仙台城址(青葉城址)

牛たんの朝食も頂いたので、伊達政宗ツアーを継続したいと思います。昨日は「瑞鳳殿」
を見学しましたが、今日は伊達政宗の居城でありました「仙台城址(青葉城址)」にやって
参りました。残念ながら城自体は大東亜戦争で消失し、現在では寅の門の部材が残るだけ
だそうです。例のごとくお土産屋さんがあったので、恒例のつまみ食いもしちまいました。


仙台城は、現在の宮城県仙台市青葉区の青葉山にある平山城です。雅称は「青葉城」「五城楼」との別名もあります。管理人としては「青葉城」のほうが馴染みが 深いかもしれません。2003年8月27日に国の史跡に指定されました。慶長年間に伊達政宗が築造してから、廃藩置県・廃城令までの約270年に渡り、伊達氏代々の居城で、仙台藩の政庁でも ありました。
幾度となく、地震などによる損害を受けながらも修復を繰り返し、奥羽越列藩同盟盟主として戊辰戦争を経るも、一度も戦火を見ることなく要塞としての機能を終えて、その後は明治初期から 大正にかけてその大半が失われました。
数少ない遺構であった大手門、隅櫓、巽門は国宝の指定を受けていましたが、太平洋戦争の空襲による戦火に見舞われ焼失してしまいます。現在では、宮城県知事公舎正門の建築に転用された 寅の門の部材が残るのみです。
青葉山に位置する事から、青葉城という雅称を持ち、一般的に青葉城と呼ばれる事が多いです。これは仙台城ができてから生まれた地名で、山と城のどちらが先に「青葉」の名を得たか 不明です。青葉山は、仙台七崎の一つ「青葉ヶ崎」に由来するそうです。
到着するなり、いきなりつまみ食いです! 仙台と言えば笹蒲鉾(ささかまぼこ)が有名ですよね。こちらには普通の蒲鉾の他にも蒲鉾の中にいろいろなものが入った、 変り種の蒲鉾がありました。一つは牛たんの細切れが入った「牛たんかまぼこ」です。もう一つはサラミソーセージが入った「いぶり笹」等いろいろな種類があります。でも、やっぱり一番まいう〜なのは、普通の笹蒲鉾なような気がしますね。
この店で便利だと思ったのが、笹蒲鉾をばら売りしてくれるんですよね。一つが120〜200円と少し高いような気もしますが、旅行に来ているときは気が大きくなっているのであまり気にしません!!
つまみ食いも一段落して、最初に向かったのが、こちら宮城縣護國神社です。明治維新以降の諸事変、戦役における宮城県関係あるいは縁故のある殉難者、5万6千余柱の英霊が祀られています。

順路1番と看板に書いてあり、まず城址を見学する前にここでお清めしなければいけないそうです。ここで一大事がっ! なななんと「岡」氏は今年が厄年だったことが判明しました! 前回の釣りのボウズはこれが関係してそうです(ウソ)。
この銅像よく出てきますよね。
伊達政宗は、戦国時代の武将です。出羽国(羽州)と陸奥国(奥州)の戦国大名で、陸奥仙台藩の初代藩主です。 本姓は藤原氏。家系は伊達朝宗を祖とする伊達氏。第16代当主・伊達輝宗と最上義守の娘・義姫(最上義光の妹)の嫡男。 幼名は梵天丸、字は藤次郎、諡号は貞山。神号は武振彦命で、青葉神社に祭られます。 幼少時に患った疱瘡により右目を失明し、また、戦国屈指の教養人として、豪華絢爛を好むことで知られていました。 諱の「政宗」は伊達家中興の祖といわれる室町時代の第9代当主・大膳大夫政宗にあやかったもので、この大膳大夫政宗と区別するべく 藤次郎政宗と呼ぶことも多い。
《本日のアイテムその壱》
釣りコーナーだけでなく、旅行コーナーでも「本日のアイテム」シリーズです!こちらは「増」氏持参のデジカメの三脚です。足が自由に稼動できるようになっており、地面が斜めになっていても、凸凹でも関係なくデジカメを固定することができます。このアイテムは小さくて持ち運びも簡単にできるので、旅行のときは非常に重宝します。しかも、お値段なんと100円! 100円ショップで売っています。皆様も是非お試しください。
予想外に皆さんからお褒めの言葉を頂いたため、気をよくした「増」氏は、この後この3脚を使って集合写真を撮りまくりでした。単純な方です。
この青葉城址からは、仙台の街を一望することができます。本などを見てみると、夜景もかなり綺麗だそうですよ。カップルでいく場合は必見かもしれませんね。私どもはオヤジ4人なので、全然いりません! 写真が今回参加の国分寺連合メンバーです。上で紹介した3脚を使って撮影しています。
頂上から少し下がると、このような石垣が現れます。これは昔からあったものなのかは不明ですが、一見してあまり古そうには見えないので、最近のものかもしれませんね。青葉城址自体はあまり広いわけではなく、最初にご案内したお寺と、その脇にある土産物屋、銅像が置いてある広場、そしてこの石垣です。見学時間は30分〜1時間位。思ったほど見るところは多くなかったですが、やはり仙台に来たら一度はここを訪れたいところです。
そろそろ車に乗り込もうかと、踵を返したところ、先ほどの宮城縣護國神社のすぐ脇で、戦艦大和の文字が・・・英霊顕彰館という資料館です。中には大東亜戦争の各種資料、写真、1/100の戦艦大和の模型、巡洋艦利根の模型などが置いてありました。(写真は利根のほうです。大和は大きすぎて1枚の写真に収まらなかったのですm(_ _)m)ここは入場料300円ですが、駐車場に入る前に渡される割引券を使用すれば、50円引きになります。