^^
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![]() 不動滝に到着しました〜 |
![]() この小径を登ると不動滝があるようです |
小道を少しだけ上りますと茶屋が見えてきます。 なかなか落ち着いた雰囲気の茶屋ですね〜。 物を販売している小屋の前には板張りに布をかけた座敷も用意されていました。 傘なども設置されていてなにやら風流な感じです。
店先には「竹灯籠」なるものが販売されていました。 この「竹灯籠」というのは、何か供養するためのものなのかと思っていたのですが、調べてみると、竹を加工して作られた照明器具の一種なんですって。
日本の伝統的な景観演出の一つとして、寺社や庭園、観光地などで広く使用されているんだそうです。 売店にはおしるこや甘酒、味噌田楽から、うどんそばもありました。 もうさすがに朝食バイキングで腹が破裂しそうなので、ここでは頂きませんでした^^;
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![]() なかなか趣のある建物です |
![]() ここの座ってお茶と和菓子食いたいね |
茶屋の脇には、いくつかの写真が飾ってありました。 見てみると、芸能人がここを訪問したときの記念写真みたいです。 湯河原って温泉地としても有名で、最近では温泉ランキングでも上位に入ることが多い温泉なので、
テレビのロケなんかでもよく見かけるようになりましたよね。 あまり芸能人は詳しくはないのですが、徳光さんや三宅裕司さん、友近さん、他多数が写真に写っていました。
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![]() 色々な芸能人が来訪していますね〜 |
茶屋を通り過ぎますと、ものの20歩位で「不動滝」が見えてきますよ。 こちらの不動滝は滝としてはそんなに大きくはないですが、水量はとても豊です。 滝の名前の由来は滝つぼのほとりに不動明王を祀っていることに由来しているんだそうです。
また滝の左側には身代わり不動尊、右側には出世大黒尊が祀られています。 湯河原町の温泉場は湯河原火山が浸食を受けた深い谷間にあり、このような滝が随所にあります。 かつては、この水力を活用した自家用水力発電所を持った旅館もあったそうです。
こちらの不動滝を見るのは、小路の先端のみなのですが、現在は立ち入り禁止になっていましたが、もう少し高台になっている道もありました。 あそこから見たらさぞや綺麗に見えるんだろうな〜と思いましたが、今日はここで我慢です。 でも先ほどの説明にもあったように、水量が豊富なので、滝としては結構迫力があるのではないでしょうか。 滝壺からはマイナスイオンが出ており、非常に気持ち良いですね〜。 |
![]() こちらが不動滝です |
こちらの祠が不動滝の左右にある「身代わり不動尊」と「出世大黒尊」です。 残念ながら滝に向かって左にある「身代わり不動尊」の方面は立ち入り禁止になっており入ることはできませんでしたが、「出世大黒尊」はちゃんと目の前まで行くことができます。
大きな神社や仏閣も良いですが、こういうひっそりと佇む祠なんかは良い雰囲気で好きなんですよね〜。 ここの祠は新しそうですが、大きな寺院に行くと、拝殿や本殿の脇にひっそりと佇んでいる末社とか摂社はとても古いものもありますもんね。
最初に旅行の計画を立てているときは、不動滝は駐車場から結構離れているような感覚だったのですが、駐車場から徒歩5分以内で到着するという、とてもお手頃な観光地でありました。 観光に要した時間は約10分位でした。 |
![]() こちらが「出世大黒尊」 |
![]() 遠くから眺めた「身代わり不動尊」 |