上 俗 村


いよいよやってきました! 夕飯の時間です。 今日は機内食を食して、石焼ビビンバを食して、おやつにホットクを食して、もー食ってばかりです。 でも一品一品がそんなに多くなかったので、 結構いけちゃいますね。 今晩頂く料理は「蔘鷄湯(サムゲタン)」という料理です。 この料理も初めて食するので非常に楽しみです。 何でも高麗人参も入っているとのこと! 高麗人参なんて今回初めて食します!

今日訪れたこちらのお店は景福宮の近くにある「土俗村」というお店です。 この一帯は西村(ソチョン)といわれ、趣のある韓屋の路地が多く、散策にももってこいのエリアです。 ここ「土俗村」は、なんと25年もの歴史があり、 初代社長から2代目社長に引き継がれた伝統のあるお店なのです。 店内は、ゆっくり座れるオンドル座敷が400席もあります。 韓国の伝統家屋の韓屋(ハノッ)を生かした造りになっており、参鶏湯を食べながら韓国の伝統を感じることができます。  「土俗村」は、TV・新聞・雑誌などに多く取り上げられた有名店で、お昼や週末は行列ができるほど人気のお店なんだそうですよ。 実は、ノ・ムヒョン前大統領を始め、その他政治家や芸能人たちもお忍びで足を運ぶそうですよ。


お店の外観

店内の雰囲気


今晩のキムチはこちらです!! 実は小皿が4つ写っていますが、キムチは上の皿と左の皿だけです。 下の皿と右の皿は最初から置いてあったサムゲタンに入れる薬味のようです。  ちらなみに、キムチはテーブルに500cc位の容量の壺があり、その中に入っています。 壺は2つあり、1つは白菜のオーソドックスなキムチ、もう1つは大根のキムチ、いわゆるカクテキですね。  ここのキムチもまいう〜ですね〜。 ここのキムチはそんなに辛くなくてまいう〜です。 ↓でご紹介するサムゲタンってそんなに味が濃くないので、キムチがいい感じに引き立ちます。
こちらが今晩のメインディッシュ「サムゲタン」です。 鶏肉に高麗人参、もち米などを入れて煮込んだ栄養食です。 今回のサムゲタンの鶏は男性大人の握りこぶしよりも少し大きい位。  骨も含めて丸ごと入っているので、小骨があって食べにくいです。 最初はスープにつけたままスプーンで鶏肉をつついて食していましたが、小皿に出して骨を取り除いてから食せばよかったです。  気づくのが遅かったため、スープの中は小骨だらけに・・・ でも味はまいう〜でしたよ。 スープの味付けは薄味です。 3日通してそうでしたが、結構韓国料理って味付け薄目です。  自分で塩や薬味などで調整します。

あと高麗人参ですが、見た目は白い髭が生えたゴボウです。 一口頂いてみますと・・・ う〜ん、なんだかよく分からないですが、少し苦味があるような気もします。 多分高麗人参を食したのが、 食事終盤に近い時間帯だったので、キムチで舌がやられていたようです・・・ でも嫁も言ってましたが、まいう〜なものではないような感じ・・・ でもいい経験できました。