さて朝食後バスで訪れたのが京義線のDMC(デジタルメディアセンター)駅というところ。
ここから終点のムンサン駅という駅までローカル線の旅が始まります。 午前中の目的地は北朝鮮を
臨める統一展望台でバスで行くことも可能なんですが、ツアーの粋な計らいで鉄道の旅も楽しめるように
なっていました。 鉄道オタクにはたまらないイベントです。
京義船とは韓国鉄道公社が運営するソウル駅から都羅山駅までの鉄道線です。 この京義線というのは 広義には韓国ソウル特別市と北朝鮮の新義州市とを結ぶ鉄道路線のことを言うんだそうです。 国家の南北分断に伴い路線も分断されているんだそうです。 しかもこの路線の起源は1904年、日露戦争の 物資輸送のために、日本が現ソウルから北朝鮮と中国の国境の新義州までを突貫工事で結んだ鉄道(全長499.3km)が 起源になっているんだそうですよ。 |
この駅から鉄道の旅が始まります。 しかしこの路線の駅はみんなすごく綺麗ですね〜。 線路の枕木や石を見ても
非常に綺麗です。 開業が2000年ということですので、まだ12年しか経っていないんですね。
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DMC(デジタルメディアシティ)駅 |
切符の販売機 |
自動改札 |
プラットホームの様子 |
駅名案内表示板 |
「電車の切符」 これが電車に乗るときの切符です。 もう形を見ると「切符」って感じじゃないですね。 これを購入するのは「金」さんがやってくれたのですが、どうもお金をチャージするパスモとかスイカのような ものですね。 実際に非接触式になっており、改札を通る際も、日本のものと同様にかざすだけでOKです。 かざしたときに1750って表示されたので、きっと1750ウォンがチャージされていたということではないかと思います。 下車する際はやはり改札にかざすだけなのですが、やり方にコツがあるのか、それとも金額が足りなかったのか??? 何人かはピンポ〜ンとゲートが閉まる人もいました。 改札を通ったあとは「金」さんが回収したので、このカードが このあとどうなるのかは分かりません。 多分駅の人に返すんでしょうね〜。 |
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「今日乗る電車」 こちらが今日乗った列車です。 何本か電車が通り過ぎるのを見ましたが、車両の種類はこのタイプか↓で紹介する KTXの2種類だけのようです。 一見すると日本の列車とあまり違いはないですよね。 本当は地下鉄にも 乗ってみたかったのですが、今回は用事がなかったので、是非第2回韓国ツアーのときは地下鉄も利用してみたいと思います。 |
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「KTX」 こちらの電車はKTXといいます。 日本の新幹線みたいなものだそうです。 フランスのTGVの技術を導入しているそうです。 確かに言われてみると、先頭車両のデザインもTGVと似ているような気がしますね。 営業運転の最高速度は305km/hだそうですよ。 かなり早いですね。 ソウル⇔釜山を結ぶ線もあるようですので 次回の韓国旅行はこれに乗って韓国縦断ツアーもいいかもしれません。 |
車内の雰囲気はこんな感じです。 日本の電車と違うな〜と思ったのが4点ほどありました。 まず1つ目は車輌の幅が広いことでしょう。
ちょっと想像してみてください。 日本の普通電車って車輌の両脇に長い椅子があって、それぞれの椅子の前では
つり革に捕まって立って乗ります。 そして更に両側のつり革に捕まっている人の間にもう1人入るって感じで、
椅子の列を合わせると、5列の人の列ができると思うんですが、韓国の車輌だと更にもう1〜2列人が並べそうな広さがあります。
管理人はいつも通勤時は電車でキュウキュウなのですごく羨ましいと思いました。 違い2点目ですが、車内広告の裏側に照明があって、
広告を裏側から照らすようになっているところ。 3点目は、面白かったのですが、いきなり車輌にしゃべりながら入ってきた人が
いると思ったら、電車内実演販売の人でした。 かごに入れた商品(多分包丁砥ぎ)の説明をし始めました。 座っている人と人の間の
スペースに「ちょっと見てみてください〜」という感じで商品を置いていきます。 でも結局誰も買ってませんでした・・・
さて最後の4点目です。 それは韓国の方は車内で平気で携帯電話で通話することです。 しかもデカイ声で・・・
普通に電話するだけならまだしも、テレビ電話をしている人もいました。 なので通話相手の声も丸聞こえ。。。 言葉が
分からないってのもありますが、ここまで堂々と電話されると怒る気にもなれません。 本当に所変われば、ですね〜(笑)
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車内の写真Part1 |
車内の写真Part2 |
DMC駅からは結構人が多く乗っていまして、座れないほどではないのですが、それなりに椅子は埋まっていました。
さすがにこの状態で写真をパチパチするのはあまりよろしくない・・・ ということでで終点近くで車内が空いてきてから
激写しときました。
外を見ると、どこの駅も高層マンションが建ち並びます。 建設中の高層ビルも非常に多いです。 後で「金」さんに聞いてみると、これまでこの周辺は北朝鮮との国境近く、もっと言えば軍事境界線が近いこともあって 住宅地などの建築は敬遠されてきたそうです。 ですが韓国の爆発的な人口増加も相まって建築が進むようになったんだそうです。 しかしどの建物を見ても「超」がつくほどの高層マンションです。 地震の多い日本ではあまり現実的ではないような感じもしますよね。 |
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駅周辺の高層マンション |
終点が近づくとのどかな田園風景になります |