横須賀市制100周年 海上自衛隊開放日

今日は横須賀市制100周年ということもあり、海上自衛隊基地、米軍海軍基地(ベース)が
開放され、様々なイベントが催されました。残念ながら管理人はこの日多忙につき参加できな
かったのですが、我が家の将軍がレポートしてくれたので、ご紹介したいと思います。
この日、ベースには桜祭りのときに見た空母、旗艦、巡洋艦などは全て出払っており、ドッグは
もぬけの殻だったそうです。しかし一方海上自衛隊のほうは、護衛艦(他国では駆逐艦と称する)
掃海艇、潜水艦と主だった艦船が勢ぞろいでした。しかも護衛艦や掃海艇は横並びに停泊して
おり、各艦船同士小さな橋をかけて自由に行き来できるようになっていました。しかも、
艦橋まであがったり、軍服を借り写真撮影もできました。サービス精神旺盛であります。


実は、海上自衛隊基地と、ベースは港が隣り合っています。
ベースは京浜急行線の横須賀中央駅から徒歩10分。海上自衛隊は京浜急行線の汐入駅またはJR横須賀線の横須賀駅から徒歩5分位で到着します。

写真は海上自衛隊の港です。本日は最新鋭の護衛艦も停泊しています。
写真は左からイージス艦DDG-177「あたご」、
隣はちょっと分かりません。
イージス艦DDG-174「きりしま」、
護衛艦DD-111「おおなみ」です。

ちなみに日本では「護衛艦」と称されますが、特にこのイージス艦はアメリカではれっきとした駆逐艦です。日本は軍隊を所有してはしけないことになっているため「護衛艦」と称されているのですね。(個人的には意味不明・・・)
前の写真にもあった「あたご」です。この「あたご」は日本に導入されている「アーレイバーグ級駆逐艦」の中では最新の艦です。日本では俗に言う「イージス艦」は現在5隻が就航しており、2008年3月には6番艦のDDG-178「あしがら」が佐世保に配備予定です。
この写真は我が家の将軍と、後が掃海母艦MST-463「うらが」です。
「うらが」のホームページはこちら。

余談ですが、戦後の自衛隊艦船の名称は、全て「ひらがな」の名称になっています。ですが、実はその艦船の名称は多くが第二次世界大戦で実在した戦艦、巡洋艦、駆逐艦の名称と同様なんです。先程ご紹介した「あたご」は昔の「重巡洋艦 愛宕」、「きりしま」は昔の「巡洋戦艦 霧島」などなど、数えるときりがないくらいです。
これは魚雷発射管でしょうか。艦船の各所に写真のように説明が書かれた看板があります。
4隻にそれぞれに渡り橋があるので、こういう写真も撮影可能であります。写真は護衛艦から撮影したイージス艦の127mm速射砲です。
最近の駆逐艦には大体127mm速射砲が装備されていますね。
ついに護衛艦の艦橋に登頂しました。艦橋なんて滅多に入れる場所ではないので非常に貴重な体験です。艦橋からの名眺めはよいものです。手前には羅針盤も見えます。
イージス艦と並んで潜水艦も停泊しています。管理人は潜水艦はあまり詳しくないのですが、昔からここには潜水艦が数隻停泊しています。もちろん原子力ではなく通常動力ですよ。
調査の結果、横須賀に配備されている潜水艦は海上自衛隊の第二潜水隊群だそうです。部隊編成としては、直轄艦の潜水艦救難母艦 AS405「ちよだ」を始めとし
・第2潜水隊
  SS590「おやしお」
  SS593「うずしお」
  SS595「なるしお」
・第4潜水隊
  SS587「わかしお」
  SS597「たかしお」
  SS598「やえしお」
  SS599「せとしお」
だそうです。
こちらが本日のレポートをしてくれた我が家の将軍です。
本日のレポート誠にありがとうございました
m(_ _)m

ちなみに将軍はレンタルの軍服を着用し、ご機嫌です。(うらやますぃ・・・)