小田原
史跡 ⇒ 食い放題 ⇒ 小田原城

今回は結婚記念日ということで、神奈川県は小田原にやってきました。メインは
「鈴廣」という小田原では超有名なかまぼこ屋さんが経営する「えれんなごっそ」
というレストランで禁断の食べ放題です。その他せっかく小田原まで来たので、
歴史上の史跡(文化遺産)や小田原のシンボルである小田原城に行って参りました。

小田原ってそんなに遠くないからなのか、わざわざ小田原を目指して行くってことは
あんまりないんですよね。伊豆や箱根、御殿場に行くときの通過点って感じ。。。
でも、実際に行ってみると、やっぱり色々あるもんですね。特に歴史の古い街は隠
れた名所が沢山あります。今日は家から往復8時間コースのルートご案内します。

本日は、9:00頃に自宅を出発です。東名青葉インターチェンジから厚木まで行き
小田原厚木道路を経由して小田原西インターチェンジまでです。帰りは若干混雑し
ましたが、行きは順調で1時間ちょいで到着しました。小田原って結構近いです。


〜松 永 記 念 館〜

グルメツアーの前に小田原市の郷土文化館を見学です。ここは松永記念館というのですが、そもそも
「松永」って誰!? という方にプチ知識です。本名は「松永安左エ門」といいます。松永安左エ門
は「電力王」「電力の鬼」と言われた日本の財界人で、美術コレクター、茶人としても知られ、耳庵
(じあん)の号を持つ近代小田原三茶人の一人。氏名は「松永安左ヱ門」と表記されることもあります。
詳細は、WEBで名前を検索するとすぐに出てきます。そして、この「松永記念館」というのは松永
安左エ門が昭和21年に小田原に居住してから収集した古美術品を、一般に公開して広く愛好家に
親しんでもらうために、昭和34年に財団法人松永記念館を設立し、自宅の敷地内に建てられたもの
です。その後昭和54年に財団法人の解散と共に小田原市に寄贈され、改修後に現在の形となりました。

ここは建物や美術品がいいんですが、それ以上に庭園や紅葉が見事でした。今年は紅葉は自宅近
くの寺の紅葉しか見ておりませんで、小田原ももう紅葉終わっているかなと思いましたが、なんとか
間に合いました。銀杏や紅葉、樹齢数百年の大木など、自然を堪能するにもいいところだと思いました。

松永記念館の正面玄関

庭園内の池です。鯉がいます。

長岳寺石橋(平安時代のもの)

庭園内の竹林

東大寺石造蓮池(平安時代のもの)

見事な大木(樹齢数百年)と紅葉達

綺麗な紅葉

老欅荘の中にも入れます。

老欅荘の庭の紅葉です。

職員の方も何名かいらっしゃいまして、建物や歴史について説明してくれます。



〜え れ ん な ご っ そ〜

待ちに待った食べ放題です。今日はかまぼこで有名「鈴廣」が経営する和洋折衷のレストラン「えれん
なごっそ」というところです。こちらは駅で言うと、箱根登山鉄道の「風祭」という駅のすぐそばで、
自動車では国道1号線を小田原から箱根湯元方面に行ったところにあります。大昔はかまぼこの小さな
お土産屋さんしかなかったのですが、ここら辺一帯が鈴廣エリアになって、レストラン複数と大きなお
土産屋さんができていました。ここまですごいと、一大観光地と言っても過言ではありません。実際に
我等も食事が終わった後に、お土産屋さんに突入して、色々食い物を購入(まだ食うかっ!)しました!

