諏訪大社 下社 春宮

カナディアンロッキーでもう膨満感です^^ やっぱりまいう〜な食べ物を食した後は気分が良いですね〜。 さ〜次は諏訪大社に参りますか! 管理人は全然知らなかったのですが、諏訪大社というのは1つの場所にあると思ったのですが、 実は上社と下社と2種類あることが判明!! しかも上社には本宮と前宮の2つ、更に下社にも春社、秋社の2つがあり、それぞれ本宮と前宮も、春社と秋社も少しづつ場所が異なるんですよ。 皆さん知ってました!?

実は管理人は諏訪湖に来るのは今回が2回目なんですよ。 十数年前になるでしょうかね〜。 管理人が勤めていた会社の同僚が結婚して、諏訪に移住したときに会社の友人の「天」氏と来たことがあるんですよ。  そのときも大雨だったのですが、確かそのときに諏訪大社に関連のある観光地に連れてきてもらったんですよね〜。  以前来たときはどこに連れていってもらったのでしょうかね〜。  当時はデジタルカメラもないしHPも書いてなかったので記録がないのですが、確か御柱(飾られている状態の木)を見たような・・・ 御柱というのは、諏訪大社における最大の行事で、正式には「式年造営御柱大祭」と言います。  寅と申の年に行なわれる式年祭で、長野県指定無形民俗文化財に指定されています。 日本三大奇祭のひとつとされています。 なななんと〜! こんなところにも管理人の大好物の「日本三大〇〇」がありましたよ!!



カナディアンロッキーから車で約30分で諏訪大社 下社 春宮に到着しました。 今回の旅行で唯一駐車場待ちをした観光地です。 春宮の手前に無料の駐車場があったのですが、他に駐車場がないみたいで、結構混んでいたんですよ。  駐車場の手前で4〜5台の車が待っていました。 でも意外と回転がよくて、どんどん駐車場に吸い込まれていきます。 我々も待つこと10分ちょっとで駐車場に停めることができました〜。 駐車場から諏訪大社の鳥居までは徒歩2分。  とっても近いですね〜。 さ〜それでは春宮にお参りしましょうか〜。

ちなみにこの大鳥居は御影石でできているんだそうです。 建立は万治ニ年(1659)と推定され、境外にある万治の石仏(後述します)と同じ作者と言われているそうです。



立派な鳥居を潜り抜けまして、ほんの少しだけ歩きますと、目の前に「神楽殿」が姿を現します。 この「神楽殿」は、ご神前にお神楽を奉納するための建物で、落成は江戸時代前期の天和年間(1681〜1684)頃のものだそうです。



神楽殿から少し視線を右にずらしますと、小さなお社が2つポツンと建っていました。 右のほうは「上諏訪社(末社)」と言いまして、御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)です。 字のとおり上社の御祭神をお祀りしているんだそうです。  そして左側は「若宮社(摂社)」と言います。 こちらの御祭神は建御名方彦別命(たけみなかたひこがみわけのみこと)です。 お諏訪さまの御子神十三柱をお祀りしているんだそうです。 


こちらが「春宮一之御柱」です。

こちらが「春宮ニ之御柱」です。

お社から少し本殿に向かうと、なななんとっ! 「御柱」を発見しました!! 御柱の横の札を見てみますと・・・ 何々「春宮一之御柱」と書いてありますよ。 しかもこの御柱と反対側には「春宮ニ之御柱」もあるではありませんかっ!  管理人は御柱って1本だけなのかな〜と思っていましたが、何本もあるんですね。 しかも・・・お察しのとおり、他の諏訪大社 本宮、秋社にも複数本を発見することができました。 

御柱は樹齢150年をゆうに超えるモミの大木です。 山の中から、選ばれた16本のモミだけが御柱となり、里に曳き出され、7年毎の寅と申の年に諏訪大社の社殿の四隅に建てられます。  宝殿の造り替え、そして御柱を選び、山から曳き、境内に建てる一連の行事を「御柱祭」と呼び、 諏訪地方の6市町村の氏子たちがこぞって参加して行われます。 by 諏訪大社HPより



こちらには立派な杉の木が立っていましたよ。 こう言っちゃぁ罰当たりですが、この手の杉の木はどこの神社に行ってもありますよね。 ちなみにこちらの杉の木は「結びの杉」と言われています。 この杉の木は先で二又に分かれていますが、 根元で1つになっていることから「縁結びの杉」と言われているんだそうです。。。 他のところでもこれと似たような文章を読んだことあるな^^;



二本の御柱に挟まれるように「拝殿」が鎮座しています。 こちらも立派な建物ですね〜。 派手さはありませんが、厳かさはかなりのものですよ。

ここ下社春宮は、毎年2月〜7月に祭神が祀られているため、春宮と呼ばれているとのこと。 境内は社殿3棟が国の重要文化財に指定されています。


〜 万 治 の 石 仏 〜

旅行前にインターネットで観光地を検索しているときに、こちらの諏訪大社の春宮には、すぐそばに「万治の石仏」という有名な観光地があるという情報を得ていました。 この「万治の石仏」というのは、 明暦3年(1657)、諏訪高島三代藩主忠晴が、諏訪大社下社春宮に遺石の大鳥居を奉納しようとした時のこと。 命を受けた石工がこの地にあった大きな石を用いようとノミを打ち入れたおり、はからずもその石から血が流れ出たんだそうです。  驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立された・・・とされているのがこの石仏なんだそうですよ。 不思議なお話ですね〜。



春宮から万治の石仏までは、徒歩で5分少々というところでしょうか。 春宮の参道の途中から少し横にそれる道がありまして、そこをトコトコ歩き、赤い橋を渡るとほどなく到着します。 石仏の近くまで行くと、なななんと、5〜6組の観光客が行列していました。  春宮自体はそんなに混んでいなかったのにね。 でも何でこんなに行列ができているのか、その理由は後で分かりました。



行列に並ぶこと約10分少々でしょうか。 ようやく石仏の前まで到着しました。 なんだか大きな石の上に顔を形どった小さな石が乗せられていますよ。 なんだか少しかわいらしい感じもしますね^^

先ほど何で行列するか分かった、と申しましたが、その理由はこれです。 この式物に対するお参りの仕方の手番が多いんですよね^^; 具体的にどのようにお参りするかと言いますと次の通りです。
 @正面で一礼し、手を合わせて「よろずおさまりますように」と心で念じる。
 A石仏の周りを願い事を心で唱えながら時計回りに三周する。
 B「よろずおさまりました」と唱えてから一礼する。

だそうです。


スタート地点からの距離感はこんな感じ

三周回っている最中です

さ〜それでは、スタート地点に立ちましたので、心の中で「よろずおさまりますように」と唱えました! そして時計回りに3周っと・・・ いかん〜!!! 何周回ったのか数えていたら、願い事を唱えるのを忘れてしまった〜い。  一応3周回って「よろずおさまりました」と唱えたのですが、肝心の願い事を忘れちゃったらねぇ・・・ 大失敗です>_<