南 大 門 市 場


さて景福宮の次は、南大門の市場にやってきました。 南大門市場は東大門市場と並んでソウル二大市場の一つです。 新世界百貨店本店(日本統治時代には三越百貨店)、 韓国銀行本店(日本で言う日本銀行)など歴史ある建造物が並びます。 歴史は古く600年もの歴史を持っているそうです。 東大門市場はファッションのショッピングスポッツなのに対して、 ここ南大門市場は高麗人参、マツタケ、海苔等の韓国食材などを中心に売られています。 混沌としているように見える南大門市場ですが、実は路地ごとに似た業種が集まっていたり、 なにかアメ横のような雰囲気を醸し出しています。


すごく活気があります。 路地の両端や中央には所狭しと屋台というか、露店というか店が立ちながらびます。  ブランド物風のバッグや、ブランド物風の靴下など様々です。 特に靴下は10足で200円位と激安です。  店の方々は、なぜだか日本人とか中国人を見分けるんですよね。 どーも髪型とか服装で分かるらしいのですが、 巧みに日本語と中国語を使い分けていました。 中には正直に「偽者のブランド品はどーですかー」と声をかけてくる店員さんもいました(爆)
この屋台群には美味そうなものがたくさん売ってますね〜。 どの店でも大体同じようなものを売っているのですが、 きっと店によって味付けが違うんでしょうね。 特に今回は食しませんでしたが、フランクフルトにベーコンのようなものが 巻きつけてあるものや、アメリカンドッグのようなものにつぶつぶがついているものや、おでんのようなものなど、 釣りに行く前に食したいようなものがたくさん売っていました。 あと少し細い路地に入って見ると、チヂミの店とか、 うどんの店も結構ありました。 2泊3日の旅行では韓国B級グルメ制覇は難しいです!!
これ以降管理人の大好物となる「ホットク」という食べ物です。 屋台のようなところには必ずといっていいほど 置いてあります。 作り方はいたってシンプルで、小麦や米粉、トウモロコシ粉を練って、それを大目の油で焼き上げます。  生地の中には色々バリエーションがあるそうで、小豆餡などを使ったものや、ゴマやナッツ類、豆類、野菜を入れたもの、 また油を使わずに焼き上げるものや、中に何も入れずに生地だけを膨らませて焼いたものなどもあるそうです。

今日頂いたのは、中身の具は「黒砂糖」と「シナモン」が入ったものでした。 もうこれはおやつにもってこいです。  多目の油で焼き上げた生地を敢えてつぶすことで、濃厚なモチモチ感が生まれます。 帰国後にもまた食したくなりそうなので、 新大久保まで食しに行きたいと思います。
こちらは工事中の南大門です。 南大門の正式名称は崇礼門(すうれいもん)といいます。  この門は、大韓民国のソウル特別市中区南大門路4街29に所在します。 2008年2月の放火により、 花崗岩製の石造の門を除いた木造楼閣の大部分を焼失しました。 2012年12月の完工を目標にして復元工事が続いています。  この門のちゃんとした姿、見たかったな〜。