えれんなごっその外観

最初に取った皿※です。

キーマカレー

ハッシュドビーフ

パン達

和風ラーメン

小田原豚の焼いたやつ

いきなりデザート達

かまぼこタコ焼き&ラザニア

甘エビの唐揚&エビパン

※皿の中身はスパゲティ、鳥の唐揚、魚すり身のソーセージ、かなぼこ、チャーシュー、おでん、天ぷら、たこのカルパッチョ。

正直ここまで充実した料理を食して、一人1,890円は安いと思います。なにより全品最高にまいう〜なんですよ。


〜お 土 産 屋 さ ん〜

こちらは「えれんなごっそ」と道をはさんで反対側にある鈴廣のお土産屋さんです。十数年前によく
この道を走っていた頃は、オヤジが手招きしてそのまま駐車場に入れられてしまうというあこぎな
商売をしているという記憶があるのですが、同じ人か分かりませんが、今でも同じ事をやってました。
でも、昔と違うのは、お土産屋が非常にグレードアップしたことでしょう。店内は相当に広く、かま
ぼこをメインとして、ひもの、ケーキ、おはぎ等々様々な商品が陳列されています。中にはかまぼこ
をお好み焼き風に仕立てたものや、たこ焼き風にしたもの、一風変わったものが沢山あります。

ちなみに、道路では国道1号線沿いですが、電車からのアクセスも非常に良いです。なんと、駅と
ほぼ直結しているんです。駅名は「風祭」。初めて聞いたかもしれません。駅自体は、小さく、公衆
便所と間違えそうです。でもできたばかりなのか、非常に綺麗です。すぐ目も前に電車がいるので、
鉄っちゃんの血が騒ぎ、写真を撮ってしまいました。↓↓↓の写真はそのときのものです。

電車

「かまぼこバー」というバーです。
かまぼこを肴にお酒を飲めます。

色々なところにありましたが、
箱根の地ビールだそうです。

かまぼこを使用したファーストフード。
美味そうです。

さつまあげの盛合せ。
ここは試食が多くていいです。


もちろん「ひもの」も充実
しています。


なんとっ!スイーツまで!
ちなみにこれは「かまぼこ」
とは関係ありません。



〜 小 田 原 城 〜

本当に久しぶりにやってまいりました。以前数回訪れたことはあるのですが、今回非常に新鮮に感じました。
なぜか分かりませんが、管理人は城が好きで、マニアという訳ではないのですが、ついつい城があるところに
いくと、興奮してしまうのでありました。久々の小田原城は、そんなに大きくはないのですが、美しいです。

小田原城は、神奈川県小田原市にあった、戦国時代から江戸時代にかけての平山城で、江戸時代には小田原藩
の藩庁があった。城跡は国の史跡に指定されている。安土桃山時代の北条氏の居城として、江戸時代には大久
保氏の居城として有名な城である。現在の小田原城址の主郭部分は、大久保氏時代に造営されたものである。
佐倉城や川越城などのように、土塁の城の多い関東地方において主要部のすべてに石垣を用いた総石垣造りの
城であるが、現在のような総石垣の城になったのは1632年(寛永9年)に始められた大改修後のことである。
小田原城は、江戸時代を通して1633年(寛永10年)と1703年(元禄16年)の2度も大地震に遭い、なかでも、
元禄の地震では天守や櫓などが倒壊するなどの甚大な被害を受けている。天守が再建されたのは1706年
(宝永3年)で、この再建天守は明治に解体されるまで存続した。

小田原城

城のお堀です。

お堀でバードウォッチング

馬出門(二の丸正面)

馬出門で甲冑隊と記念写真

巨松

動物園でサルウォッチング

天守閣から相模湾を臨む

銅門

一般道から小田原城への橋




〜番外編 海老名サービスエリア(上り)〜


やっぱり恒例のソフトクリーム食ってしまいました。
390円と高額ですが、非常に濃厚でまいう〜です。


《編集後記》
いや〜小田原ってなかなかいいですね。今まで、中途半端な距離にあって、
なかなか「小田原に行こう」という気持ちは起きなかったのですが、実際に
行ってみると、見所もありますし、まいう〜な食べ物もありますし、なかなか
よいところでした。あと半日あると、箱根まで足を延ばせるんですけどね。