摩 周 湖

楽しかった北海道旅行も本日が最終日なんですねぇ。。。 いつもそうですが、楽しい旅行ってのはあっと言う間に時間が経ってしまうんですよね〜。 ちなみに今回の旅行は 2泊3日ですが、初日は6:55発という朝早い便で北海道に向かい、更に帰りは20:15という夜遅い釧路発の飛行機ということで、3日間をほぼフルフルで観光できる ツアーとなっておりました。 同じ2泊3日でも、初日の移動が午後だったり、あるいは帰りの飛行機が午前中の離陸だったりしますと、実質は2日分位しか観光できませんもんね。  そういう意味では今回のツアーは非常に時間を有効に活用しているツアーとも言えると思います。

さてさて予定外の硫黄山を観光した次は摩周湖に向かいます。 やはり道東に来たら摩周湖見たいですよね〜。 「霧の摩周湖」という歌のおかげで名前だけでは知っているのですが、 実は摩周湖がどんなところかは全く知りませんでした。 「多分霧がかかっているんだろうな〜」という小学生レベルの発想で、現地に向かいましたが、現地に到着しますと、本当に霧がかかっており、 湖が全く見えませんでした。 何故か摩周湖の観光時間は他に比べて長めにとってあったのですが、理由が分かりました。 我慢して待っていれば風が吹いて霧が晴れることがあるんだそうですよ!  実際に我々が到着したときは霧で何にも見えませんでしたが、半ばあきらめ気味でお土産などを見ていると、展望台のほうがにわかに騒がしくなりました! なんと霧が晴れて摩周湖が よく見えるようになっているではありませんか〜。 ドンドンドンドンパフパフ〜♪ すごいですね〜。 今回のツアーは結構ツイてます! それにしても摩周湖は、それはそれは見事な 湖でした。 この透明度! 湖の澄んだ青色! 本当に綺麗ですね〜。


摩周湖は、日本でもっとも透明度の高い湖であり、世界を見てもバイカル湖についで2番目に透明度の高い湖である。 2001年には北海道遺産に選定された。  急激に深くなっていることとその透明度から青以外の光の反射が少なく、よく晴れた日の湖面の色は「摩周ブルー」と呼ばれている。

摩周湖は海道東部、阿寒国立公園内に位置する。 日本の湖沼では20番目の面積規模を有する。約7000年前の巨大噴火によって生成された窪地に水がたまったカルデラ湖であり、 アイヌ語では「キンタン・カムイ・トー(山の神の湖)」という。 摩周という名の由来は「カムイシュ」(神老婆)や「マシ・ウン・トー」(カモメの湖)など諸説あるが不明 (摩周湖にカモメは生息していない)。 湖の中央に断崖の小島カムイシュ島がある。 周囲は海抜600m前後の切り立ったカルデラ壁となっており、南東端に「カムイヌプリ(神の山)」 (摩周岳・標高857m)がそびえている。湖内は阿寒国立公園の特別保護地区に指定されており、開発行為や車馬・船の乗り入れは厳しく規制されている。





流入・流出河川がない閉鎖湖であり、周辺の降雨が土壌に浸透した後十分にろ過されて流入するため有機物の混入が非常に少なく生活排水の影響もないためリン酸塩の流入もない。  夏季の気温・水温が低いこともこの一帯の有機物の分解が進まない原因となっている。 また、湖面への直接降雨には大気汚染の影響が忠実に反映されるため、湖水は地球の環境変化を知る モニタリングの対象となっている(中国での農薬の使用状況や亜硫酸ガス濃度の推移も確認されている)。 河川の出入りがないにもかかわらず年間を通じて水位の変動が少ないことから、 古来近隣の神の子池に伏流水が流れ込んでいると考えられた。 調査の結果、伏流水は湖の南東8キロにあるさけますセンター虹別事業所近辺の他に、多和平などにも伏流しているとみられている。

河川とのつながりがないことから、法律上、国土交通省が管轄する「湖」ではない。 湖に浮かぶ島には樹木があるため農林水産省の管理下におかれるものの、湖には樹木が存在しないため 農林水産省の管轄でもない。 そのため摩周湖は国有財産として管理される不動産に大量に蓄積した水、つまり法的には水たまりとして認識される。 なお、1947年までは御料地として宮内省の管轄 となっていたが、宮内庁管理部が「弟子屈町に所管財産は存在しない」と宣言して処理を求め、2001年に北海道財務局、北海道庁、弟子屈町などによる協議会によって無登記のまま 国が管理することになった。

神秘性と環境保全を図るため、水産動物の採集捕獲を行う場合は、北海道知事の特別採補許可を得なければならない。 また、カルデラ内壁内への立ち入りは一般人だけでなくマスコミ、研究者に 対しても厳しく制限がされている。 摩周湖にはもともとは魚類が生息せず、エゾサンショウウオのみが生息していたが、1926年(大正15年)に道立水産ふ化場がニジマスの採卵・ふ化事業を 開始して以来、ニジマス、ヒメマス、エゾウグイ、スジエビが放流され、その後自然繁殖を繰り返していることが確認されている。 なお、これらの魚種はいずれも餌の少なさから体長は小さいと 考えられる。 この他、現在では特定外来生物種に指定されているウチダザリガニが、1930年7月に魚のエサとして雄248尾、雌228尾が放流され定着している。 このザリガニの平均的な頭胸甲長は 10cm程度であるが、密猟者により1985年に頭胸甲長30cm余りのウチダザリガニが捕獲されたとの記録がある。 これら放流された魚類、甲殻類によってミジンコが激減した結果、植物プランクトンが増加。  水質汚濁が懸念されている。





カルデラ状の火山である摩周湖のほぼ中央部には、カムイシュ島(中島)と呼ばれる小島がある。 カムイシュ島は比高210mを越えるデイサイト質の溶岩ドームの頂上部分が湖面上に現れたもので、 丸く崖に囲まれた形状をしている。 1960年の調査によれば、腐葉土は浅く5〜10cmであった。 トドマツ、ダケカンバ、エゾムラサキツツジ、コケモモが主な植生で、ササ類、シダ類は 極めて少ない。

「カムイシュ」とはアイヌ語のカムイ(神、または神のような崇高な霊的存在)+シュ(老婆)の意といわれ、その名はアイヌの口承文学であるユーカラによりアイヌが名づけたものである。


カムイシュ島



〜 ソフトクリームPart6 〜

先程の硫黄山からそんなに経ってないのですが、摩周湖でもソフトクリームを発見してしまいました〜。 しかもここのは初日の羅臼で食した深層水ソフトクリームと同じように 水色をしたソフトクリームでした。 でもこのソフトクリームは深層水とは関係ないようです。 今回は久々に水色と白色のミックスをご注文してみました。 もう舌がバカに なってしまって何の味だか良く分かりませんでしたが、まいう〜でしたよ。

これとは別に、「オッパイミルク」なる牛乳も販売していましたので、無類の牛乳好きの嫁が購入しておりました。 管理人も一口飲ませてもらいましたが、濃厚でまいう〜でしたよ〜。


ソフトクリームPart6


オッパイミルク