ようやく富士五胡の内、河口湖と山中湖の2つを制覇しました〜。 スケジュールだともう久遠寺のほうに向かう時間が迫っていたのですが、まだ富士五湖も残り3つあるし、ちょっと気になっていた氷穴や風穴も
見てみたかったので、もう少しここら辺で観光しますか!
山中湖から西湖の方角に進むと「鳴沢氷穴」「富岳風穴」に到着します。 西湖までは車で5〜10分位の距離でした。 学生時代にここらへんを通ったときに「氷穴」とか「風穴」の文字を見てて、一回行ってみたいと思ってから約35年。。。 初めて観光することができました。 富士山の周囲は大昔の噴火で溶岩流に覆われたため、溶岩流の中にいくつも空洞ができたんだそうですね。 そして現在は氷穴や風穴として観光地になっています。 観光時間はそんなに長くはないのですが、かなり見応えありますよ。 ちなみに鳴沢氷穴と富岳風穴は、ロケーションは近いのですが、徒歩でいくと20分位なんですって。 今日はあちこち歩き回ってすでに足が終わりかけているため、徒歩20分はちびしい〜。 ということで 自動車で移動したのですが、ナビに入れたら、何故か「コウモリ穴」という場所に連れていかれてしまいました>_< |
まずは鳴沢氷穴に到着しましたよ〜。 お土産屋さん兼受付の建物がありました。 ここでチケットを購入してから中に入ります。 ちなみに鳴沢氷穴と富岳風穴をセットにしたチケットもあり、こちらのほうが100円位
お得でした。 せっかく来たので今回はセットのチケットをご購入〜。 さてどんな洞窟なのか楽しみです。
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『鳴沢氷穴は、山梨県南都留郡鳴沢村に立地する溶岩洞。 総延長156メートル、幅1.5〜11メートル、高さ1〜3.6メートル。 1929年(昭和4年)12月17日に旧文部省により天然記念物に指定された。
平安時代初期の貞観6年(864年)、富士山の北西山麓で大規模な噴火活動が発生した(貞観大噴火)。 噴出した膨大な溶岩が徐々に冷え固まる際に、内部の高熱なガス体や冷え切らない溶岩が抜け出すことで形成された 空洞の一つが、この鳴沢氷穴である。 内部は非常に低温で、年間の平均温度は摂氏3度程度である。 地下21mの「木の池」では、氷柱や玄武岩質溶岩群を見ることができる。竪穴環状形の形状になっている。 氷穴内には氷の貯蔵庫がある。 この貯蔵庫はかつて江戸時代には献上するための物品として、大正時代には冷蔵庫の氷など様々な用途で使われていた。 現在は用途が無いため、毎年冬に四角い氷を作り再現している。 国道139号から車道により青木ヶ原樹海へ入った場所にあり、西隣にある富岳風穴とともに富士山麓の天然記念物に指定された。 溶岩洞穴の中では容易に訪れることが出来る。 富岳風穴とともに富士急グループの 富士観光興業が運営している。 by wikipedia』 |
入口付近にはご覧のようなヘルメット置き場があります。 中に入る際はヘルメットの着用が義務付けられているとのこと。 え〜そんなに危ない場所なの!? ちょっとドキドキですよね。
全員ヘルメットを装着完了!! ゲートをくぐったらすぐに洞窟なのかと思ったら2〜3分は富士の樹海を歩きます。 他の観光客もヘルメットをかぶったまま樹海を歩いていますが、なかなかこの風景は異様な感じですね^^; 樹海の中を少し歩くと、そこに氷穴の入口が現れます。 |
入口の前に立つと、ヒンヤリした空気が漂ってきますよ〜。 そういえば受付のところで「最下層の気温は0℃です」と言ってたっけ!? 管理人はすでに汗ビッショリなのでTシャツ1枚で挑みました!
先に入った「岡」氏「西」氏を追って階段を降りていくと・・・ 黒い物体がさーっと通り過ぎました! 多分あれってコウモリだったんじゃないかと思いますね。 そばに「コウモリ穴」ってのもあったしね^^;
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階段を10段位降りますと、そこからは洞窟の中です。 地面は濡れており、なにかジメジメしますね〜。 洞窟の中には高さが1mを切る場所も何ヵ所かありまして、少し気を抜くと間違いなく頭をんぶつけてしまいます。
確かにこれはヘルメットは必須ですね。 これなかったら頭が血だるまになってしまうところですよ。 実際、気を付けて洞窟を進んでいるつもりでも、何かに気を取られていると頭をぶつけちゃうんですよね。 かく言う管理人も
洞窟の中の見事な氷柱に見とれていたら、頭をしこたまぶつけてしまい、頭を持っていかれてしまいましたし、「岡」氏も1回頭を持っていかれたそうですよ。 いやいや危ない危ない^^;
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腰をかがめながら先のほうに進んでいくと、自然の氷のオブジェが見えてきました。 しかし見事な氷柱ですね〜。 これは人工物ではないですね。 青くライトアップされて、お化けのようになっています。
きっと何年も何十年も何百年もかけて形成されたものなんでしょうね〜。 所々にこういうものがあるので、ついつい見とれて頭ぶつけちゃうんですよね^^;
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更に先に進みますと、氷の壁が現れました。 これは間違いなく人工物ですね^^; でもこの洞窟は冷蔵庫としても使用していたとのことなので、洞窟内の温度を保つためのものなのかもしれません。
これだけ空気が冷えていれば、この氷もなかなか溶けなさそうです。
実はこの洞窟内では結構写真をたくさん撮ったのですが、暗くてほとんどがピンボケに・・・ 無念>_< もっと好感度のカメラじゃないとダメかな^^; |
いや〜、こんな洞窟を進んでいくなんてなかなか体験できないですよね〜。 これはなかなかに面白かったですよ。 出口付近に来てみると・・・ おお〜〜! また顔を出す奴がっ!! ここでもいっちょ激写しときますかっ!
