寸又峡ではタプ〜リ3時間半の時間をかけて自然を堪能することができました。 今度は大井川鐡道をタプ〜リ楽しみたいと思います。 まず寸又峡からは、行きに通った細いグネグネ道を途中まで戻りまして、途中から大井川鐡道の「奥大井湖上駅」に向かいます。
実は、奥大井湖上駅ってのは、湖の中にポツンと浮かぶようにある大井川鐡道の駅でして、直接駅に行って駅を見学するよりも、少し離れた標高の高い所から駅を眺めるのが定番なんですよ。 でもそれってまた山登り!?
奥大井湖上駅からは大井川鐡道の中でもアプト式列車に乗って、千頭駅という大井川の駅まで約1時間の電車旅をします。 今回のツアー客の皆様のお話を伺うと、このアプト式列車(大井川鐡道井川線)や奥大井湖上駅に行くことをメインにこの旅行に参加した方が非常に多かったです。 管理人はどちらかと言いますと「鉄分高めの鉄ちゃん」ですが、他の皆様もご高齢の方が多かったのに、結構「鉄分高め」でした^^; 電車が近づくと、皆さんものすごい勢いでカメラ構えて写真撮りまくっておりました。 人は見た目に寄らないものですね〜^^; |
寸又峡を出発して30分位でバスが停車しました。 特に駐車場があるわけでもなく、道の路肩にバスが停車して、ここで降りるようですよ。 てっきり奥大井湖上駅に近い駐車場に停めて歩きかな〜、と思っていたのですが、ちょっと意外。
でもその理由がすぐに分かりました。 なんと奥大井湖上駅に近い駐車場に停めてしまうと、駅を見下ろす撮影スポッツまで上りの階段をかなり上らないといけなかったのです。 皆さん寸又峡ですっかり足が終わっているので、もう階段を上る元気ありませんよ。
なので、奥大井湖上駅より標高の高いところから坂を下るだけにするようにここのスポッツでバスを停めてくれたみたい。
しかもバスを降りて2分歩いただけで、有名な撮影スポッツに到着しました。 そうか〜、あの有名な写真はここから撮影したものだったんだ〜。 撮影場所は車は通行止めで歩行者専用。 少し下り坂になっており、撮影スポッツは道沿いに20m位ありました。 いや〜、やっとこの場所に来れましたよ。 今回の旅行の大きな目的の一つです。 ホントに湖の上にポツンと駅が浮かんでいるような景色です。 そして駅の両端から赤い橋が伸びていますね〜。 こちらの湖は長島ダムで水がせき止められてできています。 なんとも良い景色。 ホントはここに列車が通ってくれると最高でしたが、列車の通過まではあと20分もあるみたいなので、諦めて皆さんで駅へ向かうことにしました。 |
![]() おおお〜〜〜〜! 奥大井湖上駅が見えました〜。 本当にうれしいです! |
![]() 角度を変えてもう一枚! あまりの感動に同じ写真を何枚も撮ってしまいました。 |
撮影スポッツから奥大井湖上駅までは徒歩で15分位だったでしょうか。 上り坂はなく、全て下り坂と下り階段のみでしたので大分楽でしたよ。 ツアーの皆さんも一安心。
先ほどの撮影スポッツはかなり有名な場所で、我々の後にも何台か観光バスが停まってツアー客を下ろしていました。 撮影スポッツから奥大井湖上駅までの道のりはツアー客で数珠繋ぎになっておりましたね〜。
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![]() この道は「湖上遊歩道」と言います |
![]() いや〜下り階段だから楽ちんですよ |
山道を下っていくと、途中で鉄の階段に変わり、その先に軌道が見えてきました! おお〜! ついに到着か! こんなに間近で軌道が見れるって普段は踏切以外ないから結構感動です。
