SLパレオエクスプレス in 秩父駅

秩父神社を見学してお次に向かうのが秩父鉄道の秩父駅です。 秩父神社から徒歩で10分弱で駅に到着〜。 ホントはSLに乗るってのもいいのですが、管理人はどちらかというと写真を撮りたい派なんですよね〜。  秩父駅にSLパレオエクスプレスが到着するのは14:34、発車が14:36と駅に停まっている時間は2分しかありません。 ばっちり10分前には駅のホームにスタンバイしておりました!  自分では自覚はあまりなかったのですが、どうやら管理人は鉄ちゃんだったみたいです^^; この間嫁に言われました^^;

このSLパレオエクスプレスはいつから走っているのかは分からないのですが、運転は2019年までで2020年はSLの運行はないようです。 土曜日・日曜日とまれに平日も一日一往復運行しているようですよ。  SLパレオエクスプレスは熊谷駅と三峯口駅との間を約2時間半で結んでいます。 停車駅は熊谷⇒武川⇒寄居⇒長瀞⇒皆野⇒秩父⇒御花畑⇒三峯口の計8駅です。 


秩父神社から徒歩10分少々で秩父駅に到着しました〜。 でも駅舎に「秩父駅」って書いてないぞ〜。 ビルの上の方には「地場産業センター」って書いてありました。 どうやら、この地場産業センターの中に秩父駅があるみたいですね〜。  地場産業センターは1Fは改札口と、秩父地域の物産が販売されている物産館、2Fは地場産展示紹介コーナーやレストランがあるんだそうです。 そうそう1Fにはクレープやソフトクリームの店もありましたよ。 これはSLの写真撮ったら食わないとね^^



秩父駅の改札にやってきましたよ〜。 SLが到着するまであと15分。 もういても立ってもいられません! 早く中に入りたい〜。 今回は入場券を購入して中に入ります。  電光掲示板にはSLパレオエクスプレスの文字が見えますよ。 そういえば旅行前にインターネットで検索してたら台風19号の影響でSLは秩父止まりって書いてあったような気がしたのですが、 今日はちゃんと全部の駅に行くみたいですね。 もし秩父止まりだったらゆっくり写真を撮れるかな〜と思ったのですが、ちょっと残念^^;




乗車券は普通に券売機で購入するのですが、入場券は窓口で購入します。 入場券は170円。 チケットを受け取ると、SLをかたどったお洒落な切符を頂きましたよ。 これは記念になりますね〜。




14:26になりました。 SL到着まであと8分です。 ホームに行って撮影の準備をします。 駅員さんに聞いたところSLは右の方から左に走っていくみたい。 なので先頭車両のほうに陣取ります。  まぁ陣取るって言っても、人は数人しかいなかったですけどね^^; SLってもっと人気があるものだと思っていたけど、意外と寂しいね^^; でもSLが到着して出発していった頃には、SLから下車した人達もホームに大勢いたので、賑やかになりました。




もう間もなくSLが到着しますよ〜。 かすかに汽笛も聞こえます。 線路の向こう側に黒い物体が見えてきました。 思ったよりもスピードを出していなかったようで、ゆっくりとホームに入線してきました。 おお〜この雄姿がすばらしい!  真っ黒い巨大な鉄の塊がのっしのっしとホームに入ってきますよ。 煙突からは灰色の煙がもうもう吐き出されています。 なんという躍動感でしょう! そこらへんを走っている電車とは躍動感が全然違いますね! もう管理人は大感激! カメラの画面と実際のSLを交互に見ながら感動を味わっておりました。  今回のSLはC58でした。 貴婦人というニックネームがつくだけたって、とても綺麗な車体をしています。 管理人は小学生の頃に山口県を走っている山口号を見たことがあるのですが、そのときもC58でした。 また見れて本当にうれしいです。 

C58は1938年(昭和13年)から1947年(昭和22年)にかけて、431両が製造された。 愛称はシゴハチである。 C58は汽車製造と川崎車輛の2社で製造された。 運用上の問題を抱えるC50形の代替と、9600形が大量(251両)に供出されたことから、増備は急ピッチで進められた。  鉄道省向けのほかに樺太庁鉄道向けや民鉄向けにも製造されている。 by wikipedia

ちなみに今回のC58363はかつては東北地方などの旧国鉄で活躍した車輌なんだそうです。 1972年に現役引退後は、吹上町立吹上小学校の校庭で小学生と一緒にのんびりと余生を送っていましたが、さいたま博覧会(1988年3月19日から5月29日まで熊谷市で開催)にあわせて「SL運行を!」の声があがり、その大役にC58363が抜擢されたのです。  1997年に車籍を復活。 1998年に秩父路のSLパレオエクスプレスとして誕生しました。 by 秩父鉄道HP



いや〜大感動ですね〜。 残念ながら機関車の車輌は客が立ち入れない前の方まで行ってしまったので、ゆっくり色々な角度から写真を撮ることはできなかったのですが、入線時の斜め前からの写真はとてもよく撮れたと思います。  客車のほうは茶色く塗られていました。 やはり蒸気機関車は茶色の客車を引いているのが絵になりますよね。 こちらの客車は12系の車輌です。 欲を言えばもっと古めかしい客車を使って欲しかった〜。 

秩父鉄道さんのHPには「パレオエクスプレス」の名前の由来も書いてありました。 なんでも「パレオ」というのは、秩父地方におよそ2000万年前に生息していた海獣パレオパラドキシアにちなんだ名前なんだそうです。  この「パレオ」と急行を意味する「エクスプレス」を合わせてこの愛称が生まれたんだそうです。






もう管理人は大興奮してしまいましたよ。 C58を見れて本当に良かったです。 もしかしたらこの旅行一番の良い思い出になったかもしれません。

さてそれでは駅を出て、先程見つけたクレープ&ソフトクリーム屋さんにいきますか! 何にしようかな〜。 ってもう最初から決まってます。 管理人の大好物のミックスソフトです。 こちらのミックスはバニラとチョコのオーソドックスなタイプ。  お味の方も最高にまいう〜でしたよ。 やっぱこれだなって感じ^^ そして「頭」氏はバニラのソフトクリームの上からキャラメルソースを降りかけたソフト、これも管理人は気になっていたんですよね〜。 きっとバニラとキャラメル味は非常に合うと思いますよ。  そして〜! 「岡」氏はバナナチョコクレープをご注文〜。 こちらのお店では生地は作り置きはしておらず、ご注文が入ってから生地を焼き始めます。 なので時間は少々かかりますが、ホカホカのまいう〜クレープを頂けます。  我々が店の前でソフトやクレープを食していると、それを見た他のお客さんもどんどんご来店してきましたよ。 クレープなんてもう生地の元がなくなってしまったので、生地の元から作り直していましたよ。 結構時間がかかるんじゃないでしょうかね〜。 危ない危ない^^;


お店の外観です


管理人のミックスソフト


「岡」氏のバナナチョコクレープ


「頭」氏のキャラメルソースかけ