岐阜城/金華山/岐阜公園

「頭」氏も合流したところで次に向かうのは、岐阜城です。 名古屋からはJR東海道線を利用して 岐阜駅まで移動しました。 岐阜駅から市バスに乗って約20分位で岐阜公園に到着します。

前述の通り、今回の旅行では名古屋城、犬山城、そしてこの岐阜城を訪問する予定にしていましたが、 正直、国宝である犬山城、金の鯱で有名な名古屋城はものすごい事前の期待度が高かったのですが、 岐阜城はそうでもなかったんです・・・ でも行ってみたら非常にいい城で見ごたえも抜群でした!!


〜 名古屋駅 ⇒ 東海道線 ⇒ 岐阜駅 〜

新幹線改札口で5人全員集合したところで、JR東海道線に乗り込みました! 土曜日の真昼間ってことで 電車もそんなに混んでおらず、しかもボックスシートだったので在来線でも旅行気分を 味わうことができました。 今回乗車した車輌形式は313系です。  JR東海のエリアではこの車輌をよく見ます。

名古屋駅から各駅停車で25分位で岐阜駅に到着しました。 名古屋周辺はやはり新しい住宅地や施設が 建ち並んでいましたが、岐阜が近づくにつれて建物間の距離も長くなってきます。  いや〜旅の雰囲気出てきましたね〜。


東海道線

JR岐阜駅


織田信長像


〜 岐 阜 公 園 〜

バスに揺られること20分。 岐阜公園に到着しました。 バス停から徒歩2分位で岐阜公園に到着します。  旅行マップだと、岐阜公園と金華山と岐阜城が一緒に書いてあったので、きっと近くにあるんだろうと 思っていたのですが、少し上を見上げてみると・・・ ビックリしたなぁもう。  公園の後ろには山がそびえたっています。 これが金華山なんですよね、きっと。  そしてその山頂付近に・・・ 城が見える〜!? あんなに高いところにあるの!?  まさか歩いてあそこまで!? いやいやロープウェイがありました。  ほっと胸を撫で下ろす一同でありました。

公園内は池や花、樹木などがあり、非常に綺麗で、なにやらどこかの庭園のような感じでしたよ。  一角には「功名が辻」でお馴染みの山内一豊と千代の婚礼の地の碑もありました。 

岐阜公園は岐阜市の金華山山麓にある都市公園。 1992年に岐阜公園周辺地区が「都市景観100選」に、2006年には「日本の歴史公園100選」に選ばれている。  かつて、公園内には動物園や水族館及び岐阜県図書館・岐阜市科学館などがあったが、現在では取り壊しや移転などにより姿を消し、あらたに整備された「信長の庭」などの施設となっている。








〜 金 華 山 〜

岐阜公園に入り奥に進むとロープウェイ乗り場が見えてきます。 このロープウェイは相当な急勾配を 昇っていきます。 以前、四国の高松城に行ったときも、城が山の上にありましたが、岐阜城はそのときより更に 険しい山の中に建造されていますね。 ここまですごい山だと、攻め落とすのが難しいのは勿論のこと、 兵糧を運んだりするだけでもえらい大変そうな感じがしますよね。。。

こちらのロープウェイは15分間隔で運転されています。 料金は往復で1,050円です。  乗車定員は20名ちょい位でしょうか。 運転中にはガイドさんが岐阜城や金華山などの由来について お話してくれますが、管理人は写真を撮るのに夢中になって、全く聞いていませんでしたm(_ _)m

ご覧のように相当な急勾配です。 麓に近いほうには三重塔が見えましたが、これは大正天皇御大典を記念して1916年5月建立された朱塗りの三層の塔だそうです。  ロープウェイが頂上に近づくにつれて、壮大な大パノラマが広がります。 今日の天気は曇りだったため、 少しモヤがかかったような感じでしたが、非常によい景色でありました。

金華山は、岐阜県岐阜市にある標高329mの山。 旧名稲葉山。 岐阜市のシンボル的存在で、 市民のランドマークや憩いの場となっており、夜景が美しいことからデートスポットとして県外から訪れる客も多い。  西側山麓には岐阜公園、岐阜県歴史資料館、岐阜市歴史博物館、名和昆虫博物館などの文化施設、伊奈波神社、 岐阜護國神社、善光寺安乗院などの神社・寺院があり、山頂付近には岐阜城、隅櫓を模した岐阜城資料館の他、 金華山リス村、売店や展望レストランなどがある。 山頂へは金華山ロープウェーが通じ、南に連なる瑞龍寺山 (通称:水道山)には金華山ドライブウェイも走り、南端には瑞龍寺がある。


三重塔


麓の駅


これがロープウェイです

ロープウェイからの景色

ロープウェイを降りて城に向かいますが、城に辿り着くまでは苦難の道のりでした。  20代の若者であればヒョイヒョイ行けちゃうと思うのですが、40過ぎのおっさんには結構 辛い道のりです。 アップダウンもありますし、階段も多いですし、距離もありますし・・・  時間にしたら10分ちょいでしたが、それでも結構しんどいです。 途中すれ違う旅行者も半分 死にかけておりました。 早くビールを注入しなければっ!!


