国 宝 松 本 城

腹も一杯になりましたので、次の目的地「国宝松本城」に向かいます。 といってもここから松本城までは車で5分位のところ。 ただ周辺をあまりよく知らなかったので車で松本城まで行くことにしました。 城のすぐそばにはいくつか コインパーキングがありましたので、ここに駐車して徒歩で約3分で松本城に到着〜。

日曜日の14:00位ですが、結構観光客が多いですね〜。 ここもやっぱり外国人観光客が多かったですよ。 管理人は松本城は4回目位なのですが、「岡」氏も「西」氏も初めてでしたので、天守の中も見てもらいたかったのですが、 なんと混んでて天守に入るだけで30分待ちなんですって!? 時間的に30分待って、そこから1時間天守を観光するのは帰りのことを考えると厳しい〜ということで、今回はお堀の周りをグルリと周って天守を眺めることにしました。  お堀の周りには桜の木が多くありまして、ここでもお花見をしている人が多かったです。


これだけ混んでいるってのは、もちろん元々有名ですし、国宝ってのもあると思いますが、この間テレビの番組で「お城好き1万人がガチで投票!お城総選挙」というのがあったのですが、その中で「松本城」は第3位だったんです。  管理人は松本城は一番好きな城なので「絶対に1位!」って思っていたのですが・・・ ちなみに1位は「姫路城」、2位は「大阪城」、3位「松本城」、4位「熊本城」、5位「首里城」、6位「名古屋城」、7位「竹田城」、8位「五稜郭」、9位「二条城」、10位「弘前城」でした。  管理人も結構お城は見に行っていますが、「竹田城」と「弘前城」はまだ見たことがないですよね〜。 是非一度見てみたいものです。


松本城入口です

これが黒門です

黒門を入るとかつては本丸御殿がありました。 本丸御殿に通じる格調高い正式な門という意味で、当時の最高の色調である黒の名を冠して「黒門」と呼んだと考えられています。  門の屋根を見上げると歴代城主の家紋の付いた軒丸瓦が見られます。 これは昭和25年〜30年に行われた天守解体修理の際、まだ使える瓦を保存して再利用したからです。 その瓦を昭和35年、黒門一の門復興の折に使用したため、 いろいろな城主の家紋の付いた軒丸瓦が見られます。 この黒門の設計図がなかったため、設計を依頼した市川清作氏が、名古屋城の渡り櫓門を参考にしたと言われています。 by 松本城HPより


黒門を潜り抜けますと、眼前に白と黒のコントラストが美しい「松本城」の天守が姿を現します! いや〜やはりこの城は本当に美しい。 今日は桜も咲いているので余計に綺麗に見えますね。

松本城は戦国時代の永正年間に造られた深志城が始まりで、現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城です。 ちなみに天守が国宝に指定された5城のうちの1つで、他には姫路城、犬山城、彦根城、松江城があります。  管理人は5天守全て制覇しました〜。 ドンドンドンドンパフパフ



天守の前のほうまで行ってみると、着物を着た方々がいました! ここで記念撮影をパシャリ。 いい思い出になりますね〜。

松本城は戦国時代の永正年間(1504〜1520年)に、信濃守護家小笠原氏(府中小笠原氏)が林城を築城し、その支城の一つとして深志城が築城されたのが始まりといわれている。

天文年間には甲斐の武田氏による信濃侵攻が開始され、天文19年(1550年)7月15日には林城・深志城などが落城し、信濃守護・小笠原長時は追放された(『高白斎記』)。 武田氏は林城を破却して深志城代として馬場信春を配置し、 松本盆地を支配下に置いた。 その後は信濃小県郡の村上義清、越後国の長尾景虎(上杉謙信)と抗争し、北信濃に至る信濃一帯を領国化した。 by wikipedia



松本城は、見る方角によって随分と表情が変わるんですよ。 これも松本城の魅力の一つではないかと思っています。

1582年(天正10年)、武田氏滅亡により城代馬場昌房から織田長益に明け渡された後、織田信長によって木曾義昌に安堵されたが、本能寺の変後の武田遺領を巡る天正壬午の乱において、同年6月には越後の上杉景勝に擁立され、 小笠原旧臣の助力を得た小笠原洞雪斎が奪還する。 さらに徳川家康の麾下となった小笠原貞慶が旧領を回復し、松本城と改名した。

1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の結果、徳川家の関東移封が行われ当時の松本城主小笠原秀政も下総古河へと移った。 代わりに石川数正が入城し、石川数正とその子康長が、天守を始め、城郭・城下町の整備を行う。

その後、大久保長安事件により石川康長が改易となり、小笠原秀政が再び入城。 大坂の陣以後は、松平康長や水野家などの松本藩の藩庁として機能した。 水野家の後は松平康長にはじまる戸田松平家(戸田氏の嫡流)が代々居城とした。



天守の前にかかっているのは「埋橋(うずみばし)」という橋です。 大昔に渡った覚えがあるのですが、今は一般客は渡れないようですね。 管理人はここから見る松本城が一番好きですね。



お堀の周りには沢山の桜の木がありました。 管理人は今回が4回目の松本城になりますが、桜の時期に来たのは初めてだと思います。 やはり桜の天守のコントラストが非常に良いですね〜。 去年の会津若松城も桜が綺麗でしたが、 それに勝るとも劣らない見事な景色です。 桜と城というと、あとは弘前城を思い出しますが、ここも是非桜の季節に行ってみたいものですね〜。