海 中 観 光 船

洲崎灯台、洲崎神社、房総フラワーラインを満喫した後は、再び館山市の中心街に戻って参りました。 館山の中心からほど近い港から水中観光船なるものが出ています。 この船は、船底にも席があり、更に両舷に 窓ガラスが埋め込まれているため、あたかも海中散歩をしているような気分を味わえます。 館山の海に棲んでいる生物は非常に豊富と聞きますので、どんな景色が見られるのか非常に興味深いです。

海中観光船のHPを見てみますと、クマノミやミノカサゴ、メバル、クロダイ、カゴカキダイ、ネンブツダイ等が見れると書いてありました。 多分季節によっても違うと思うんですけどね。 でもこれってボート釣りで 釣れる魚が多いじゃん>_< ただ魚自体は釣りでよく見ますが、実際に泳いでいる姿って見た事ないんですよね〜。 特にどのようにエサを食するのかなどジックリ観察して釣りに活用したいと思います。



〜 渚 の 駅 た て や ま 〜

海中観光船の乗場が館山市街からすぐの「夕日桟橋」と書いてあり、住所も載っていたので、車のナビゲーションシステムに住所を登録して行ったのですが、ゴール地点に到着してもそれらしい桟橋が見当たりません。  ということで、すぐ目の前にあった「渚の駅たてやま」に停めて夕日桟橋を探すことにしました。




こちらの施設はお土産なども売っていますし、館内に簡易水族館もありました。 巨大水槽の中には、イシガキダイやイシダイなどが悠々と泳いでいます。 また海側に出ると、そこには雄大な東京湾が!  なななんと気持ち良いんでしょう〜。 2階に上がることもできまして、そこからも大海原を見ることができます。 風も気持ちいいし、最高ですね〜。


かなり大きな水槽です。



ガラス張りになっているので
魚がよく見えます


テラスからの景色


どうやら海中観光船は写真の右側の
先の方まで行くみたいです


なななと! ここにも必殺のソフトクリームが販売されていました。 どうやらここらへんは「枇杷」が有名らしく、枇杷ソフトがお薦めのようです。 でも管理人は普通のソフトクリームの味もしてほしいので、 お約束のミックスをご注文しました。 どんなミックスを食してもそうですが、白いソフトクリームはもう一方の味がどんな味でもよく合いますよね。 枇杷にもベストマッチで超まいう〜でした。


枇杷ソフトクリーム(ミックス)


ソフトクリームを舐め舐めしながら海側を散歩していると、端の方から堤防が伸びているのが見えました。 しかもその先にピンク色の船が・・・ もしかしてあれば夕日桟橋か! ということでお嫁さんが 見に行ってみると、大正解〜。 ここが出船場所でありました!

この桟橋は結構長いです。 徒歩でいくと先のほうまで10分位はかかるかもしれませんね。 ここは釣りもできるみたいで、途中で釣竿を持った少年たちが自転車で先端のほうに向かっていました。 






〜 海 中 観 光 に 出 立 〜

出船場所に到着しました〜。 こちらの料金は1人2,750円と結構お高いのですが、事前にHPで予約することで料金も割引してくれます。 1ヶ月前割引と1週間前割引とありまして、1ヶ月前割引だと 1,800円になるので、約1,000円もお得です。 一週間前だと2,100円なので650円の割引。 管理人が予約したのは1週間前だったので、3人で2,000円近くお安くなりました。 お得になるんですよ。 是非ご来店する際は事前予約をお薦めします。


夕日桟橋のモニュメント


こちらが海中観光船です。 なにやらかわいらしい形の船ですね〜。 上部デッキで見学することもできますし、下に降りて船底で見学することもできます。 所要時間は約50分位です。 少し長いように思うかも しれませんが、海中見ているだけであっと言う間に時間が経ってしまいますよ。 


海中観光船を前から

後ろからの姿


さ〜港を出発しました。 船底の席は船の中心に椅子がありポイントに到着するまでは上部デッキで景色を楽しみます。 ポイントまでは約15分かかります。 




やっぱりこのサイズの船だと、フェリーからの眺めとは随分違いますね〜。 海面がすぐ目の前にあって、さながら釣りボートの感じです^^ 桟橋を出港ししばらくすると、自衛隊の駐屯地が・・・ って ここはなんか見たことがあるな〜。。。 そうだ! 以前国分寺連合で館山に釣りに来たときの岸壁だ! いやいや懐かしいですね〜。 まさかここを海側から見るとは思いもよりませんでした。 





ポイントに到着しましたので、全員船底に移動します。 サンゴなども見れるかと思いましたが、今回はサンゴはなかったですねぇ。 ポイントは沖ノ島と呼ばれる小さな島にほど近い場所です。  水深は5〜10m付近をゆっくり進みます。 最初は何もいませんでしたが、いきなり小魚の大群が!! 船長さんの話しによりますと、これはカタクチイワシなんだそうです。 なんでも南海にカツオ漁に行く漁船の 多くは館山沖でカタクチイワシ(エサとして使用)を獲ってから出陣するそうです。 それほどイワシの多い海域なんですね。


船底のほうはこのような感じです。


イワシの大群がっ!

しかしすごい数ですね〜


イワシの大群が去ったあとは、メジナやスズメダイの大群がやってきました。 なんでいきなり大群がやってきたかというと、船上から船長さんがオキアミをばらまいてくれていたからです。 もう魚達はオキアミに 夢中です^^ 魚のほとんどがメジナやスズメダイでしたが、時折、50cm級のクロダイや、良型カサゴ、メバルも見ることができました。 メバルといえばさっき食ったばかりです>_<





海中散歩は20分位だったでしょうか。 その後はまた船上に戻って、夕日桟橋へと向かいます。 途中、海面にナブラが立っていましたが、あれは大きい魚にイワシが追われていた模様。 デカイ魚の魚影も確認する ことができました。 しかも海面に上昇してきたイワシを海鳥たちが啄んでいました。 この鳥は釣りしている最中にもよく登場するカモメみたいです。