岡 山 城 ・ 後 楽 園

岡山空港でプリウスに乗り換えて、走ること約40分。 最初の目的地「岡山城」に到着しました。  なぜか国分寺連合の旅行では、城を観光することが多いです。 これまでも沖縄の首里城、 熊本の熊本城、宮城の青葉城址、四国の高松城、高知城等々。 他にも色々城を観光していますが、 城ってのは全く同じものって一つもないんですよね。 きっとその時代背景や、土地の地形など様々な要因に よって、一つ一つ造形に違いが出てくるんだと思います。 日本の城は本当に美しいと思います。

岡山城の近くには日本庭園(大名庭園)後楽園があります。 この後楽園は、水戸・偕楽園、金沢・兼六園とともに、 日本三名園として並び称されるんだそうです。 今回の旅行では日本三景の安芸の宮島にも行きますし、 「三大」シリーズが充実しています!!


〜 岡 山 城 〜

岡山城は日本の城で、別名・烏城(うじょう)、金烏城(きんうじょう)とも呼ばれ、国指定の史跡となっています。 所在地は岡山県岡山市北区。 

戦国時代に、備前西部から美作、備中に勢力を伸ばした宇喜多氏が本拠としたことで近世城郭の基礎が生まれ、その後小早川氏、両池田氏により整備、拡張が行われました。  当時、旭川河口部は複数の派川に分岐しており、その中の大洲原と呼ばれる広大なデルタ地帯中央に「岡山」(柴岡山とも)、その西隣に「石山」、さらにその北西には「天神山」の3つの丘が連なり、 各時代ごとに要害として使用されたとされています。 その中の石山にあった石山城に宇喜多直家が入城・改築し、後に子の宇喜多秀家が隣接する岡山に新たに本丸を設け、石山城を取り込む形で 城郭が建造されました。 これが岡山城です。
城の縄張は基本的には梯郭式となっており、三段の城郭配置が西側の一方だけに広がる平山城となっています。 言いかえると本丸の北から東には郭の無い、非常に防備が薄い縄張です。  そのため旭川の流路を変更し、天然の堀として東側の備えに利用したとされています。 さらには郭の代りとして、「後園(後楽園)」が築かれたともされています。 天守は4重6階の複合式望楼型で、 特に初重平面形状が歪んだ多角形をしているため、同じく歪んだ多角形平面の天守台を持つ安土城天主を模したものではないかと言われていますが、羽柴秀吉による大坂城天守を模しているという説もあるようです。  その外観は黒漆塗の下見板が特徴的で、この印象から「烏城(うじょう)」とも呼ばれ、隣県の「白鷺城(はくろじょう)」とも呼ばれる姫路城と対比されることもあります。
明治時代に御殿・櫓・門の大半が取り壊されています。 堀は内堀の一部を除いてほとんど埋められましたが、街路は江戸時代の位置をほぼ踏襲している個所が多いそうです。  さらに第二次大戦中、空襲のため天守・石山門を焼失しています。 現在までに2つの櫓、本丸付近の石垣、内堀が残り、戦後に天守・不明門・廊下門・六十一雁木上門・塀の一部が再建されました。  現存する月見櫓・西之丸西手櫓は国の重要文化財に指定され、「岡山城跡」として史跡にも指定されています。
写真は城内の展示場への入口ですが、看板の変わりに少し電飾を付けたら、なんだかちょっとキャバクラに入るような入口に・・・

そういえば、岡山城の外観も、何か現代風にアレンジしすぎたせいか、 古き良き時代の情緒が全く失われており、ウルトラ警備隊のような感じになっていました。 岡山県のお役人様、お金使うならちゃんとしましょう。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! 旅行といえば、バードウォッチングは欠かせません!! 今日のバードウォッチング1発目は、岡山城の堀の中に浮かんでいた鶴です。 そういえばこの後に行った後楽園にも鶴いましたし、 次の目的地の倉敷でも鶴を見ました。 岡山って鶴で有名だったりします!?
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! 今回の旅行第一発目のソフトクリームです!! 場所は岡山城の中です! 岡山城の1Fにはちょっとしたお土産コーナーと、コーヒーが飲める小さな喫茶店がありました。 大体観光地に来て、 ソフトクリームを売っているところには、ソフトクリームのでかい置物がありますが、もー最初からソフトクリーム狙いということもあって、すぐに見つけることができました。 

ここのソフトクリームは珍しくて、普通はチョコとか抹茶というメニューがあったとすると、クリーム自体がチョコクリームだったり抹茶クリームだったりしますが、ここのは普通のバニラクリームの上にチョコパウダーとか抹茶パウダーなどの 粉を振り掛けるだけのやつでした。 こりゃーイマイチかな、と思って食してみると結構まいう〜でしたよ。 あとクリームの巻き方、これは下手くそなのか、それともこの形で合っているのか、どちらか分かりません。。。

そうそう、この最中に「岡」氏に業務連絡が!! 20〜30分位あちらこちらに電話をして大変そうな感じ。 皆さんお仕事大変ですよねぇ。。。 お疲れ様でしたm(_ _)m


〜岡 山 城 の 展 示 物〜

岡山城の中の展示品をご紹介します。 当日は3F、4Fの展示は工事中で見学できないため、入場料が通常300円とのところが150円で入れました。 
しかし、城に入ってエレベータって。。。あーた。 ちょっとやりすぎでは!? 最近流行りのバリアフリー!?











