お次は輪王寺大猷院にやってきましたよ〜。 こちらも先程の日光二荒山神社から歩いてすぐのところにあります。 先程の日光東照宮には徳川家康さんのお墓がありましたが、こちら輪王寺大猷院には第三代将軍家光公の
お墓があるんだそうです。 こんなに近くにあったのですね〜。 江戸幕府の初代将軍の家康さんのお墓が日光東照宮にあって、三代目の家光さんのお墓が同じ日光の輪王寺大猷院にあるってことは、二代目の秀忠さんの
お墓も近くにあるのかな!?と調べてみると、どうやら秀忠さんのお墓は東京にあるんだそうです。 元々のお墓は戦争で焼けてしまったそうなのですが、現在は増上寺にあるんだそうですよ。 言われてみたら、
前に増上寺に行ったときに、徳川家のお墓があったような気がします。 更に徳川家の墓所を調べてみると、歴代将軍のほとんどが東京の増上寺、寛永寺にあり、日光にあるのは家康さんと家光さんの2人位でした。
何かきっと意味があるんですね〜。
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まずは受付でチケットをご購入〜。 東照宮に比べて随分観光客が少ないですが、ツアーなどで来る人たちはきっと東照宮を見たら次のスポットに移動しちゃうんでしょうね〜。 その点、手作り旅行は時間配分などは
全て自由ですので、お気楽でよいですよ。 ちなみにこちらの輪王寺大猷院HPの説明がとても分かり易く書いてあるので、建物や輪王寺大猷院の説明はこちらのHPから引用させて頂きました。
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受付を過ぎて目の前に現れるのが「仁王門」です。 口を開いた「阿形(あぎょう)」と口を閉じた「吽形(うんぎょう)」2体の仁王像「金剛力士像(こんごうりきしぞう)」が安置されています。
「阿吽の呼吸」はここから来ていると言われています。 なるほどそーなのかー。
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こちらが仁王門 |
次に出てくる大きな門が「二天門」です。 世界遺産日光の境内で1番大きな門です。 が〜〜〜〜しかし!! また工事中〜〜〜>_< 本日工事中2件目です〜;_;)
持国天(じこくてん)、広目天(こうもくてん)の二天を安置している事から二天門と呼ばれています。 正面の扁額(へんがく)は、108代天皇「後水尾上皇(ごみずのおじょうこう)」による筆です。 |
二天門 |
四体の夜叉「阿跋摩羅(あばつまら)、毘陀羅(びだら)、烏摩勒伽(うまろきゃ)、健陀羅(けんだら)」が、安置されていることから夜叉門と呼ばれ、霊廟を守っています。 夜叉門には、牡丹(ぼたん)の花が
彫刻されているので、別名「牡丹門」とも呼ばれています。なかでも「烏摩勒伽」は全国でもめずらしい仏様です。
この門はすごく記憶にあります。 国分寺連合の皆さんは「鬼だ鬼だ〜」と言っていましたが、これは「夜叉」だったんですね^^; でも「夜叉」を調べてみると「顔かたちが恐ろしく、性質が猛悪なインドの鬼神。 仏教に取り入れられて仏法を守護する鬼神となり、毘沙門天の眷族(けんぞく)とされる。 八部衆の一。」なんだそうですよ。 「鬼神」であればあながち「鬼」ってのも間違いではないね^^ ここにあった夜叉達のうち、最も人気があった(?)のが白い夜叉です。 なんだかポーズがかわいらしい^o^ |
夜 叉 門 |
阿跋摩羅 |
毘陀羅 |
烏摩勒伽 |
健陀羅 |
大猷院の中心となる建物で、拝殿・相の間・本殿と連なる独特な建造物の構造を「権現造り」と言います。 この建物は国宝に指定されており、たくさんの金彩が使われているので、別名「金閣殿」と呼ばれています。
内部には、狩野探幽の描いた唐獅子、天井には140枚の龍の絵、家光公が着用した鎧などを見る事ができます。
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拝殿・相の間・本殿 |
装飾がすばらしいです |
そして一番奥まで進みますと「皇嘉門」が見えてきます。 奥の院の入り口に当たる門は、明朝様式の竜宮造りで、別名「竜宮門」と呼ばれています。 この門の先に、家光公のお墓所があります。
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家康さんの奥宮にも勝るとも劣らないですね〜 |