道の駅オリーブ公園

寒霞渓の景色を堪能した後は、道の駅オリーブ公園に向かいます。 寒霞渓のこううん駅から山を下って、海沿いに出てから国道を通ってオリーブ公園に向かいます。 小豆島の道路は国道436号線が島の周囲を通っており、 更に寒霞渓を中心に南北、西に向かう道路が通っています。 なので大体どこの観光地に行くのにも国道436号線で目的地の近くまで到着することができます。 今日も何度も436号線を行ったり来たりしましたよ^^;

さて次に向かう道の駅オリーブ公園ですが、小豆島ってのはオリーブの生産で有名なんですよ。 瀬戸内海は温暖でその気候を活かしてミカンやスモモも生産されているそうです。 今回ご来店した道の駅オリーブ公園には 約2,000本のオリーブの木があるんだそうですよ。 オリーブというのは地中海地方が原産とのことで、ここオリーブ公園も建物や銅像などギリシャを意識した造りになっていました。  公園内は非常に広く、オリーブ記念館を中心にオリーブ畑や、風車、多目的広場、レストラン、お土産屋等様々な施設がありました。




〜 オ リ ー ブ 畑 〜

寒霞渓のこううん駅から20分位で道の駅オリーブ公園に到着しました。 オリーブ公園の中で中心となっているのが「オリーブ記念館」。 この中にオリーブの歴史を展示した資料館や、レストラン、お土産屋など主だった施設が集まっています。  昼食をここのレストランで食そうと思っているので、まずは記念館の周辺を散策することにしました。 道の駅オリーブ公園は、海沿いの道から少し山の方に上ったほうにあります。 記念館の西側には広大なオリーブ畑が広がっていました。  更にギリシャを意識した風車なども建てられていましたよ。

オリーブっていうのは、「オリーブ」っていう品種が1つだけあるのかと思っていたのですが、実際はいくつもの品種があるんだそうです。 オリーブ畑には品種毎にネームプレートがかけられていましたよ。 最初は何の名前かな??と思っていましたが、これが品種だったとわっ^^ オリーブは目的によって適した品種があるみたいなんです。 まず1つ目の用途は「垣根」。 これに適したオリーブは「ネバディロブランコ」という品種、また2つ目の用途「庭木」にするなら「ミッション」「ルッカ」等、そして最後の用途 「実を楽しむ」なら「マンザニロ」「ミッション」等々。 こんなに用途と種類があるんですね〜。 ここのオリーブ畑には「ミッション」「ルッカ」などの文字を見ることができました。






オリーブ畑を抜けますと、ギリシャ風車が現れます。 なかなかオリーブ畑の緑に白い風車が合っていますね〜。 この風車の周りでは、観光客がホウキにまたがって写真撮影をしてましたよ。 それも一人や二人じゃなくほとんどの人が。  後でオリーブ記念館でみてみたら、どうやらここは「魔女の宅急便」の実写版を撮影したところらしいんですね。 なのでオリーブ記念館の中に貸し出し用ホウキ(貸出料無料)が何本もぶら下がっていましたよ^^ なるほど皆さんこれにまたがっていたのか〜。




オリーブ畑は周回できるように遊歩道が整備されていました。 公園自体が少し小高いところに建っているので、そこからの眺めも非常に良い感じ。 やはり島ということもあり、周囲は海や島々の景色が見渡せます。  でも島なども場所によって異なるので、どこのスポットでも同じ景色なことはありません。 結構こういうところ好きなんですよね〜。 ここも老後に住みたい土地の候補です^^




遊歩道を歩いていますと、大きな石碑がありました。 よく見てみると「オリーブ発祥の地」と書いてあります。 すぐ脇に説明書きがありましたので、文字に起こしておきます。 「明治41年 香川県は、農商務省指定オリーブ栽培試験の委託を受け、この地にオリーブを栽植 水野邦次郎ほか地元民の強力により幸いにこれが成功をみ わが国オリーブの発祥地となる  以後 官民一体の努力が実りオリーブは県花 県木に選ばれた」だそうです。





〜 オ リ ー ブ 記 念 館 〜

オリーブ畑を散策して、オリーブ記念館に戻ってきました〜。 オリーブ畑は結構広くて、30分位は散策したでしょうか。 そろそろ腹が減ってきしまいましたよ。 ここオリーブ記念館にはオリーブオイルを使用した料理を出してくれるレストランがありますので、 早速頂いてみたいと思います。 あれっソフトクリームの置物もあるぞ〜! これは絶対に食さなければ〜!

