横浜駅 ⇒ 高松駅

今回の旅行は電車の旅。 現地ではレンタカーを借りていますが、横浜と高松の行き来は全て電車です。 電車と言っても行きと帰りでまた違うんです。 行きは寝台列車の「サンライズ瀬戸」で一気に高松にいきます。  一方の帰りは高松から岡山まで特急で移動し、岡山からは新幹線で一路新横浜に向かいます。 いや〜しかし寝台列車に乗るなんて30年ぶり位ですよ。 非常に楽しみです。 旅行前に同じサンライズ瀬戸に乗った人の ブログを見たら、楽しみとワクワクでほとんど眠れなかったとか。。。管理人も同じになりそうです^^;

寝台列車に乗る前に横浜駅で腹ごしらえしてから参ります。 サンライズ瀬戸の横浜駅出発時刻が22:24でしたので、横浜駅の相鉄ジョイナスの食堂街で夕食を頂きました。 いつも旅行のときのHPは空港とか高速道路のPAから始まることが多いのですが、 いきなり料理屋さんから始まるのって初めてかもね^^ 少しでも寝れるように食事と一緒にビールちゃんも一緒に頂いちゃおうと思います〜。



〜 勝烈庵 相鉄ジョイナス店 〜

久々に横浜駅の相鉄ジョイナスにやってきました。 相鉄ジョイナスというのは、相模鉄道横浜駅の駅ビルのことです。 地下2階、地上8階のビルで、2階には相鉄線の駅があります。 地上には専門店街が並び、地下にはグルメ街が並びます。  昔、横須賀に住んでいた頃は大学への通学途中でたまに訪れていたのですが、混んでいるところが嫌いな性格のため、最近では横浜自体にあまり来なくなっておりました。 久々にジョイナスを歩いてみると、昔に比べて大分綺麗になりましたね〜。  なんでも2015年にリニューアルしたんだそうですよ。 どうりでね^^

今日は相鉄ジョイナスの地下街にある「勝烈庵」さんにやってきました。 こちらは関内に本店があるトンカツの専門店です。 関内の本店にはご来店したことがあるのですが、相鉄ジョイナス店は初めてのご来店です。  なんと勝烈庵さんは創業は昭和2年なんですって! お店のHPを見てみますと、こちらのトンカツは、外国人コックが関内にもたらしたカツレツを初代庵主が和風カツレツとして完成させたんだそうです。  ラーメンもそうですが、外国からきた文化をより進化させ独自の文化として発展させるのってすごいことですよね〜。


お店の外観



ロースカツ定食


勝烈定食


ビールちゃん


抹茶アイス


現在の時刻は20:50頃。 この時間でもジョイナスの飲食街は混雑していましたよ。 中には行列ができている店もありました。 勝烈庵さんも例外ではなく、ほぼ満席ですがなんとか2人掛けの席が空いていたので座ることができました。  さてさて、ビールちゃんは最初からご注文する気満々だったのですが、食事の方はどうしようかな〜。 店の名前がついている「勝烈定食」もいいな〜。。。 「ロースカツ」も喰いたいな〜。。。 散々悩んだ結果、今日は管理人は「勝烈定食」&「ビール」を、 お嫁さんは「ロースカツ定食」&「抹茶アイス」をご注文〜^^ ちなみに「勝烈定食」というのはヒレカツ定食のことです。 そしてお嫁さんとシェアして頂くことにしました。

トンカツ自体はなかなかにまいう〜だったのですが、変わっているのがソースですね。 甘口と辛口の2種類のソースがありましたが、どちらも独特の味付けです。 このソースが勝烈庵さんの売りの一つでもありますが、フルーティなソースなんですよ。  このソースは野菜や果物を2日間煮込んで作るんだそうです。 これは他の店では味わえないソースですよ〜^^

