沼津 魚三昧

久々に夫婦でグルメツアーを実施して参りました。今回は静岡県は沼津市です。
2009/04/26に沼津港近くに新しいグルメ施設「みなと新鮮館」がオープンしたとの
テレビ特集を見て、さっそくロックオンです。オープンから月日も経って、そろそろ
激混みの時期は過ぎているだろうということで今回実施に至りました。沼津といえば、
出張で極稀に訪れることがあるのですが、その際はどちらかというと山側で、今回
港のほうに来るのは非常に久しぶりです。今回もまいう〜な魚を食したいと思います。

沼津で観光って、あまり思いつきませんが、沼津市のHPを見ると、御用邸公園等の
見所や絶景ポイントがあり、見応えもありますよ。港では釣りもできそうです。


〜東名高速道路 鮎沢PA〜

今日もグルメツアーは高速道路のパーキングエリアからスタートです。ここは東名高速道路の鮎沢PA。
東名の始発から港北PA⇒海老名SA⇒中井PAに続いて4番目のパーキングです。でも、気をつけ
なければいけないのは、この区間左ルート/右ルートがありますが、左ルートに行かないと、鮎沢PAには
たどりつけません。そんなにメジャーなパーキングではありませんが、遠くに富士山を眺めることも
できますし、結構空いています。このPAではグルメツアーではお馴染みのソフトクリームを頂きました。

東名高速 鮎沢PA

少しだけ富士山見えます!

お約束のソフトクリーム
生キャラメルかけです。



〜沼津魚市場 INO(イーノ)〜

ついに沼津港にやってまいりました。最初の目的地「みなと新鮮館」に行ったのですが、まだ8時なので
食事処が全然開いていません(;_;)なので、近くにあった魚市場にやってまいりました。まだ新しい
のか、非常に綺麗な魚市場です。おもしろいのが、市場の2階は一般人が市場内部を見学できるように
見学通路が設けてあるのです。また、2階の端のほうには食事処が3軒入っています。今回はそのうちの
1軒「沼津魚市場食堂」にご来店。この店は朝6時〜開店しているので非常に良いです。&まいう〜です!

市場内の光景

沼津魚市場食堂の店構え

「日替わり朝定食」
(今日はサバの開きでした!)

「駿河丼」
(鯵、生しらす、生桜海老)




〜沼津御用邸公園〜

沼津御用邸は明治26(1893)年、大正天皇(当時は皇太子)のご静養のために造営されました。
御用邸は皇室が主として保養のために用いる別邸で、いわばリゾート施設です。当時、このあたり一帯は
楊原村と呼ばれる小さな漁村でしたが、気候が温暖なうえ、前面には駿河湾、背後には富士山という風光
明美な地であることから別荘地として注目されはじめて、すでに大山巌(陸軍大臣)、川村純義(海軍大臣)、
大木喬任(文部大臣)、西郷従道(陸、海軍大臣)の別荘が建てられていました。彼らはいずれも明治政府
の高官です。川村純義伯爵が後に皇孫殿下(昭和天皇と秩父宮殿下)の養育係になっていることを考えると、
この4人の存在が御用邸設置に大きく影響したものと思われます。加えて明治22(1889)年に東海道線
が開通して、東京からの交通の便がよくなったことも理由の一つにあげられます。

この御用邸公園は、東附属邸、西附属邸の2区画に分かれています。敷地としては西附属邸のほうが断然
広いです。残念ながら今回東附属邸は、結婚式があるため、建物内の見学はできず、庭園のみの見学と
なりました。でも、西附属邸のほうはバッチリ隅から隅まで見学させて頂きました。なかなか明治、大正に
タイムスリップしたような感じで、見応えもあります。沼津港付近ではメインな観光スポットの一つです。

東 附 属 邸
東附属邸の正門

庭園の竹林

西 附 属 邸
西附属邸の正面玄関

昭和天皇が幼少期に乗った自転車

「お玉突き部屋」
ビリヤードをする部屋です。

御用邸から駿河湾方面の眺め
遠くの砂浜で釣りをしている人がいました!




〜みなと新鮮館〜

沼津港では、沼津港港湾振興ビジョンに基づいた整備が進められ、年間100万人の方が訪れるなど、
年々にぎわいが増しています。平成16年には大型展望水門「びゅうお」、平成17年には立体駐車場
「ぬまづみなとパーキング1号棟」、平成19年には水産複合施設「沼津魚市場INO(イーノ)」が整備され、
4月26日(日)午前9時、沼津港マーケットモール「沼津 みなと新鮮館」がオープンしました。
「沼津 みなと新鮮館」には、魚食普及、地産地消を目的とした物販・飲食の13店舗が入居するほか、
観光に訪れる方の利便性向上のためのトイレや観光案内スペース、駐車場が整備されます。

みなと新鮮館の看板です

今回食した「港食堂」の店構え

「なめろう丼」
ちょっと味噌味が強いですが、まいう〜です。

「海鮮ひつまぶし丼」
ダシ汁でお茶漬けにすると超まいう〜!

