近鉄の大和西大寺駅に到着です。 |
駅前から無料シャトルバスで移動します。 |
この大和西大寺駅というのは結構大きな駅で、近鉄の奈良線、京都線、橿原線が交わり、ホームも6本あります。駅の中にもお土産屋さんだけでなく、美味そうな洋菓子やたこ焼きなどを売る店や、カフェなどもありました。小腹が減ったらこの駅でつまみ食いってのもありかもしれません。 駅に到着すると平城遷都1300年祭の案内表示があるので迷わずに行けると思います。駅から徒歩2分で無料シャトル乗場に到着します。(シャトルバスは約15分間隔で運行していました)前述しましたが、会場までバスで5分ということと、今日も明日も歩き尽くめになりそうだったので、足をいたわってということでバスを利用しましたが、実際は5分なんかじゃ着きません!! 駅から会場までの直線距離は本当に近いのですが、バスだと道が細いせいか随分遠回りをして会場に行く感じでした。しかも途中の道が混んでいる・・・行きはまだ座れたのでよかったですが、帰りは座れず、しかも行きよりも全然道が混んでいたので、駅まで15分以上かかったと思います。これなら歩いて駅に向かったほうがよかったかも・・・ |
「朱雀門」です! |
「朱雀門」から「大極殿」を望む。 近鉄が敷地を横切っています。 |
こちらが平城遷都1300年祭の玄関口「朱雀門」です。「朱雀門」というのは、南門で「天使名みな面す」というように非常に重要な門だったそうです。そして「朱雀門」という名称は平城京だけでなく平安京や長岡京でも同様の名前の門があったそうです。当初は「大伴門」と呼ばれていたそうですが、714年に漢風に改め、四神で南を守護する「朱雀」の名に変更したそうです。 「朱雀門」に到着したのが9:30頃だったでしょうか。京は平日だったのと、まだ開いて間もないということもあってか割と空いてました。この朱雀門をくぐって建造物を見ますと、新しすぎて趣きはあまり感じられなかったものの、細部まで忠実に復元されているようで、木の組み方などを見ると、1300年前に建てられたものとは到底思えないほどすばらしい建築物です。 |
「平城京歴史館」です。 |
「遣唐使船」です。 |
着いてすぐ入場整理券をとるべし!! |
遣唐使船に乗船できますよ。 |
シャトルバスを降りたら、まずは「平城京歴史館・遣唐使船」に来たほうが良いと思います。バスのターミナルからすぐのところに平城京歴史館と遣唐使船が見えますので、まずは入場整理券をゲッチューしましょう。ちなみに平城京歴史館に入らないと遣唐使船には乗船できませんので、乗船を希望する方は、絶対に入場整理券を貰ってください。入場時刻までは近くの朱雀門やお土産屋に行っても良いと思います。 平城京歴史館には、平城京の歴史、遣唐使で有名な「阿倍仲麻呂」や「吉備真備」などの人物紹介、その時代の日本、韓国、中国の歴史などを映像などで紹介しています。順路に従っていくと、途中で遣唐使船の船上に出ることが出来ます。この船も忠実に復元されているそうです。遣唐使はこの船4隻で、様々なルートをたどりながら、中国の長安に行ったそうです。遣唐使は何回実施されたのか!? 色々節があるそうです。12回、20回、14回、15回、16回、18回等々。全ての遣唐使が無事に長安にたどり着いたわけでなく、船の破損などにより渡航中止になったケースもあるそうです。 |
お約束のソフトクリームです。 |
お約束の「せんとくん」ですが、この会場では この人形にしか会えませんでした。 |
先ほどの入場整理券を貰って、まだ入場まで15分位あったので、バスターミナルに程近いお土産屋さんのコーナーにやって参りました。ホットドッグやたこ焼き、ソフトクリームの定番メニューや、名前も分からない不思議なメニューなど色々取り揃えてあります。結構美味そうでしたよ。また、お土産屋には「せんとくん」関連のグッズが色々ありましたが、つい先般開催していた「横浜Y21」で売っていたグッズとあまり変わり映えしませんでした。というより、元々管理人がこういうイベントグッズに全く興味がないため、違いが分からなかったのかもしれませんが・・・(;_;)
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「平城宮跡資料館」です。 |
資料達Part1 |
資料達Part2 |
資料達Part3 |
先ほどご紹介した「平城京歴史館」は実は有料なんですが、こちらの「平城宮跡資料館」(名前がややこしい)は無料で入ることが出来ます。中には、平城京に関する資料の公開や、当時の人々の生活に関する資料が公開されていました。「無料」ということで、最初はたいしたことは無いかなと思っていましたが、前述の「平城京歴史館」に比べると、バーチャルリアリティなどを駆使した映像などは少ないものの、歴史的資料などは充実しており、かなり見応えがあると思いました。
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正 面 |
左斜め前 |
大極殿内部から朱雀門方面 |
右斜め前 |
ほぼ左 |
天皇玉座 |
ほぼ右 |
壁画の青龍 |
屋根の金色のやつ |
こちらが「第一次大極殿」です。「大極殿」というのは古代朝廷の正殿のことを言います。「大極殿」という名称は、万物の根源、天空の中心を意味する「太極」に由来し、帝王が世界を支配する中心こそ「大極殿」のという意味なんだそうです。建物は非常に大きく壮大です。大極殿へは建物の後ろから中に入ることができます。中に入ると、そこには四神である朱雀、玄武、白虎、青龍と、十二支が描かれています。また建物の屋根の上にある金色のやつも展示されています。これは後で気づいたのですが、この形って他の東大寺とか興福寺とかも同じ形しているんですよね。ただ、この大極殿にあったものは先端にトゲトゲのようなものがついているのですが、東大寺や興福寺のはついていなかったような気がします。
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