横須賀桜祭・米海軍基地開放日

本日は桜が満開です。暖冬といいながら、3/31は少し肌寒い感じでした。しかし実家の近所の
公園で開催した桜祭りは大盛況でした。大勢の人が公園のいたるところにブルーシートを敷いて
花見をしていました。この公園は、京浜急行電鉄の「北久里浜」という駅から程近い「交通公園」
という地元では少し有名な公園です。公園には何本くらいの桜の木があるでしょうか。100本位!?
かどうかはよく知りませんが、結構たくさんあります。どの桜も満開で非常に見ごたえがありました

二日目(4/1)は、アメリカ海軍横須賀基地の開放日だったため、京浜急行「横須賀中央」駅に
程近い米海軍基地、通称「ベース」に行ってきました。「ベース」は年に2回一般公開しています。
1回目は、春の桜祭り。2回目はアメリカの独立記念日です。管理人も横須賀在住だった頃は
よく行きましたが、今回数年ぶりに行きました。ご存知の通り横須賀基地はアメリカ第七艦隊の
空母の母港となっています。歴代でいうと、CV-41 Midway、CV-62 Indepedence、そして現在の
CV-63 kittyHawkです。kittyHawkに変わってから開放日にはあまりみかけなかったそうですが、
来年には退役だからなのか、今日は港に鎮座していました。その他にも、最新の巡洋艦、
タイコンデロガ級のCG-67 SHILOHという軍艦、第七艦隊の旗艦、LCC-19 Blue Ridgeなどが
停泊していました。今日艦内まで入ることができたのはCG-67 SHILOHです。


〜横須賀桜祭り〜


横須賀の桜Part1


横須賀の桜Part2


横須賀の桜Part3(題名:線香花火)


横須賀の桜Part4(題名:花の芽生)



〜米海軍基地開放日〜

ここが「ベース」の正門です。
開放日はこちらからの入場ではなく、三笠公園側の入り口から入場します。
正門を写真撮影していたら、警備の軍人に「撮影は禁止だ!」と流暢な日本語で怒られてしまいました。失敬!
基地内は治外法権であり、厳密に言うと日本ではなくアメリカなのです。
これが「戦艦三笠」です。三笠公園のシンボルとして鎮座します。「戦艦 三笠」は 1904年 からの日露戦争で連合艦隊の旗艦を務め、連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将らが座乗した由緒正しき戦艦です。ロシアのバルチック艦隊を撃破したことはあまりにも有名です。現在三笠は記念艦として保存されていますが中に入ることも可能です。
今日はここ三笠公園側にあるベースの入り口から入場します。
ベース内の桜も満開です。
開放日には出店もたくさん出て、アメリカンぶ〜で〜な食べ物を食することができるのですが、もうどこも長蛇の列だったため、今回はあきらめました(;_;)
マクドナルドもありますが、日本のものとはメニューも大きさも少し異なります。本場アメリカのマクドナルそのままです。店の看板を見ると、この基地限定の飲み物もあるようです。
その他マクドナルド以外にも露店では巨大ピザ。巨大リブロース。巨大ジュース等々・・・これを毎日食ってたらメタボリックは必至です。。。
ベース内は警備の軍人が至る所にいます。みんなこのような迷彩服で統一されていました。胸のポケット部分に名前が記されていました。
警備の中には、たまにこういう家畜も連れています。強烈に犬が嫌いな管理人はズームを目いっぱい使用して写しました。写真ではおとなしくしてそうに見えますが、この写真を撮る前後は大暴れ状態でした。
間違いなく管理人を見て「エサ」が来たと思ったに相違ありません。
危うくかみ殺されるところでした・・・
基地内の至る所にこのような標識が立っています。どの道路にも〜St.や〜Blvdなどと名前が付けられています。
こういうのを見ると、アメリカにきたんだなぁ。。。と実感します。
ベースに入って歩くこと約10分。す・す・するとっ!ついに初対面です!CV-63 Kitty Hawkが停泊していました!!
今回は横須賀市広報に聞いたところ「空母はいない」と聞いていたので、すっかりあきらめていましたが、ちゃんといてくれました!もう管理人は大感激です!!!
昔CV-62 Independenceを見たときもあまりの巨大さに驚いたものですが、このKitty Hawkは全長、総排水量等がIndependenceよりも若干大きいです。
Kitty Hawkの性能諸元としては、全長;323.8m、全幅;39m、満載排水量;83,690t、最大速;35ノット、艦載機数;CTOL72機 + ヘリ6機。でかいはずです・・・
これがKitty Hawkの艦橋部分です。艦番の「63」をはっきり見ることができます。写真にするとそんなに大きく見えませんが、実際に見ると艦橋もかなり巨大です。
なにやらこの日は甲板上で、工事をしていたようで、甲板には多くの工事車輌、周りにもクレーンが設置されていました。
写真右端の部分が巨大エレベータです。少し見難いですが、エレベータが下がっているのが分かると思います。
余談ですがアメリカの空母でアメリカ以外を母港にしている空母はKittyHawkだけなんです。知っていました?
来年からは原子力空母ジョージワシントンが母港とする予定です。
ベースの開放日には、大体なにかしらの軍艦に乗艦することが出来ます。昔は空母Independence、旗艦のBlueRidge等にも乗りました。
今日開放されていたのは、巡洋艦CG-67 SHILOHです。SHILOHはアメリカのタイコンデロガ級巡洋艦の21番艦です。母港はKitty Hawkと同じく横須賀です。
性能諸元は次の通り。全長;173m、全幅;16.8m、排水量;9,600t、艦載機;SH-60 シーホーク 2機(写真にも写っています)。
一時間並んでようやく巡洋艦の中に入ることができました。写真はミサイル「トマホーク」の発射管です。SHILOHにはこのVLS方式のトマホークが前甲板、後甲板にそれぞれ配置されています。
写真にように各担当軍人がパーツについて説明してくれます。(英語で・・・)なのでさっぱり分かりません。分かったのは最初に言った「おはようございます」と最後に言った「ありがとうございます」のみでした。。。
前甲板に配置されている、5インチ単装砲です。ここでも兵隊さんが説明してくれるのですが、やはり前述の通り全く分かりませんでした。
砲台左に立っている人が5インチ単装砲担当の兵隊さん。
5インチ単装砲は前甲板、後甲板にそれぞれ一基ずつ配置されています。
これが、多分 25 mm機関砲なんだと思います。この船は、25mm と 12.7mm と2種類の機関砲を装備しているので、もしかしたらこれは 12.7 mm機関砲かもしれません。
これが、ハープーン(対艦ミサイル)の格納庫兼発射管です。甲板後に4連装発射筒×2基が配置されています。
乗艦した SHILOH の横には、第七艦隊旗艦のLCC-19 BlueRidge が停泊していました。写真は SHILOH 後甲板から撮影した Blue Ridge です。