しかも駅はまだ少し先で、駅までは軌道の横に設置されている歩道を歩いていきます。 ここで列車が来てくれると最高なんだけど、やっぱり列車は来ませんでした^^;
あと10分位で列車が来るはずなんですが、歩道が狭いので、なかなか立ち止まって撮影するのが難しいんですよねぇ。。。
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![]() 下り階段の途中で軌道が見えてきました! |
![]() 階段の途中が撮影スポッツになってました |
![]() 軌道横の歩道を歩いて駅に向かいます |
![]() いや〜もう線路大好きなんですよね〜 |
![]() 線路の奥には接岨湖が広がります |
![]() 奥大井湖上駅のホームが見えてきました |
しばらく軌道横の歩道を歩き、駅に到着しました。 駅はとても簡素なもので、改札などもありません。 かろうじて駅名の看板があるくらいですね。 改札はないのですが、何かの鐘がありまして、誰でも鳴らせるようになっていました。
でもこの鐘の音が列車が来る合図と間違えて、ホームに駆け寄る人が多かったですね。 ちなみにこの鐘は幸せを呼ぶ鐘「ハッピー・ハッピー・ベル」なんそうです。
ちなみに2016年6月12日より井川線「奥大井湖上駅」の愛称として「奥大井恋錠駅」を採用したんだそうですよ。
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![]() 奥大井湖上駅の看板です〜! |
![]() ハッピーハッピーベル。。。恥ずかしい |
![]() 駅から上り方面を撮影、結構ホーム長いです |
![]() 橋の上も一部ホームになっているんですね〜 |
あと数分で下り方面の列車が到着するので、ホームでしばらく待っておりました。 すると赤い橋の彼方から列車が近づいてきました! こりゃなかなか良い車輛ですね。 先頭は機関車になっており、後ろの客車を牽引するようになっています。
客車はガラス窓が全くないトロッコ列車風の車輛1両に、窓付きの客車が数両連結されています。 ドアはもちろん手動式。 前後にはそれぞれ異なる機関車が連結されており、引く方と押す方と分かれているようです。
この列車、音が最高に良いんですよね〜。 基本はガチャンガチャンっていう車輛連結部の音と、機関車のガーーー!っていう音ね。 最近の最新電車はインバーターなど近代的な音がしますが、あれはあれで良いのですが、個人的にはこのような機械的な音がするほうが好みなんだな〜。 |
![]() こちらが先頭車輛です かっちょえ〜 |
![]() トロッコ客車が1両挟まっています |
![]() こちらが最後尾の機関車です |
![]() あ〜行ってしまった〜、多分後でこれに乗るんだね |
さ〜、列車も撮り終わったし、あとは我々が乗車する上りの列車を待つだけです。 上りの列車が来るのはこのあと50分後。 さすがに鉄ちゃんでも列車もいないのにホームに残って1時間はキツイです^^;
ということで、4人で駅のすぐ上にある、湖上のカフェに行ってコーヒーでも頂くことにしましたよ。 こちらのカフェは木造りの趣ある建物です。 2階建てになっていて、1階は誰でも無料で利用できるスペース。
2階は飲み物を購入した人だけが利用できるスペースになっていました。 建物の2階にはベランダがあり、奥大井湖上駅をはじめ、山々や湖を見渡す席がありました。 いやいやなんとも気持ちの良いスペースではありませんか!