定食はご飯と味噌汁、お新香がつきますが、この味噌汁が赤味噌&シジミでまいう〜なんですよ〜。 とんかつの和幸もシジミ汁ですが、やっぱりとんかつにはシジミ汁が合いますね〜



〜 サンライズ瀬戸 出発進行! 〜

勝烈庵でトンカツを頂いたのですが、少し時間があったので、売店で缶ビールやおつまみを購入してからホームに上がりました。 乗り場は東海道線のホームになります。 少し早めにホームに到着しましたが、今日は平日の夜なので まだまだ帰路につく人達でごった返していましたよ。 サンライズ瀬戸がホームに入るまで、2〜3本の東海道線が駅に入ってきましたが、どの電車も混雑していました。 なんだかちょっと申し訳ない気持ちになってしまいます^^;



さ〜ホームのアナウンスでサンライズの放送が入りましたよ〜。 おお〜これがサンライズか〜! そういえばこの車輌って品川の車両基地に停まっているのを何度も見かけたな〜。  このサンライズですが、全部で14両になっておりまして、前7輌が「サンライズ瀬戸」で高松行、後ろ7輌が「サンライズ出雲」で出雲市行となっています。 岡山駅で高松行と出雲市行を切り離し、それぞれの目的地に向かいます。  寝台列車といいますと、昔は電気機関車が客車を引っ張るという感じだったと思いますが、このサンライズは昔のL特急みたいな形をした車輌なんですね〜。 でも確か東北のほうに向かう「はくつる」なんかもL特急のような形をした寝台列車だったと記憶していますので、今回のサンライズも583系の「はくつる」タイプなんですね〜。  いや〜ワクワクしますよ。


停車時間はほんの1〜2分だったでしょうか。 すぐに列車が発車しました。 今回我々が予約した席はツインの個室です。 他にも洗面台なども備えたゴージャスなシングルデラックスや、普通のシングル個室、ノビノビ座席と呼ばれる雑魚寝タイプなど色々選べます。  今回は他の席は見れませんでしたので、ツインの個室をご紹介しましょう。

部屋の広さは3畳分位でしょうか。 決して広くはないですが、2人が寝るだけならばなんの問題もありません。 進行方向と平行にベッドが2つ並んでいます。 ベッドは横幅は1mちょい位、縦は180cm位でしょうか。  管理人の身長が175cmなのですが、結構ギリギリでした。 横幅に関しては普通に寝ている分には問題ないのですが、寝返りをうったりすると下に落ちそうなことも・・・>_< このベッドは椅子に変形などはしないタイプで、 座るときは、そのままベッドに座ります。

頭の方には電気のスイッチ類が並んだパネルがありました。 アラームの機能も備えていましたので、これは便利だったな〜。 またテレビなどは見れませんが、FMラジオ(NHK)を聴くこともできました。 ただお隣の部屋との 壁の厚さが薄いみたいで、話し声などは結構聞こえていましたよ。 なのでラジオもそんなに大きな音で聴くことはできませんね。






ちょっと落ち着いたところで、車内を偵察してきました。 ちなみに部屋に入るドアは暗証キーを設定して鍵の開け閉めができる仕組みになっていました。 最初、車掌さんからカードキーなどを借りるのかと思っていましたが、 なるほどこれなら安心ですね。




車輌は2階建てになっているのですが、廊下部分は1階建てでした。 この廊下は結構狭くて、人ひとり分の幅しかありません。 なのですれ違う時は、部屋に入る階段部分に避けないといけません。 

写真では左側が窓になっており、右側がそれぞれの部屋になっています。 部屋への入口は1階部屋と2階部屋の入口が交互にあり、1階部屋用の入り口は下り階段、2階部屋用の入り口は上り階段になっていました。


