あっという間にBBTも2日目を迎えました。 昨日は夜も気温が高く、管理人は部屋の窓を開けっ放しにし、更に冷房23℃設定にしておいたのですが、それでも汗ビショビショ。。。 もう体温調節機能が壊れています。
今日は朝のうちは少し雲がかかっていましたが、徐々に雲がとれて良い観光日和になりました。 日中は車の気温計で20℃を越すほどでしたよ。
2日目の最初の観光地は以前から行きたかった「上田城跡公園」です。 宿を出発したのは9:00。 ここから車で約30分で上田城跡公園に到着します。 この上田城跡はNHKの大河ドラマでやってた「真田丸」を見てから、 一度は行きたいと思っておりました。 しかも今日は上田城の千本桜祭りも開催されているとのこと! 城内には見事な桜が咲き誇っていますよ。 祭りということもあって、色々な出店が出店していましたし、和太鼓のイベントもやっていました。 良いタイミングで来れてラッキーでした。 |
上田城跡に到着しました〜。 よくテレビで見ていた上田城の「南櫓・北櫓・東虎口櫓門」です。 これが見たかったんですよね〜。 上田城は天守は現在存在しませんので、上田城と言ったらこの「南櫓・北櫓・東虎口櫓門」がシンボルだと思います。
上田城は天正11年(1583)真田昌幸によって築城されました。 第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城です。
写真を撮りながら前に進んでいくと・・・ おお〜顔出しのやつを発見! 昨日も松代城跡の宝物館で顔出しをやりましたが、今日も勿論やっときます。 昨日のはちょっと小さく写っちゃったからね。 昨日の宝物館の顔出しは、真田信之と真田昌幸の2人分だったですが、 ここ上田城ではちゃんと真田幸村も含めて3人になっています。 3人分あったからホントは管理人も入りたかったんだけどな〜^^ |
東虎口夜櫓門の脇に一際大きな石が積まれていました! こちらは「真田石」と言います。 これは相当に大きいですよ。 真田信之が松代移封の際に、父の形見にと持ち去ろうとしたのですが、全く動かなかったとの伝説を持つんだそうです。
なんと直径は3mもあるんだそうですよ。
上田城で使用されている石は、この真田石も含め、城内の石垣で使用されている石材の大部分が太郎山麓のものを使用しているんだそうです。 |
城門を抜けて最初にやってきたのが、本丸跡にある「真田神社」です。 歴代の上田城主(真田氏・仙石氏・松平氏)を御祭神としています。 戦国時代を生き抜いた真田昌幸・信之・信繁(幸村)の知恵や勝運ににあやかろうと、御守護符や合格祈願のお守りを求める観光客に人気のスポットです。
眞田神社の設立当初の名前は「松平(しょうへい)神社」であり、明治12年(1879)頃に旧上田藩藩士・町民によって設立され、藩主であった松平氏をまつる神社でした。 その後、上田城の二つの櫓が再建され、 城跡公園として体裁が整ってきた昭和28年に「上田神社」と名を改め真田、仙石、松平の歴代上田城主を合祀、さらに昭和38年には「眞田神社」と改称され、今日に至っています。by 上田城HPより |
真田神社のすぐ横に古い井戸がありました。 こちらは真田井戸と呼ばれているそうです。 この井戸は本丸唯一の井戸で、直径2メートル、深さは16.5メートルに達します。 下の方を覗いてみますと、水面を見ることができましたが相当深いですね。
この井戸には抜け穴があるそうで、城北の太郎山麓の砦に通じていたそうです。 敵に包囲されてもその抜け穴のおかげで兵糧を運び入れるにも、城兵の出入りにも不自由しなかったんだそうです。
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真田神社の入口付近には、大きな赤備の大兜が鎮座していました。 これはデカイですね〜。 こちらは真田幸村がつけていたものと同じ形ですね。 真田幸村は大坂夏の陣で武具を赤で統一した「真田赤備え」部隊を率いていきました。
真田幸村は「愛」と「義」の捨て身の活躍で「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と称されたのです。
またその横には絵馬がぶら下がってトンネル状になった場所もありました。 絵馬を見てみると、学校への合格祈願が多かったような気がします。 これも真田家の知恵や勝運にあやかろうとしたものなんですね〜。 |
真田神社から更に奥に進みますと「西櫓」が見えてきます。 残念ながら西櫓の中には入ることができませんでした。 西櫓は南櫓、北櫓と共に県宝に指定されているそうです。
西櫓は尼ヶ淵の河岸段丘上に築かれた本丸隅櫓で、上田城唯一の現存遺構なんだそうです。 外壁は板張り(下貝板)とし、その上から軒の部分までが塗籠となっています。 これは寒冷地の城によく見られる形式です。 また、屋根は入母屋造り、本瓦葺きです。 |