日陰になっていて、そよ風もソヨソヨ。 ここは全然暑くなく、丁度よい環境ですよ。 今日も大分歩いたので、靴を脱いでリラックスしながら景色とコーヒーを楽しみました。 なんと贅沢な時間なんでしょう〜。
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![]() こちらが湖上のカフェです。オシャレです |
![]() カフェ2階からの景色は抜群です |
![]() 奥大井湖上駅と接岨湖を一望できますよ |
![]() アイスコーヒーとオレンジジュース、生き返るな〜 |
我々が搭乗する列車の到着時刻の5分前にホームに出ましたよ。 遠くからゆっくりと列車が入線してきます。 基本的にこの列車はスピード遅いんだね^^; さっき1本前の列車を激写しておりましたが、やっぱり列車が来ると写真撮っちゃうんだよね。
添乗員さんの事前の説明では、今日は土曜日なのでもしかしたら座れないこともあるかも。。。とのこと。 乗車時間は1時間もありますし、さすがにずっと立ちっぱなしはキツイよね。 ということで、皆さん自然にホームではなるべく一か所に固まらないように並び、みんなが座れるようにしておりました。 搭乗するとお客さんはほとんど乗っておらず、全員で着席完了することができました。 |
![]() 電車キタ〜〜〜〜〜! |
今回はトロッコ列車風の写真には先客がいたので、我々は窓付きの客車に乗り込みました。 窓はついていますが、最初から全車両窓全開でしたよ。 気分はもうトロッコ列車ですね〜^^
席はクロスシートですが、進行方向に向かって左側が2列席、右側が1列席になっておりました。 シートの素材も昔の電車って感じですね。 車両間を行き来できる通路はなく、車輛は全て独立しています。
我々は4人で左右2列の席(6名分)を確保することができましたので、管理人は左右入れ替わりながら写真を撮りまくっておりましたよ。 あまりの写真の数の多さに、さすがにご両親も口をアングリって感じでしたね^^; ちなみに今回の旅行ではトータルで900枚近く写真を撮影しましたよ。 しかもその5分の1は大井川鐡道関係でした。 まさに鉄ちゃん炸裂の旅行でありました。 最後は電池切れのピンチでした>_< |
![]() 客車の中はこんな感じ。レトロでものすごく良い雰囲気です |
さ〜、定刻になりましたので電車がゆっくり動き始めましたよ。 出発と同時にガチャンガチャンと昔ながらの連結部分がこすれる音がし、また振動も伝わってきます。 ガックンガックン前後に揺れる感じね。
最近の電車はあまりにもスムーズ過ぎて、音も振動もちょっと物足りないのですが、この列車は相当に機械的な音や振動がしますよ! もう最高です〜! やっぱり列車はこういうのがいいな〜。 何か鐡道に乗ってる〜って感じがしますもんね。
(普通の人には理解不能かもしれませんが・・・^^;)
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1駅の間の走行時間は、約5分弱でしょうか。 途中駅には無人駅もありますし、所々有人駅もあります。 無人駅ではホームと駅名の看板のみであとは全く何もない駅がほとんどです。
有人駅には職員さんが3〜4名いらっしゃって列車の出発時には手を振ってお見送りしてくださいます。 きっと有人駅は温泉とか住宅地があるところなんでしょうね〜。 有人駅は駅舎もしっかりした木造建てですし、改札っぽいとこころもありましたよ。
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![]() 奥大井湖上駅の次の駅「ひらんだ」駅 |
![]() 有人駅の「奥泉」駅です。ここは大きい駅でした |
奥大井湖上駅から数駅先のアプトいちしろ駅に到着しました。 ここで列車の先頭部分に機関車を1台連結します。 こちらは「アプト式」の機関車で、急勾配の線路上を車輪が空転しないように、両側の車輪の間にもう1つギアのついた車輪がありまして、
そのギアが線路側にも設けられている3本目の軌道のギアに噛んで、空転しないような仕組みになっています。 このような方式は結構珍しいもので、なかなか見れないものなんですよね〜。 ちなみにこの区間の傾斜は90パーミルだそうですよ。
なかなか普通の鉄道で90パーミルって聞かないですよね。 ちなみに90パーミルというのは100m進む間に90cm傾斜があるっていう意味です。
