季節はもう秋。 ということで最初の目的地は紅葉を愛でに参ります。 海老名を出発したのが7:40。 海老名からは圏央道⇒東名高速と乗り継ぎ、途中足柄SAでトイレ休憩をはさみ、裾野市まで参ります。 東名高速の裾野ICを降りて車で15分位のところに目的地がありました。 現地到着は9:15頃でした。
場所は公園などではなく、CMなどでもお馴染みの「帝人株式会社」の「帝人アカデミー富士」という研修施設になります。 この周辺には今日見学するメタセコイヤを植えた会社さんが多いんだそうですよ。 とても背の高い木ですので、会社が伸びるようにとの思いを込めて敷地にメタセコイヤを植える企業が多いんだそうです。 近くにもトヨタ自動車や他の企業の施設がありましたが、結構な確率でメタセコイヤが伸びておりました。 その中でもここ帝人さんの施設の並木は相当に見事でしたよ。 今まであまりメタセコイヤっていう樹木は知らなかったのですが、言われてみると、色々なところで知らず知らずのうちに見ている木でありました。 樹木の詳細などは後ほどご紹介しましょう。 |
最初の目的地、帝人アカデミー富士に到着しました。 こちらは帝人さんの宿泊研修施設なんだそうですよ。 一番奥には宿泊棟と思われる背の低い綺麗な建物がありまして、そのわきにはサッカー場もありました。 なんでも全日本で活躍していた丸山桂里奈さんもここで練習をしていたんだとか。
今日もお若い女子たちがサッカーの練習に励んでおりました。 なんだか、管理人の前職にもこのような施設がありましたが、景気が悪い中、まだあるんだろうか。。。 このような施設を維持できるとはさすが帝人さんです。
ちなみに帝人株式会社は、よく聞きますが、何をしている会社かって知っている方はそんなに多くはないかもしれませんね。 一番有名なのか繊維事業ですが、その他にも樹脂などを使ったプラスチック製品や、ヘルスケア事業もあるそうです。 今回お邪魔した帝人アカデミー富士は宿泊部屋は30強ありまして、もしかしたら普通の一般の方も利用できるのかもしれません。 宿泊部屋だけでなく、研修室も複数ありますし、食事などもご注文できるようです。 なかなか新しそうでいい建物だな〜。 |
![]() こちらが研修宿泊施設の正面玄関です。 |
バスは帝人アカデミー富士の建物正面に停まりまして、ここから並木道を徒歩で参ります。 こちらの並木道は帝人アカデミー富士の入口から建物の間、約300mはあったでしょうか。 その道の両脇にズラリと立ち並んでいます。
樹木の高さは一体何メートルあるのでしょうか。 並木になってメタセコイヤのトンネルになっているので、並木の中から高さを推し量ることはできませんが、並木の一番端から見ると、20〜30m位はゆうにあるかもね。
こちらの並木は帝人さんの敷地内にあるので、一般の方は入れないようになっています。 今回のようなツアーで事前に了解を頂いている場合や、あるいは事前連絡があれば有料にはなりますが、中に入ることができるようです。 でも最近は、敷地に勝手に入ってきてしまう輩もいるらしく、困っているそうですよ。 どこにでもしょうもないやつはいるのですね^^; |
![]() メタセコイヤ並木の中心位から撮影したトンネル |
メタセコイヤというのは、名前は聞いたことがある位の感じでした。 自宅に帰ってwikipediaで調べてみると、次のように掲載されていました。 メタセコイアは、ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア属の落葉樹。 1属1種。 和名はアケボノスギ。
なるほど〜、ヒノキ科って聞くとちょっと違和感があったけど、スギ科って言われると、なるほど〜と納得しますね。 このメタセコイヤは、当初は化石として発見されるのみで、すでに絶滅した植物と考えられていたそうですが、1946年に中国に現存していることが確認されたんだそうです。
今や日本にもあちこちに生えています。
夏の時期は、葉は緑色をしていますが、冬が近づくと、黄色から赤色へと紅葉していきます。 帝人の方のご説明によると、つい1週間前までは葉の色は黄色だったそうですが、この1週間急に冷え込んだせいで、一気に赤色に変色したんだそうですよ。 赤色ももちろん綺麗ですが、黄色の並木も見てみたかったですね。 この木の形だと、葉の色が黄色いと神宮前の銀杏並木のように見えるのかもしれません。 |
![]() 建物側から見た並木の始発点 |
![]() 葉の色は黄色から赤色に変わり始めていました |
この並木を見るとすんごい綺麗ですが、実際に葉っぱの部分ってどうなっているんだろう。 地面に落ちた枝がありましたので、ちょっと拾い上げてみると、こんな感じでした。
広い葉っぱを想像していたのですが、どちらかというとモミの木のような葉っぱで、線の細い葉がズラリと連なっていました。
また幹のほうも非常に太くて立派ですね。 シュっと真上に伸びて、なんだか小学生の頃に学校に生えていたポプラの木を思い出しました。
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![]() 葉はこんな感じです |
![]() 幹も太く立派です |
ついつい並木が見事なものですから上ばかり見てしまいますが、下のほうも結構よい感じ。 並木の両側は見事なコケで覆われていて、その上にメタセコイヤの葉が落ちています。 ところどころにマツボックリも落ちていましたよ。
マツボックリって松の木の球果だと思うのですが、メタセコイヤにもあるのね。 こっちのマツボックリは松のものよりもトゲトゲしています。 でもこれでクリスマスのリースを作ったりするんだそうですよ。
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![]() 地面は見事なコケの絨毯になっていました |
![]() こちらがメタセコイヤのマツボックリ |
こちらはメタセコイヤを抜けて、帝人さんの建物近くまできたところ。 こちらにはメタセコイヤではなく、モミジの葉をでかくしたような気が生えていました。 これもなかなか綺麗じゃないですか。 ここも地面は見事なコケでおおわれているのですが、係員さんが中に入っても大丈夫と言ってくださったので、絨毯のようにフワフワなコケの上を歩き散策しておりました。
これはパソコンの壁紙にしても良いような写真が撮れましたよ。
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