〜天 守 閣 か ら の 眺 め〜

ここらへんは、あまり背の高い建物がなかったですね。 なので天守閣からは、360℃岡山の街を見渡すことができます。  金のしゃちほこの先に見えるのが、後楽園です。











〜 後 楽 園 〜

岡山城から後楽園までは徒歩で5分位です。 地理的に見ても隣同士といった感じ。 後楽園には岡山城を降りて お堀にかけられた吊り橋風の橋を渡っていきます。 途中またバードウォッチングが!! あとまだ紅葉には 少し早いようでしたが、ところどころ紅葉も見られました。 途中の写真でご紹介したいと思います。

そうそう、この施設では結婚式もできるようで、何組かのカップルがいました。 庭園内に記念撮影にピッタリの スポットが沢山あるので、いたるところで記念撮影していましたね。

後楽園は、江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって造営された、元禄文化を代表する庭園で、国の特別名勝に指定されています。 1687年(貞享4年)に着工し14年の歳月をかけ1700年(元禄13年)に完成しました。 岡山市内を流れる旭川をはさみ、岡山城の対岸の中州に位置します。  藩主が賓客をもてなした建物・延養亭(えんようてい)を中心とした池泉回遊式の庭園で、岡山城や周辺の山を借景としています。 江戸時代には延養亭を茶屋屋敷、庭園を後園または御後園と呼ばれていました。  1871年(明治4年)、園内を一般開放するにあたって、これを後楽園と改めたとのことです。 総面積は133,000平方メートルであり、東京ドームの約3倍あります。
なななんとっ! 後楽園に入ると、すぐに売店がありました! 先ほどの岡山城のソフトクリームがイマイチだったこともあって、間髪入れずに再度パクパクモンスターに!!  やっぱりせっかく岡山に来たんだから、ご当地ソフトクリームがあったらいいのにねっ! なんて話をしていたら、なんとここには白桃ソフトクリームなんてのがありました。  ということで写真の左のソフトクリームは「頭」氏「増」氏が注文したソフトクリーム(食べかけ)。 右下は、「西」氏のなんとか餅、上のは「岡」氏のタコ焼き串です。  ソフトクリームは一つ300円でしたが、「西」氏が注文したなんとか餅は2つ餅が串に刺さってて、300円。 そして「岡」氏のタコ焼き串は4つ刺さってて350円!  高け〜〜 

なななんと! こんなところでもバードウォッチングがっ! 写真の鶴は「タンチョウ」ですね。 割と大き目の檻がありまして、その檻はいくつかの区画に分かれています。  そしてそれぞれの区画につがいで入っていました。 繁殖用なんでしょうかね。

タンチョウは全長125〜152cm。 翼開張240cm。 体重6〜9kg。 全身の羽衣は白い。 眼先から喉、頸部にかけての羽衣は黒い。  頭頂には羽毛がなく、赤い皮膚が裸出する。 タン(丹)は「赤い」の意で、頭頂に露出した皮膚に由来する。 虹彩は黒や暗褐色。 嘴は長く、色彩は黄色や黄褐色。 後肢は黒い。 気管は胸骨(竜骨突起)の間を曲がりくねる。 湿原、湖沼、河川などに生息する。 冬季には家族群もしくは家族群が合流した群れを形成する。 オスが長く1回鳴いたあとに、メスが短く2〜3回鳴くことを繰り返し、これにより縄張りを主張したりペアを維持するのに役立つと考えられている。  日本の個体群と大陸産の個体群は鳴き交わしに差異がある。 食性は雑食で、昆虫、甲殻類、貝類、魚類、カエル、植物の茎、種子などを食べる。


〜後 楽 園 庭 園 の 風 景〜

結構敷地の中は広いです。 ところどころに、池があったり、小高い山があったり、田んぼの跡があったり散歩コースとしては非常にいい感じですね。 























〜岡 山 県 の 日 常 の 風 景〜

後楽園を後にして、駐車場まで行く途中に、何か見慣れないものを「頭」氏が発見しました!! なんとマンホールが桃太郎!?  さすが! こんなところにまでお金をかけるとは! 岡山県恐るべし! でもやっぱりお金の使いどころが間違えているような・・・