硫 黄 山(アトサヌプリ)

御園ホテルを後にした一同ですが、ここで添乗員さんから嬉しいお知らせがありました。 サービス観光ということで、工程にはなかった硫黄山に行くということ! この硫黄山はホテルに行く途中にも 通りがかったのですが「ここ行きたいな〜」と思っていたところですよ。 ラッキーです!

調べてみますと、この「硫黄山」という名称は日本の各地にあるんですね〜。 函館、広島、岡山、大分、宮崎等々。 ここ北海道の弟子屈町にある硫黄山は本当の名前は「アトサヌプリ」という名称 なんだそうですよ。 アイヌって感じしますよね〜。 標高は512m。 活火山に指定されているんだそうです。 確かに山に近づくと「まだこの火山は活動している!」ということが分かりますよ。  山のふもとまで歩いて行けますが、いたるところから熱い空気が噴出しています。 そのまま手で触ったら火傷してしまうほどに熱い場所もあります。 なにやら地球の息吹を感じます。


アトサヌプリの名は、アイヌ語の「アトゥサ」(裸である)と「ヌプリ」(山)に由来する。 つまり「裸の山」である。 アイヌ語研究者で自身もアイヌであった知里真志保によれば、北海道、南千島において、 熔岩や硫黄に覆われた火山を、アイヌは atusa-nupuri と呼んだ。

アトサヌプリは屈斜路カルデラの中に存在する活火山で、屈斜路カルデラの最後の大噴火(約3万年前)以後に生成した後カルデラ火山に相当する。 狭義のアトサヌプリは中央の溶岩ドームを指すが、 火山学的には隣にあるマクワンチサップなどの周辺の溶岩ドームと直径約4kmの小カルデラを含むアトサヌプリ火山群として定義される。  3万年前以後の活動で一旦成層火山を形成し、その後火砕流を伴う噴火で直径約4kmの小カルデラができた。 カルデラ内にマクワンチサップ、サワンチサップなどの溶岩ドームができた後、最後に1,500年前 以後の火山活動でアトサヌプリ溶岩ドームが完成した。 最近の噴火は数百年前に起こったもので、このときの噴火で爆裂火口「熊落とし」ができた。 現在アトサヌプリ火山群は活動度の低い「ランクC」の 火山と認定されている。

地質は安山岩およびデイサイト、流紋岩。 サワンチサッブ、マクワンチサップなどの溶岩ドーム群からなる。 噴気活動は活発で大規模に噴出ガスを排出し、山体のあちこちから火山ガスが噴出している。  数箇所の噴気孔では業者が卵を加熱しており、観光客に販売している。 火山から出る硫黄成分のため山麓周辺部の土壌は酸性化しており、一般に広く見られるエゾマツやトドマツなどが生育できない。  荒地に適応したハイマツと、酸性土壌を好むイソツツジが優勢であり、7月初旬にはイソツツジ群落の一斉開花が見られる。 一部にはコケモモやガンコウランなどの高山植物も見られ、日本でも最も 標高の低い場所にある高山植物帯となっている。 また、地熱が高い部分は冬でも雪が積もることがない。 川湯温泉の硫黄泉はアトサヌプリを起源としている。












〜 ソフトクリームPart5 〜

皆様、本日1つ目のソフトクリームのお時間がやってきました〜。 こちらのソフトクリームも乳脂肪の多いクリーミーなタイプ。 お味は何種類かありましたが、今日は普通のオーソドックスなやつで いっときました。 火山が近くにあるということで少し汗をかき始めていたので、ソフトクリームでクールダウンです!

管理人がソフトクリームをほおばっている頃、嫁は温泉玉子を買っておりました。 温泉玉子といえば、我々に馴染みがあるのは箱根の大涌谷の温泉玉子ですよね。 箱根の温泉玉子って殻が真っ黒に なっていますが、こちらの硫黄山の温泉玉子は玉子の色はそのままです。 でも鼻に近づけますと、硫黄のかほりが漂ってきます。 この温泉玉子もまいう〜でした〜。


硫黄山のお土産屋さん


ソフトクリームPart5


温泉玉子