流しそうめん・ほうとう 円右衛門

昇仙峡は本当に良い観光地でしたよ。 こういう景色って遠くにいかないと見れないイメージがあったのですが、関東で見れるんですね〜。 いやはやまだまだ知らないことが多いですよ。 さてそろそろ腹も減ってきましたので 昼食でも、ということでお次はほうとうを食しに「円右衛門」さんにご来店することにしました。 昇仙峡ロープウェイの駅を出て、車に乗り込み、ナビに住所を入れると・・・ 「ピンポン、目的地周辺です。 案内を終了します。」 だって!? あれあれ今入れたばかりなのになんで終了しちゃうの!? 試しにもう一回・・・ でも同じ結果に。。。 あ〜〜〜! すぐそこにあるのが円右衛門さんの店じゃない!? なんだ車からお店までは徒歩20秒でした>_<  ということでもう一度車を降りて、そのままお店に向かいましたとさ^^(爆)


お店の前はこんな感じです。 とても和風な雰囲気ですね〜。 こちらのお店は少し変わっていましたよ。 客席は店舗内にもあるんだと思いますが、我々が通されたのは、写真のような座敷でした。 1室が6人位が座れる ようになっておりまして、川に面した壁がないんです。 客は川の流れを見ながら食事ができるというシステムに。 これは珍しい造りですね〜。 しかも一番川側の席には竹が斜めに設置してあり、ここで流しそうめんが できるようになっていたのです。 これはすごいな〜。 


お店の門構えです。立派な門ですね〜


水車があります。これで小麦を打つんでしょうか。


これが我々の席です。なんだか小さな一軒家のようです


こちらが流しそうめんができる竹です。


お店の冊子に「ほうとう」の豆知識が書いてありましたのでご紹介します。

「ほうとう」の由来は、諸説ありますが、中国から伝わった「はくたく」が変化したというのが一番有力な説だといわれています。 「はくたく」とはうどん粉を水で練って切ったもののことで、奈良時代には すでに「はうたう」という記述があったそうです。 実は「うどん」よりも歴史のある食品なんです。

また「武田信玄が自らの伝家の宝刀で具材を刻んだ」といった、武田信玄に由来する「宝刀」説もあり、これは戦国時代に武田信玄公が甲州に出入りした高僧から伝承された陣中食で、俗に”武田汁”と言われ、 生麺と季節の野菜を使い、味噌汁の中で煮込むというもので、手間がかからず、消化も良く栄養価も高いことから、野戦食として用いられていたことからと考えられています。



お待ちかねの「ほうとう」です〜。 本当に出来立てのホヤホヤで、店員さんが厚手の手袋を装着して、一つ一つテーブルに置いてくれました。 この様から見ても、中身は相当に煮えたぎっていることが想像できます。  最初は蓋がしてあり中は見えませんでしたが、これは火傷は必至ですね。 蓋をとると非常に太い麺と、種々の野菜が煮込まれています。 こ〜れ〜は〜美味そう!! 

具材としては、鶏肉、カボチャ、ネギ、里芋、人参、キャベツ等様々です。 確かに栄養タプ〜リですね! 管理人もこれを食していれば、少しは痩せるかも^^; お味の方は味噌ベース。 野菜の甘味が加わり 奥深い味になっています。 でも予想通り、一口目で火傷・・・>_< 分かってても火傷しちゃうんだよね。。。


ほうとうと一緒に出てきた、きゃらぶき


別で注文したポテトフライとキムチです





食事とは関係ないですが、食事後に次の目的地に向かうため、車で山を下りていましたら、猛烈に綺麗に富士山が見える絶景スポットがあったので、少し寄り道していきました。 いやいやこの2日間で一番富士山が綺麗に見えた スポットでした。 


見事な富士山です。