秩 父 神 社

和銅遺跡を出発したのが13:30頃。 この次は秩父駅周辺にある秩父神社にお参りしていきます。 こちらの秩父神社も秩父三社の1つに数えられますが、重ね重ね三峯神社に行けなかったのが悔やまれますね〜。 

さ〜それでは秩父駅に向かいますか! 和銅遺跡から秩父駅までは299号線を下って行きます。 今日は299号線を行ったり来たりだね^^; ちなみに秩父駅とは別に西武秩父駅というのもあるのですが、西武秩父駅と秩父駅は大分距離が離れているようですね。  今回お参りする秩父神社は秩父鉄道の秩父駅の近くにあります。 秩父神社にお参りした後は秩父駅で待望の蒸気機関車も見るからね! もう管理人の気分は蒸気機関車に行ってしまってます^^;

和銅遺跡から秩父駅までは車で10分ちょいのところでした。 でもなかなか駐車場が見つけられない・・・>_< 長瀞駅周辺もそうでしたが、秩父駅の周囲にもあまり時間貸しの駐車場がないんですよねぇ。。。  大分グルグル廻ってみてようやく時間貸しの駐車場を見つけました。 観光地なんだからもっと駐車場作ればよいのにね〜。


駐車場から秩父神社までは徒歩で5分少々で到着しました。 いや〜しかしこちらの神社も立派ですね〜。 さすが秩父三社の1つです。 正面には大きな鳥居が建ち、その奥に拝殿などがあります。  そういえばさっきの宝登山神社でも見かけたのですが、今の時期って七五三なんですかね!? 着物を着ておめかしした子供たちを多く見かけましたよ。


正面の鳥居から秩父神社にご来店〜


秩父神社の境内もとても広いですね〜。 鳥居をくぐって正面に神門がありまして、そこをくぐると御本殿が見えてきます。 御本殿の周りには様々な社が鎮座していました。

秩父神社は旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。 秩父地方の総鎮守である。 三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社に数えられる。 12月の例祭「秩父夜祭」で知られる。  崇神天皇の時代、初代の知知夫国造である知知夫彦命(ちちぶひこ の みこと)が、祖神の八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)を祀ったことに始まる。 

武州六大明神に四宮として数えられ、武蔵総社六所宮の大國魂神社(東京都府中市)にも祀られている。 大國魂神社の例大祭(くらやみ祭)では、当社の神輿も巡行される。  中世には妙見信仰と習合し、その後「秩父大宮妙見宮」として栄えた。 江戸時代に徳川家康の命により現在の社殿が建てられ、社殿には左甚五郎作と伝えられる「子宝・子育ての虎」や「つなぎの龍」など、さまざまな彫刻が施された。  毎年12月に行われる例祭「秩父夜祭」は、ユネスコ無形文化遺産に登録されており、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに日本三大曳山祭及び日本三大美祭に数えられ、多くの観光客が訪れる。 by wikipedia


鳥居をくぐって左側に手水舎があります



左側には神馬舎がありました
秩父夜祭の御神幸行列に供奉する
御神馬2頭を繋ぐ施設です

それでは手水舎で身体も心も清めたところで、御本殿のほうに向かいます。 少し歩くと正面に立派な門が見えてきます。 こちらが神門です。 こちらが一番メインの門と思われますが、この門のすぐ左には白虎門が、奥の右側には東門があります。



神門をくぐりますと、遠くの方に御本殿が見えてきます。 こちらも立派な御本殿ですね〜。 この御本殿は遠くから見ても厳かで良い感じですが、壁や屋根下に様々な彫刻が掘られており、こちらも見所になっています。  そういえば宝登山神社も同じような造りだったような気がしますね。 何か共通点などあるのでしょうか。

御本殿は、天正20年(1592年)9月に徳川家康公が社領57石を寄進し、代官である成瀬吉右衛門に建造させたものと伝えられ、権現造りの美しさは県下でも代表的なものと言われます。  社宝である神輿は、現存する県下最古のもので、室町時代末期の作と伝えられます。 更に御本殿と共に伝えられた棟札には、永禄12年(1569年)に武田信玄の侵攻によって旧社殿が焼失し、家康公の関東入国をもって再建されるに至った次第が記されており、共に埼玉県の有形文化財に指定されています。 by 秩父神社HP




御本殿を正面に見て、左の方に回りますと、屋根下に三匹の猿が彫られているのを見ることができます。 何か日光東照宮の三猿を思い出しますね。 説明を見てみると、どうやらこちらの秩父神社も徳川家康ゆかりの神社とのこと。  それで三猿がいるんですね〜。 ちなみに日光東照宮の三猿は「見ざる、言わざる、聞かざる」ですが、秩父神社の三猿は「よく見て・よく聞いて・よく話す」お元気三猿として親しまれているんだそうです。 確かに日光の三猿とは猿の表情が全然違いますね。



今度は御本殿の北側に廻ってみましょう。 ここにも彫刻がありましたよ〜。 どうやら鳥が彫られているようですね。 こちらは北辰の梟というそうです。

浮世絵「見返り美人」のように、体は正面のご本殿に向き、頭は正反対の真北を向いて昼夜を問わずご祭神をお守りしています。  秩父神社のご祭神である妙見様は、北極星を中心とした北辰北斗の信仰であり、この梟の見ている方角に妙見様が出現することからも、ご祭神と特に縁りの深い瑞鳥であると考えられます。

このほかにも「つなぎの龍」という彫刻もあったのですが、残念ながら工事中で見ることができませんでした>_< でた工事中・・・



神社の中には御本殿を囲むように様々な社が建てられていました。 先程の宝登山神社も同じような配置になっていましたよね。


こちらは日御碕神社です
御祭神は須佐乃男神、悪疫退散の神さまです

赤いのが柞稲荷神社で商売繁盛の神さま
手前が諏訪神社で風水守護・旅行安全の神さまです