デザートを頂いた「沼津 愛鷹茶 まるに」の
店構えです。愛鷹ってどこかで聞いたことが・・・

「抹茶MIX」
茶の味が濃くて最高にまいう〜です!




〜沼津港大型展望水門「びゅうお」〜

沼津港大型展望水門「びゅうお」は津波から沼津の町と人を守るために作られた水門です。
水門の扉体(ひたい)は幅40m、高さ9.3m、重量は406tと日本最大級のものです。水門上部は
展望施設があり、箱根や他の山々、果ては大瀬崎まで見渡せます。

こちらが「びゅうお」の全体像です。非常にでかい水門です。上部の展望台にはエレベータで昇ります。夜にはライトアップされ美しい光の芸術品になります。今回はライトアップを見れませんでしたが、秋〜冬の景色が絶景らしいので、今度はその時期に再チャレンジしたいと思います。
「びゅうお」の展望台から入港した漁船を写しました。このときの時刻は12時丁度でしたが、まだ漁船が入ってきて、水揚げしていました。少しの間に3隻入ってきましたが、どの船も銀色の魚を水揚げしていました。ちょっと遠くて魚種までは判別できませんでしたが、大きさからするとサバあたりなんでしょうか。
こちらも「びゅうお」の展望台からの景色です。写真左下は先ほどもご紹介した「沼津御用邸公園」で更にその奥に見える陸地は伊豆半島なんじゃないかと思います。本当は愛鷹山の奥に見える富士山を掲載したかったのですが、もう昼ごろにはモヤがかかって富士山はほぼ見えなくなってしまいました(;_;)




〜香 貫 山〜

ちょっと昼飯食いすぎちゃったので、ちょっとウォーキングに出発です。こちらは香貫山(かぬきやま)
という山で沼津市街中心部の南東、沼津アルプスの最北端に位置する標高193mの小高い山です。香貫山は
富士山や駿河湾を望む絶好の展望地として知られており、山頂近くにある芝住展望台からは360度の大パノ
ラマ夜景を楽しむことができます。車で細い林道を抜け、行き止まった駐車場から歩いていきます。
頂上までは1時間位かかりますが、展望台までは20分位。管理人は足を負傷しているため、展望台まで
で勘弁してやりました。夜景も綺麗だと思いますが、日中の景色も捨てたもんじゃありません。

車で林道をあがります。結構細い道で
前から車が来たら交わせないほどです。

徒歩でウォーキングです。結構整備され
ており、歩きやすいです。緑も綺麗!

「展望台からの眺めPart1」
沼津港方面の景色です。

「展望台からの眺めPart2」
愛鷹山方面の景色です。




〜我入道の渡し舟〜

100円で狩野川の船旅を満喫できます。ルートは2種類あります。1ルート目は川の対岸から対岸を
結んでいるもの。2ルート目は狩野川の上流まで片道約20分でクルーズするもの。対岸から対岸の
渡しは岸に備え付けの黄色い旗を振ると、船が見つけてくれて迎えに来てくれます。狩野川上流クルーズ
は時刻が決まっていて、日に7〜8回行っています。元漁師さん(!?)のような2人のおじさんが
船の操作をしてくれます。船に乗っているときは、船頭さんが歌を歌ったり、色々な会話をしたりと
非常に楽しいひと時を過ごせました。また行きは客が我らのみだったこともあり、船を漕がせてもらい
非常に貴重な体験をすることができました。ここら辺の人達って人間味があってとても心地よいです。

旗を振っていたら船が現れました!

船からの眺め

管理人、船漕ぎ中です。筋肉痛が・・・



《編集後記》
沼津港はあまり今まで来たことはありませんでしたが、ただの港なだけでなく、魚料理、展望台など
見所満点でした。特に魚料理はまいう〜でしたね。天気も終日晴れでしたが、気温が高すぎるせいか
モヤッてしまい、美しい富士の絶景を拝めず、そこだけが唯一の心残りです。また、沼津港もなかなか
良い釣り場が多そうなので、今年のどこかで一発釣りでも行っておきたいと思います。(^o^)