アプトいちしろ駅に到着しますと、連結の間、約5分位停車します。 皆さん連結の様子を激写するために一斉に客車から降りて、先頭車両のほうに向かいます。 ほどなく前方からアプト式の電気機関車が参りまして、駅員さんの操作で無事に連結! この連結のシーンも最高でしたね! 鉄ちゃん軍団はもちろんのこと、鉄道にあまり興味のないお義母さんも一緒に連結シーンを見守っておりました。 連結が済みますと、ほどなく出発しますので、走って自分たちの客車に戻ります。 ED90形はアプトいちしろ〜長島ダム間の急勾配を走るため、1989(平成元)年に日立製作所で製造されたアプト式電気機関車です。 坂を上り下りするためのラック歯車を装備しています。 アプトいちしろ駅と長島ダム駅で、列車との連結/切り離し作業が行われます。 by 大井川鐡道HPより |
![]() 日本で唯一のアプト式電気機関車「ED90形」です |
![]() 連結完了!! |
アプト式電気機関車を連結して出発です〜。 また先ほどと同じようなガチャンガチャンという機械音と振動が来てますよ〜。 とてもいいですよ〜。 揺れてますよ〜。 音がうるさいけどいい感じですよ〜。
やっぱり牽引の列車っていいですよね〜。 管理人が子供の頃はブルートレインでEF58やEF65、EF66などが牽引していましたし、地方の急行電車ではデーィゼル機関車のDE10とかDD51などが客車を牽引していましたが、
今はなかなか見ないですもんね。 牽引の列車と言ったら貨物列車とか臨時列車の蒸気機関車とか寝台列車位かもしれません。 牽引車輛もっと活躍して欲しいです。
次の駅に到着すると、今度はアプト式の電気機関車を切り離します。 たった一駅のために連結作業をしているんですね〜。 まぁ元々はダム建設のために作られた路線でしたが、今は観光列車ですから、これも観光の一環で良いような気がしますよね^^ 管理人のような鉄ちゃんには大歓迎です。 ひとつ前の駅と同じように、皆さん客車から出てきて、今度は切り離し作業を見学します。 いや〜、連結も切り離しも非常に良いですね〜^^ |
![]() 今度は長島ダム駅で切り離し作業です〜。かなり仕事が早いです |
![]() ED90形が去っていきます。ありがとうございます〜 |
![]() ED90形を横から見たところ |
![]() 胴体もごっついです |
先程、アプトいちしろ駅での連結と長島ダム駅での切り離しを一気にご紹介してしまいましたが、なんとアプトいちしろ〜長島ダムの間では、先程の奥大井湖上駅を作り上げた立役者の「長島ダム」の全貌が見えるのでありました。
こんなに引きでダム全体を見ることってあまりないので、かなり感動しましたよ。 ダムの右下のほうからは放水もされていました。 いや〜しかし雄大な景色ですね〜。
長島ダムは大井川水系最大級のダムです。 高さ109m、幅308mあります。 完成は平成14年。大井川の洪水調整や、下流の農業・工業用水の供給などを目的に作られました。 ダムの中に入れる見学ツアー“長島ダム内部見学”が、毎月1回開催されているんだそうですよ。 by 大井川で逢いましょうHPより |
![]() だんだんと長島ダムが見えてきました!斜め横からの風景も良いですね |
![]() 真正面に長島ダムが見えますよ。それにしても大きなダムですね〜。 |
先程、アプトいちしろ駅での連結と長島ダム駅での切り離しを一気にご紹介してしまいましたが、なんとアプトいちしろ〜長島ダムの間では、先程の奥大井湖上駅を作り上げた立役者の「長島ダム」の全貌が見えるのでありました。
こんなに引きでダム全体を見ることってあまりないので、かなり感動しましたよ。 ダムの右下のほうからは放水もされていました。 いや〜しかし雄大な景色ですね〜。
列車には運転手のほかに乗務員の方が1名いらっしゃいます。 この方が、駅ごとに各車輛に乗り込み、切符の販売/確認を行っていました。 駅の停車時間中に別の車輛に乗り換えて、「次はなになに駅〜」と社内アナウンスをした後で、切符の販売をしていました。 こりゃかなり重労働ですね。 駅に着くと猛ダッシュだし、乗務員さんも汗だくでしたよ^^; |
![]() 井川線の車掌さんはホントに重労働です>_< |
今回乗車した区間は奥大井湖上駅を含めて全部で10駅ありましたが、その道中はカーブがグネグネでトンネルもものすごく多かったです。 トンネルに入ると機関車の音が大音量で反響するので更に良い感じ。
普通の人にとったらうるさい位の音量ですが、管理人はウットリでございます。
