釧 路 湿 原

朝食が消化されて、胃の中がすっきりしかけたところに、摩周湖でソフトクリーム食ったり、またジャンボ牡蠣を食してしまったので、またまた腹一杯になってしまいました。 もうかれこれ出発時から体重は 3Kgは増加していることでしょう。 ということで腹が満ちた後は、バスで移動し、今度は釧路湿原にやって参りました〜。 厚岸からはバスで約1.5時間位でした。

さて釧路湿原というのも有名ですよね〜。 管理人が「湿原」と聞いて真っ先に思い出すのは「尾瀬」です。 尾瀬と言えば水芭蕉などですよね〜。 ここもそういうのがあるのかな〜と 思っていましたが、こちらの湿原はメインはヨシ、スゲという植物なんだそうです。 この他にもミズゴケなども一部群生しているんだそうです。 これまで初日、2日目と 山、海、滝、湖を見てきましたが、この湿原というのも非常に良い景色ですね。 冬の間はタンチョウなどが越冬するらしいのですが、ここでは残念がら見ることはできませんでした。 

この釧路湿原には色々な展望台から湿原全体を見ることもできますし、小路を散策することもできるそうです。 今日は「北斗展望台」というところから釧路湿原を眺めてきました。  この北斗展望台というのはネットで探してもあまり出てこないのですが、ちょっとした駐車場って感じで、建物の上から眺めるとかそういう感じの場所ではありません。 ちなみにトイレ休憩を取った 釧路湿原展望台は有料の施設で、今日はここには入りませんでした。


湿原は釧路市の北側に広がる。 湿原の大半は、北海道川上郡標茶町と阿寒郡鶴居村、釧路郡釧路町に属する。 湿原の中を釧路川が大きく蛇行しながら流れている。

湿原の大部分はヨシ、スゲ湿原であるが、ミズゴケ湿原も一部あり、食虫植物のモウセンゴケやコタヌキモが生育する。 また、タンチョウやエゾセンニュウ、ベニマシコなどの多くの鳥類の繁殖地・ 休息地となっている。 特にタンチョウの夏季繁殖地が湿原を含む道東各地に広がっているが、冬には釧路湿原へ戻ってきて越冬する。 また、日本最大の淡水魚であるイトウ(サケ科)や キタサンショウウオなどの希少な動物も多く、貴重な自然の残る領域である。

釧路湿原の自然保護は、1935年(昭和10年)8月27日に「釧路丹頂鶴繁殖地」として2,700haが国の天然記念物に指定されたことに始まる。 その後「釧路湿原」を天然記念物の「天然保護区域」に指定したり、 その面積を拡大させるなどして、現在の釧路湿原一帯は「釧路湿原国立公園」の特別地域に指定されるに至った。

かつては湿原を農地化する試みも行われていたが、現在は湿原の開発よりも保全に目が向けられており、湿原内では国土交通省や環境省等により「釧路湿原自然再生プロジェクト」による自然再生事業が 行われている。

一般の観光客は、高台にある複数の展望台から眺めるか、遊歩道を歩いたりカヌー等による川下りによって湿原の観察を行うことが出来る。 また、JR釧網本線は一部の区間が湿原内を通るため、 列車に乗車したまま観察する方法もある。


北斗展望台からの釧路湿原の風景Part1



北斗展望台からの釧路湿原の風景Part1


北斗展望台からの釧路湿原の風景Part2


バスからの釧路湿原の風景Part1


バスからの釧路湿原の風景Part2