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鳴沢氷穴の次は、富岳風穴にやってきました〜。 前述しましたが鳴沢氷穴から徒歩20分はちょっとちびしいので、車で移動しましたが、ナビに入力したのになぜか「コウモリ穴」に案内されてしまいました。 しょうがないから
実際の地図を元に運転し、目的に到着することができました。 やっぱりナビは便利だけど、困ったときは人間が判断しないとダメよねん。
さてさて、鳴沢氷穴と富岳風穴。。。 なんで鳴沢のほうは「氷穴」で、富岳のほうは「風穴」なの?? なんとなくですが管理人は氷穴のほうは洞窟の中に氷があって、風穴のほうは氷がなく風が吹いている。。。と 幼稚園児ほどの理解でおりましたが、実際に色々なサイトを調べてみると、この違いは洞窟がどのようにできたかということの違いなんだそうですよ。 「風穴」は流れ出る熔岩流の上部は内部より先に冷えて固まるが、下部の熔岩流はそのまま流れ続け、その際に上部と下部との間に隙間ができ、固まった空洞が横穴式の洞窟になる。 「氷穴」は噴火の際に巨木などが溶岩流にのみ込まれ、徐々に冷めて溶岩が収縮する際、内部の高熱のガス体や熔岩が噴き出して残した空洞が竪穴式の洞窟です。 鳴沢氷穴は深さが21mもあります。 |
最初は氷穴と風穴の違いを正確に理解していなかったので、こっちの「富岳風穴」のほうはヘルメットはいらないだろう、と勝手に思っていましたが、やっぱりヘルメットは必須でした^^; さっきは黒いヘルメットでしたが、
今度は白いヘルメットになっていました^^;
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入口は風穴も氷穴も似たような感じですね〜。 でも、やっぱり先ほどの鳴沢氷穴に比べると、高低差は少ないような気がします。 更に天井の低いところも鳴沢氷穴より少ないです。 でも空気は同じようにヒンヤリして
おり非常に気持ち良いです。 先ほどまで汗がビショビショだったので、非常に良い感じ^^ でも湿度が高いような気がするので汗はなかなか乾かないですね^^;
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こちらも氷の壁が作ってありましたよ。 いや〜気持ちいい〜。 地面が凍っている場所もあり、危うくすっころんで後頭部を痛打して、名誉の戦死を遂げて2階級特進になるところでした。 危ない危ない。 やっぱり
ヘルメットは必需品ですね。
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洞窟の一番奥は冷蔵庫になっているようで、棚が作ってありましたよ。 写真の棚にも箱などが置いてありましたが、実際に中は入っているのかな!? ちなみに昔はお蚕の貯蔵や種子の保存にしようしていたそうですよ。
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あ〜富岳風穴もなかなかのものでしたね〜。 洞窟の外に出ればもうヘルメットは必要ないのですが、「岡」氏は「何があるか分からない!」ということで最後まで装着したまま去っていきました^^
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いや〜こっちの風穴も結構見応えタプ〜リですね〜。 しかし、氷穴と風穴は奥の方は気温が低く、係員さんも「上着を着てくださいね〜」と言っていましたが、やっぱり管理人は底に降りても汗ダラダラでした。 結構かがんで
歩いたり、階段の登り降りがあるので、それだけで汗ビショビショになっちゃうよね^^
駐車場に戻ると売店でお土産を買ったり、ソフトクリームをご購入〜。 そして! 国分寺連合の旅行のお土産と言えば「西」氏のTシャツです! 今日はここまで色々な場所の売店でTシャツがあるか見ていたのですが、 ど〜もお気に召すTシャツがなかったのですよねぇ。。。 でもこちらの売店では! 「富士山Tシャツ」をゲーット! そしてもちろんソフトクリームもゲーット! いやいや「西」氏がTシャツを買うと管理人まで 達成感を感じてしまいますね〜^^ |