今回の旅行で最初にやってきたのは和歌山城です。 国分寺連合の旅行と言えば、やっぱり城ですよね。 これまで行ったほとんどの旅行で1回以上は城を訪れています。 今回は徳川御三家の紀州徳川家の
居城である和歌山城にやってきました〜。 今回初めて見る城なので楽しみにしていたのですが、数日前にNHKの番組で丁度和歌山城を訪れる番組をやっていて、それを偶然見ちゃったんですよねぇ。
初めて見る感動を味わいたかったんだけどなぁ。。。 でもテレビで見るのと実物を見るのとでは迫力が違うから^^
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和歌山城は、和歌山県和歌山市一番丁にある平山城である。 徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城である。 城跡は国の史跡に指定されている。
豊臣秀吉の弟・秀長は、1585年(天正13年)の紀州征伐の副将として参陣し、平定後に紀伊・和泉の2ヶ国を加増された。 当時は「若山」と呼ばれたこの地に秀吉が築城を命じ、自ら「吹上の峰」を 城地に選定し縄張りを行った。 普請奉行に藤堂高虎、補佐役に羽田正親、横浜良慶を任じ、1年で完成させた。 この際に和歌山と改められている。 1600年(慶長5年)、関ヶ原の戦いの後、東軍に属した桑山一晴は正式に紀伊和歌山に2万石を与えられたが、まもなくして大和新庄藩に転封となった。 その後、同じく東軍に属した浅野幸長が軍功により 37万6千石を与えられ紀州藩主となり入城した。 幸長も引き続き城の改修を行っている。 1605年(慶長10年)頃、下見板張りの天守が建てられた。 その後、長晟が土塁から石垣に改修した。 1619年(元和5年)、浅野氏は改易となった福島正則の後、広島藩に加増転封となった。 代わって徳川家康の十男・頼宣が55万5千石で入城し、南海の鎮となる御三家の紀州徳川家が成立した。 頼宣は兄の2代将軍徳川秀忠より銀5千貫を受領し、これを元手に1621年(元和7年)より城の改修と城下町の拡張を開始した。 しかし、この改修が大規模であったため幕府より謀反の嫌疑をかけられるほどであった。 by wikipedia |
門をくぐって入城します〜。 こちらは不明門にある駐車場です。 門自体はそんなに大きくないですが、歴史を感じることができる趣深い形をしておりますね〜。 そうそう和歌山城は今年で天守閣再建60周年 なんですって! 城内のあちこちに60周年の幟が立っておりました。 |
駐車場に車を停めてお城に向かいます。 駐車場のすぐ脇から階段が出ておりまして、そこから城へと登っていきます。 階段はそんなに長くはありませんで、ものの3〜4分歩いただけで城の一部が
見えてきます。
最初に見えてくるのは「天守曲輪」。 この和歌山城は天守は大天守と小天守が連結式に建てられ、更に天守群と2棟の櫓群が渡櫓によって連ねられた連立式と呼ばれるものなんだそうで、 姫路城、松山城と並んで日本三大連立式平山城の一つに数えられているんだそうですよ。 なので大天守から渡り廊下が出ていて少し変わった形をしています。 |
駐車場から「新裏坂」という坂を上って行きます |
少し坂を上ると城壁が見えてきますよ〜 |
天守も見えてきました! |
こちらが城内への入口です |
さっそく城の中に入ってみましょう。 大天守は3階建てになっておりまして、各階に鎧や鉄砲、書物、陣羽織などが展示してありました。 こういう展示物って撮影禁止のところが多いのですが、 和歌山城ではほんの一部撮影不可のものがあっただけで、ほとんど撮影OKでした。 とても良心的でいいですね〜。 |
入口を入ると天守曲輪の内側に入ることができます |
白虎の置物です。なぜかお金が投げられていました |
折りたためる鎧と兜なんだそうですよ |
郵便配達人が身を守るための銃なんだそうです |
井桁紋陣羽織と漆塗りの長刀 |
見事な造形の瓦 |
途中の階から天守曲輪を撮影してみました |
こちらも途中の階から櫓を撮影しました |
茶道具などを入れた葵紋人長持 |
炭で書かれているのでしょうか。見事な絵です |
城の見取り図です |
これは大名行列で使うやつですね |
大天守の最上階からは和歌山の街並みがとても綺麗に見えましたよ。 和歌山城は丁度紀伊半島の西側に位置するのですが、城からは海もよく見えました。 方角によって随分と見える景色が違うんですよね。 でも最上階って結構狭かったですよ。 紀州御三家の1つの居城にしてはちょっと小さいかな!? |
こちらが天守の最上階 |
城の1階からは渡櫓を通ることができます。 廊下には日本の城の写真がずらりと飾ってありました。 この城の写真ってどこの城に行っても必ず飾ってあるんですよね〜。 各地の城の写真を見ると、
大分行ったことのある城が増えてきましたよ。
また廊下には見事な虎の屏風が飾ってありました。 張り紙を見ると・・・なになに、なんとこの屏風はNHKの大河ドラマ「8代将軍吉宗」で使用したものなんだそうです。 ここで「西」氏から秀逸な ダジャレが! 「大河だからタイガーなのか〜」ドンドンドンドンパフパフ、「西」氏さえまくってますっ^^ |
こちらが渡櫓の内部です |
こちらが大河ドラマで使用した「虎襖絵」 |
城内を見学した一行は、和歌山城がバッチリ映えるポイントに向かうことに。 ここは本丸御殿跡。 ここに住居があったのですね〜。 だからなのか知りませんが、ここからの和歌山城はとても綺麗に
バランスよく見えますよ。 きっとお殿様もここから城を眺めていたんでしょうね〜。
全然関係ないのですが、ここ和歌山城にはソフトクリームとかフランクフルトとかTシャツとか浮ついたものがあまりなかったのですよね〜。 管理人はすっかりソフトクリームを食するつもりだったのですが・・・ ただ城内で張り紙があって、入場券を見せればソフトクリームが150円になるって書いてあったんですよね。 どこなのか探したのですが、どうやら更に先にある博物館に入らないとダメみたい。。。 今日は相当な距離を移動する必要がありまして、時間が迫っていたので今回は勘弁してやることにしました。 和歌山城。。。なかなか良いお城でしたね〜。 |
天守の撮影スポットになっている本丸御殿跡 |
和歌山城の天守が一望できますね〜 見事な眺めです |