天下第一の門


猪に注意と言われても・・・


閻魔堂

険しい道のり



〜 岐 阜 城 〜

ようやく城に到着しました〜。 城はそんなに大きなものではなく4階建てでこじんまりとした 感じがします。 城に入って思い出しましたが、ここは斉藤道三の城だったんですね。  ということは歴史上有名な織田信長やお濃の方、明智光秀にもゆかりのある地と言えますね。  そういえば麓の土産屋には、斉藤家の家紋や、織田信長の「天下布武」の文字の土産物なども 多く販売していました。

岐阜城は、岐阜県岐阜市の金華山にある山城跡。 織田信長が、斎藤龍興から奪取した稲葉山城の 縄張りを破却して、新たに造営したものが岐阜城である。 城跡は岐阜城跡として国の史跡に指定されている。  岐阜城の歴史は古く、1201年二階堂行政が稲葉山の上に砦を築いたのが始まりとされている。  15世紀の中頃、美濃の守護代であった斎藤利永(道三)が、この城を修復して居城とする。  1567年にかねてから美濃攻略を狙っていた織田信長が西美濃三人衆の内応により稲葉山城下に進攻。  同年 信長は、本拠地を小牧山から稲葉山に移転し、古代中国で周王朝の文王が岐山によって天下を 平定したのに因んで城と町の名を「岐阜」と改めた。 この頃から信長は、「天下布武」の朱印を 用いるようになり、本格的に天下統一を目指すようになった。


岐阜城


織田信長 肖像画


お濃の方 肖像画


斉藤道三 肖像画


斉藤義龍 肖像画


刀剣








織田信長像


天守閣からの景色Part1

天守閣からの景色Part2


城の見学が終わり少し歩くと、今度は資料館なるものがありました。 城の入場券に 半券が付いており、それを渡すと資料館に入場することができます。  でもこの資料館狭いですね〜。 「西」氏も言ってましたが、別にこの展示品の数であれば わざわざ資料館に別置きしなくても、城に一緒に展示してしまえばよいのに・・・

ここの展示物は川島紡績が寄贈したものなんだそうですよ。 展示物はどれも歴史を感じさせる ものばかり。 よく時代劇とかで子供が遊んでいる馬のおもちゃもありましたし、当時の人達の 生活観を想像できそうなものが展示されていました。


岐阜城資料館


子供が遊ぶ馬


駕籠

鎧の中に着るやつ?


〜 レ ス ト ラ ン 〜

岐阜城と資料館を満喫した我々は、ロープウェイ乗り場に向かいました。  どうやら行きと帰りで道が違ってたみたいですね。 行きにはなかったレストランが 姿を現しました! レストランといえばー! そう! ソフトクリームがあるかも しれません〜♪ そういえばまだ今日は1つもソフトクリームを食していなかったよね。  ということで、色々券売機のメニューを見てみると・・・ なんと名物「どて丼」ってのが あるじゃないですか!! 最初はソフトクリームと思っていたのですが、 結局全員「どて丼」になってしまいました。

こちらの「どて丼」は、モツを八丁味噌で煮込んで、それをご飯にかけたものです。  この八丁味噌のタレはまいう〜ですね〜。 これはビールと非常によく合いますよ!  ちなみに前述の通り、今日はBBTツアーなので、ここでも生ビールいっときました! 

ここの店員さんのおばちゃんはとてもユニークな方で、葛城ユキのようなハスキーボイスで 色々お話をしてくれました。 管理人は「おにーちゃんおにーちゃん」とからまれてしまいました。  岐阜の名物を聞くと、「鮎だね」との回答が。 そして次の質問「岐阜で美味しいものっていったら何?」 に対しては「鮎ーー!」でした。 でも忘れたときに「飛騨牛ーー!」って言ってました。  なかなか小気味のよい楽しいおばちゃんでした。 おばちゃんの写真も撮っておけばよかった(笑)


5人で集合写真!

どて丼です!



〜 ロープウェイ乗り場(帰り) 〜

岐阜や名古屋には恒例の顔を出すやつが各地にありましたね。 ここ岐阜城でもロープウェイ乗り場の 一角に鎮座していました。 ということで記念撮影です。 でも写真に黒い線入れたら、誰が写っても同じだね。

ちなみにここのお土産屋さんで、 「西」氏の定番お土産のTシャツを購入していました。 ここのTシャツは「天下布武」と筆で 書いてある格好良いTシャツでした。


顔出しPart1

顔出しPart2


〜 昔 の 街 並 み 〜

こちらは昔の町並みが残る一画です。 先ほどの岐阜城近くのレストランで、おばちゃんに 教えてもらいました。 岐阜公園を出て徒歩3分で到着します。 ここでは鮎の塩焼きを売る店や、 手作りで提灯を作る店などがあるそうです。 一歩街並みに入るとタイムスリップしたような 感じになります。 家々は黒く塗られており、窓枠の縦の木の格子なども時代を感じさせます。 


昔の街並みPart1

昔の街並みPart2