こちらのオリーブ記念館もこれでもかってくらいギリシャを意識していました。 建物自体もなんだかギリシャっぽいし、玄関を入ったらすぐアテナの石像がお出迎えしてくれます。 お土産コーナーもオリーブや小豆島名物の醤油をもとにしたお土産が沢山並んでおりました。


こちらがオリーブ記念館です。


玄関に入るとアテナがこんにちわ


記念館の隣の建物もギリシャ風

おお〜ポストが緑色していますね


オリーブ記念館の1階奥にオリーブの資料館が併設されていました。 資料館にはオリーブの種類の説明や、オリーブオイルができるまでの行程の紹介、またオリーブの木の原木の展示などがされていました。 


さ〜それでは散々じらしておりましたが、昼食タ〜イムッです! 昼食は事前に調査していたのですが、結構迷っていたんですよ。 小豆島には「ひしお丼」という名物料理があるみたいなので、それを食してもよいかな〜と思っていたのですが、 ちょっと内容がイマイチ好みじゃない・・・ ここオリーブ記念館にももう一つ「ひしお丼」を出すレストランが入っていたのですが、やはり内容が今一つだったので、今回はOLIVAZというお店にご来店することにしました。  ちなみに「ひしお丼」の定義は以下3項目を満たしているものだそうです。 @「醤の郷」で作った醤油やもろみを使っていること、A小豆島の魚介、野菜やオリーブなど地元の食材を使っていること、B箸休めはオリーブか佃煮を使っていること。  俺達は肉が喰いて〜んだよ。 肉がぁぁぁ。 ウリィィィィ。

ということで、オリーブ記念館の2階に入っていた「OLIVAZ」というお店にご来店です〜。 ご来店は12:30頃でしたが、店内は空いていますね〜。 というか観光客自体あんんまりいない・・・ 


お店の入り口です


お店の雰囲気


こちらのお店は食事処というより、カフェって感じで、食事のメニューは3種類のみです。 1つは管理人がご注文した「チリンドロンライス」というメニュー。 こちらは野菜と鶏肉をトマトソースで煮込んだスペインの郷土料理のチロンドロンをヘルシーな十五穀米で楽しむ料理。  もう一つはお嫁さんがご注文した「サラダピザ」。 こちらはフレッシュ野菜とベーコン、パルメザンチーズ等をタプ〜リの自家製トマトソースで焼き上げたものです。 真ん中に温玉が乗せてあるのもいいですね〜。 最後3つ目がイタリアトスカーナ地方のおふくろ料理「リボッタースープ」です。 このスープは今回は頂いておりません。



今回ご注文した「チリンドロンライス」「サラダピザ」を2人でシェアしながら頂くことにしました。 チリンドロンライスの鶏肉を煮たやつですが、これが猛烈にまいう〜だったんですよ。 元々トマトベースの煮込み料理は 好きなのですが、鶏肉の味付けが抜群です。 きっとオリーブオイルなども入れて煮込んでいるのでしょう。 これが十五穀米と合うんですよ。 こちらのほうも温玉が乗せてあるんですが、玉子を崩して頂くとまろやかになり更にまいう〜になります。  これは一口で好きになりましたね!


「サラダピザ」のほうですが、生地は少し厚みのあるパンのような生地でした。 この上にトマトソースを塗り、野菜達をふんだんに乗せています。 所々にベーコンのカリカリが散りばめられているのがアクセンとになって良いですね〜。  アツアツで出してくれるので、ハフハフしながら頂くのがまた良い感じ。 普段はお嫁さんはあまり生野菜は食さないのですが、これはモシャモシャ食しておりました。 これもまいう〜!


そして〜! 最後は食後のデザートだぁぁ〜〜! 先程昼食を頂いたOLIVAZのすぐ下に売店がありまして、そこでソフトクリームを販売しておりました。 説明を読んでみますと、こちらのオリーブソフトクリームは、 オリーブ葉の粉末を使用したものなんだそうですよ。 てっきりオリーブオイルが入っているのかと思っていたのですが違ったみたい。 葉の粉末を入れているだけあって、クリームの色は薄緑色をしています。 食した感じは 普通のソフトクリームと変わりませんでしたが(バカ舌)、なめらかで非常に濃厚クリーミーソフトクリームでした。 大満足です^^