機関車のガーーーー!という音や、線路のつなぎ目のガタンゴトンという音など、ボイスレコーダーとかあったら録音したい位でした。 また写真は撮れなかったのですが、トンエル内には何かの説明パネルが等間隔で並んでいるところもありました。
基本的に列車のスピードはそんなに速くはないのですが、パネルが読めるほどは遅くないという・・・ 一体何の説明だったのか非常に気になります。
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![]() トンネル内の車内はこんな感じ |
![]() まもなくトンネルから出ます〜 |
車窓は右側席と左側席で大分異なります。 左側は大井川がずっと流れておりまして、終点まで川の風景を眺めることができます。 一方の右側は山側の景色を眺めることができますので、管理人も席を右、左と変わりながら写真を撮っておりましたが、
やはり大井川のほうの景色のほうが良かったかな〜。 大井川と森の雰囲気ね。 同じ大井川と森でも、場所が違うと見え方も大分違うんですよ。 こりゃいつまでも乗っていたい感じですよね。
途中には先ほどの奥大井湖上駅を建設するもとになった「長島ダム」も見ました。 ものすごい大きく立派なダムですね〜。 長島ダムは、大井川の上流、静岡県榛原郡川根本町地先に建設された多目的ダムで、洪水調節、流水の機能の維持、 かんがい、水道用水・工業用水の供給を目的としています。 高さ109m、長さ308m、総貯水容量7,800万m3の重力式コンクリートダムで、平成14年に完成しました。 多分このダムが完成した後に奥大井湖上駅もできたんだと思いますね。 一緒のツアーの方は、まだ長島ダムができる前に一度この近辺に旅行に来たとおっしゃっていましたが、その当時には湖上駅もなかったし、現在と随分景色が変わったとおっしゃっていました。 あの時の景色がどのように変わったのか見たいということで今回のツアーに申し込んだそうですよ。 |
![]() 鉄橋を渡る音もよかったな〜 |
![]() 大井川は色々な景色を見せてくれます |
![]() ここらへんにも茶畑が多かったな〜 |
![]() トーマス顔の貨車が佇んでいました |
乗車した奥大井湖上駅から終点の千頭駅までは距離はそんなに長くないと思うのですが、勾配がきつく、かつグネネグネ道のため、かなりスピードを落として走行します。 しかもそのカーブのRといったらかなり急カーブ。
管理人は前から4〜5両目あたりに乗車しておりましたが、カーブがきついので、カーブ中には先頭車両が良く見えるんですよ。 なんだか銀河鉄道999でよく見る描写ね。
しかも普通の在来線でも急カーブを曲がるときにはキーキーと車輪とレールがこすれる音がしますが、井川線ではほぼ全線でキーキー言っています。 これもまたいいんですよね〜。
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![]() 銀河鉄道999の鉄郎になった気分 |
すばらしい列車の旅も終点になってしまいました。 こちらの駅は結構大きい駅ですね。 改札もありますし、駅舎もコンクリート製でしっかりとしたものです。 更に車両基地も兼ねているようで、客車なども数両停まっておりました。
あと昔の南海電車で使用していた車輛もありましたね。
更に〜〜! なんと蒸気機関車も停まっていましたよ。 トーマス仕様の蒸気機関車ですね。 個人的にはラッピングしていない普通の蒸気機関車が好きなのですが、子供にはトーマスのほうが良いんだよね^^ 蒸気機関車は3両並んで停まっていました。 写真を撮っておりますと、いきなり機関車がしゃべりだしたのでものすごいことビックリしてしまいましたよ。 まさかホントに機関車がしゃべるとは! こちらのトーマス達はもとは何の蒸気機関車だったんでしょうかね〜。 機関部と石炭を積む部分が一体化されていたので、おそらくC11かC12あたりではないかと思いますが・・・ やっぱりラッピングはしないほうが良いなぁ。。。 |
![]() 千頭駅に到着しました〜 |
![]() 車両基地のようにもなっています |
![]() おお〜蒸気機関車! |
![]() これがトーマスなのかな!? |
![]() 蒸気機関車の3ショットです |
![]() こちらは蒸気機関車の後ろ姿 |
