崖 観 音 船 形 山 大 福 寺

当初の予定ですと、フェリーを降りたら富津館山道で館山に向かう予定だったのですが、管理人のパーフェクトスケジュールより若干早かった(全然パーフェクトじゃない・・・)ので、一般国道を南下して館山に 向かうことにしました。 実は先週先々週とテレビ、徳光さんがバスでブラリする番組をやってたり、アド街ック天国で館山を特集していたので、今日はもしかしたら混んでいるかも!?と思っていたのですが、 国道はガラ空きでしたよ。 南房総は信号も10数分に1回位しかないのでほとんど止まりません^^ ただ皆さん安全運転なので、時速は50km/h巡航位でしょうか。 とてものんびりと景色を楽しみながら 運転することができました。

ゆるゆると運転していると、テレビでも流れていた有名なお寺を発見! 元々、館山に来たら行ってみたいと思っていたお寺だったのですが、スケジュールの関係上泣く泣く諦めていたところだったんです。  国道から脇に外れた小路を進みますと、そのお寺が現れます。 こりゃ〜すごいですね〜。 何でこんなところにお寺を建てようと思ったのか・・・ 通常はこの崖の上の寺まで行くことができるのですが、 現在工事中で下から見学するだけになってしまいましたが、将軍も膝があまりよくないので、登れなくて正解でした。




崖観音で知られるこの寺は、普門院 船形山 大福寺と称し、真言宗智山派に属する寺院です。  境内の船形山の中腹に浮かぶ朱塗りの観音堂は「崖の観音」と呼ばれ、地元民や近隣の人たちから信心され参拝されています。

この観音堂の本尊は、十一観世音菩薩で船形山の崖の中腹にある祠に刻まれています。  この本尊は、養老元年(717年)に行基(668〜749年)が東国行脚の折に神人の霊を受け、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、山の岩肌の自然石に十一観世音菩薩を彫刻したと言われています。  その後、慈党大師(794〜863年)が当地に来錫した折に堂字が建設されたと言われています。 

江戸時代になり承応2年(1653年)2月に観音堂が火災にあい、朱印・什宝・伝記等すべて失いました。  正徳5年(1715年)には観音堂が再建され、朱印も復旧されましたが、明治43年の大豪雨により土砂崩れにあい本堂・庭園とも倒壊してしまいました。

さらに大正12年の大震災で観音堂・本堂が倒壊し、現存の御堂は大正14年に、本堂は昭和元年に建てられ現在に至っています。 大福寺HPより




いや〜、すごいですね〜! この崖の上のお寺は少し離れたところからも見ることができましたよ。 山の断崖絶壁の中腹あたりに建っています。 っていうか張り付いています。。。って感じかも。。。  崖観音に行くためには何百段あるかも分からない階段を上がっていくみたいですが、ぶ〜で〜の管理人では絶対に無理っぽいです。





大福寺のお寺は崖観音の麓に建っています。 管理人達が写真を撮ったりしている間にも、何台も車がやってきます。 工事中で崖観音まで上がれないことを知って皆さんガッカリしていましたね。。。  登れないだけなら良いのですが、遠目に見ても工事用のパイプ等が組んであるので、雰囲気台無しです>_<