こちらがせま〜い廊下です。


共用部分には飲み物の自動販売機がありました。 全てソフトドリンクでアルコール類はないようですね。 また自動販売機のすぐ先には展望ラウンジがありました。 席数は両側合わせて8席位ですが、ここから外を眺めることができます。  我々のツイン部屋は窓がちゃんとあったので、展望ラウンジを使用する必要はなかったのですが、おそらくノビノビ座席の方々はここで景色を楽しむのではないかと思いました。 今回は見なかったのですが、どこかにシャワーもあるんですって。  もちろん有料ではありますが、シャワーがあると助かりますよね〜。


飲み物の自動販売機


展望デッキです


横浜駅を出発して23:00頃には車内放送で「深夜走行に入りますので、アナウンスは朝まで停止します」とありました。 確かに駅に停まるたびにアナウンスがあったらうるさいもんね^^; 最初は東京とか横浜を出発したら、 そのまま岡山までノンストップかと思っていたんですよ。 でも実際は結構色々な駅に停まっていましたよ。 覚えているだけでも熱海駅、沼津駅等。。。 他にも何駅も停まっていました。 通過する駅や夜の町など夜の車窓なども撮影しようとしたのですが、 どうも光が反射してしまって上手く撮れない・・・ なのでご紹介の写真は夜明けの景色(多分岡山県付近)になっています。 通過の駅は「児島駅」と書いてありました。

サンライズ瀬戸の乗り心地・・・というか寝心地についてですが、正直悪いです>_< 最初のほうはゆっくり走っていたので、まぁこれなら寝れそうかな!?と思っていたのですが、都心を離れると徐々にスピードア〜ップ!  それに比例するように、車内の揺れも酷くなっていきました。 お嫁さんも管理人も若干乗り物酔いになっていましたもん。 でもいつか寝れるはず!と言い聞かせ、目を閉じていましたら、いつの間にか寝ていたようです。  でも熟睡感は0ですね。 とても良い経験はできたと思いますが、多分もう乗りません^^;






6時半過ぎに岡山駅に到着しました。 ここでサンライズ出雲との連結を解除して出発します。 岡山駅をすぎると、瀬戸大橋を渡って四国に突入です。 この瀬戸大橋の通過もサンライズの旅で楽しみにしていたイベントの1つ。  瀬戸大橋の通過は6:55頃だったでしょうか。 最初は部屋が1階だったので景色が見えるか心配していましたが、瀬戸内海の島々もよ〜く見えましたよ。 橋を渡っている時間は結構長く10分弱は橋の上だったような気がしますね。  瀬戸大橋からの眺めは非常に良かったですよ。 瀬戸内海に浮かぶいくつもの島々が朝日に照らされて非常に綺麗でした。

瀬戸大橋は、瀬戸内海をまたいで本州(岡山県倉敷市)と四国(香川県坂出市)を結ぶ10の橋の総称である。 1988年4月10日供用開始。 橋梁上部構造部分は、上部に4車線の瀬戸中央自動車道が走り、 下部にJR本四備讃線(愛称:瀬戸大橋線)が通る2階建ての構造である。by wikipedia








〜 高松駅に到着 〜

電車は現地の電車の遅れの影響で10分ほど遅れて高松駅に到着しました。 サンライズ瀬戸の旅は、寝ている時間がほとんどで景色などを楽しむ時間が少なかったかな〜、あと1時間位車窓を楽しむ時間があったらよかったのにな〜^^  さて到着した高松駅は結構大きな駅でした。 そして線路の続きがなく全ての列車の終点になっているみたいです。 てっきり高松駅の先にも駅があるのかと思っていましたよ。 到着すると他の電車も停まっていたので、またあちこちのホームに行って写真を撮りまくっておりました^^

高松駅は、香川県高松市浜ノ町にある、四国旅客鉄道(JR四国)・日本貨物鉄道(JR貨物)の駅である。 駅番号は予讃線がY00、高徳線がT28となっている。  駅の愛称として「さぬき高松うどん駅」が、駅案内パネルには「瀬戸の都、四国最北端の駅」のキャッチフレーズがそれぞれ付与されている。by wikipwdia