こちらが千頭駅の駅舎全体像です。 奥大井湖上駅からいくつも駅を通り過ぎてきましたが、ここの駅が一番立派ですね。 きっと大井川鐡道の中では、在来線とアプト式線が交わるターミナルの役割もあるメインの駅なんでしょうね。
でも過日の台風15号の影響で、千頭駅から下流にある家山駅までは現在不通なんだそうです。 現在は片方の終点「金谷駅」から途中駅の「家山駅」までが運航されており、家山駅から千頭駅まではバスによる代行輸送を行っているんだそうです。
路線図を見ますと、全路線の半分が不通って利用客にとっても不便ですよね。 早く復旧することを祈っております。
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![]() こちらが千頭駅の駅舎です。割とオシャレな感じがしますね |
![]() 千頭駅の改札です |
![]() 千頭駅横の踏切から軌道を撮影! |
千頭駅に観光バスが待機してくれていまして、ここから一路静岡駅に向かいます。 あ〜もう旅行は終わりか〜。 今回もあっという間の二日間でした。 静岡駅までは約2時間の道のりでしたので、1時間位のところで道の駅によって、休憩タイムです。
そういえば、ここKADODE OOIGAWAは、以前管理人が毎週楽しみにしている「鉄道ひとり旅」という番組でも訪れていましたよ。 近くに大井川鐡道の駅がありまして、この道の駅までそんなに離れていないんですよ。
なぜ「鉄道ひとり旅」で道の駅に寄ったかと言いますと、なんとこの道の駅の中に蒸気機関車(本物)が展示されており、目の前でそれを見学できるからなんです。 もちろん管理人もすぐに行って見学しておきましたよ。
蒸気機関車はC11で日本の小型の蒸気機関車で一番有名な機種ですね。 管理人もこの蒸気機関車はかなりお気に入りです。 実際に使用されていたものを綺麗にメンテナンスしながら展示しています。
KADODE OOIGAWAは大井川農業協同組合、島田市、大井川鐵道株式会社、中日本高速道路株式会社の4者連携によって2020年11月に誕生した静岡県下最大級の「緑茶・農業・観光の体験型フードパーク」なんです。 しかも大井川鐡道の新駅「門出駅」に隣接しているんだそうです。 残念ながら時間が短かったので、駅までは行けませんでしたが、C11だけは撮影しておきました。 |
![]() KADODE OOIGAWAの正面です |
![]() 新しく綺麗でとてもオシャレな雰囲気です |
KADODE OOIGAWAに到着して、食料の販売所などを少し見学したのですが、管理人はそういうのにはあまり興味ありません。 ふと横を見ると、なんとソフトクリームの置物0があるではありませんか〜!
先ほど寸又峡でソフトクリームを頂きましたが、弾みがついたようで、またまたここでもソフトクリームをご購入〜。 先ほどは抹茶ミックスのソフトクリームを頂きましたが、今度は普通のバニラです。
こちらのソフトクリームは非常に濃厚でクリーミーです! でも実は、この道の駅には別のソフトクリームもあったみたいで、黒いソフトクリームもあったようです。 それは先ほどご紹介したC11蒸気機関車の横で売られていたようなんですよ。
ありゃ〜早まった〜。 黒いソフトクリームは蒸気機関車のイメージを具現化したのでしょうか。 味は一体どんなものなのか非常に気になります。
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![]() 少し小さめでしたが、超濃厚でものすごいクリーミでまいう〜! |
こちらのC11形312号機は、1946年に製造されたものです。 旧国鉄時代は長く福島県会津地方で使われていましたが、1975年1月に廃車となりました。 その後、三重県松阪市の「ドライブインあら竹」に展示されました。
大井川鐡道には1988年2月19日に入線しました。 同年7月23日から営業運転を開始し、川根路を228,000kmと地球約6周分を走り抜けました。 最終営業運転日は2007年0月8日です。
以後は部品供給用として大井川鐡道のSLを影ながら支えていました。
2007年の廃車より長らく大井川本線の構外側線に留置されていたことから、車輛は経年劣化による大規模な腐食が進んでいました。 復元展示に向けて、かつて走行していた頃の姿を取り戻すべく、錆取り、板金、復元不可能なパーツを新造するなどの工事を9行いました。 |
![]() C11の312号機です。やっぱりC11もいいよね。 |
![]() 後ろ姿はこんな感じです。石炭を積む部分と動力車が一体になっています。 |