続いては、先程くぐった南櫓・北櫓の中を見学しに行ってまいりました。 チケットは南櫓・北櫓のみの見学ならば300円、南櫓・北櫓に加えて博物館も見学するならお得な共通券(500円)を購入するといいでしょう。
櫓への入り口は、南櫓のすぐ脇にありました。 チケットを見せて階段を上がります。 |
まずは櫓門の内部に潜入です。 この櫓門は内部を見ても新しいですね〜。 資料を見てみると、櫓門は平成6年(1994)に復元されたものなんだそうです。 まだ25年位しか経ってないんですね〜。
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近すぎて全体が写せなかった>_< |
内部はこんな感じ |
火縄銃が展示してありました。 手に取ることができます。 |
真田氏時代の上田城の金箔鯱瓦 なんだそうですよ。 |
櫓門から城外を見た景色です |
上田藩主の松平家の纏です 「纏」は大将の陣所のしるしとした物 |
次は北櫓に潜入取材です。 何でも上田城の櫓は明治維新までは全部で7つあったんだそうです。 しかしながら明治の廃城の際に、西櫓1棟を残して他の櫓は取り払われてしまったのだとか。 ただ現存の北櫓と南櫓は市内に移築されて残っていたため、
昭和18年〜24年にかけて現在の地に再移築されたんだそうです。
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こちらが北櫓の入り口です |
北櫓の内部はこんな感じ |
上田城の瓦が展示してありました |
北櫓の窓から本丸の方角を臨む |
最後に南櫓に参ります。 櫓自体の構造は、北櫓も南櫓も同じような感じですね。 もしかしたら中に入れませんでしたが先程の西櫓も同じような感じなのかもしれませんね。
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こちらが南櫓です |
「武者窓」と呼ばれる格子窓に 突き上げ戸が取り付けられています |
櫓は2階建てになっています |
鉄砲狭間や矢狭間があちこちにありました |
丁度時刻は10時少し過ぎたところ。 櫓の見学から帰ってくると「上田城千本桜祭り」のイベントが始まるみたいです。 この祭りは今年で16回目を数えるんだそうです。 この祭りは4月6日(土)〜21日(日)まで開催されるとのこと。 なんと今日が最終日じゃないですか!
この祭りの期間は色々なイベントが開催されまして、祭りのHPを見てみますと、物産展、ご当地キャラクターの登場、甲冑着用体験、伝統忍者集団の黒党ステージ等々色々ありますね。 中でも気になったのが「KUNO1 ステージ」。。。 どんなステージなのかドキドキしちゃいます。
今日の10時から開催されていたのは、「上田城太鼓まつり〜春の陣〜」です。 子供から大人まで、10人位が1組になって和太鼓を演奏します。 我々はトップバッターの子供たちの演奏を聴きましたが、とても迫力があって非常によかったですね。 周囲からも大拍手でしたよ。 |
そういえば段々腹が減ってきましたね〜。 今朝は宿では朝食をご注文していなかったので、まだ何も食していません。 丁度良い具合に、本丸内には出店が色々出ていましたよ。 ここで朝食いっときますか!
出店は本当に多くて、公園内の通路にズラリと軒を連ねています。 タコヤキとかお好み焼き、焼きそばなどは定番なんですが、「チーズハットグ」なる食べ物や、「電球ソーダ」という飲み物!? 等イメージが湧きにくいものもありました。 未だに「電球ソーダ」は気になってます・・・ 試しにインターネットで調べてみると、電球の白熱灯を逆さまにしたような形をした容器に入った飲み物が出てきました。 きっとこれなんだなぁ^^; |
まずは「西」氏が大盛焼きそばをご注文〜。 やっぱり定番の美味さ! 間違いありません!
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お次は「岡」氏が「とり皮焼き」をご注文〜。 これは初めて見る食べ物ですね〜。 鉄板の上で鶏皮をジュージュー焼いています。 味付けは3種類ありまして、ピリ辛タレ、甘口タレ、ネギ塩タレです。 お好みで好きなタレをかけていただくんだそうです。
店主さんは「見た目は悪いけどおいしいよ」とおっしゃっていましたが、個人的には、見た目も美味そうに見えました。 これはビールが合いそうですね〜
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最後に管理人がタコ焼きをゲッチュー! どーも管理人は粉ものに弱いんですよね^^; タコ焼きも安心の美味さでした。
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お店は食べ物屋さんだけではありませんで、お土産物屋も沢山ありました。 今回は「西」氏が2品ゲット! 1つは「信州蔵だし味噌カレー」味噌味のカレーってどんな味がするのか興味深いですね。 そしてもう1つは定番のTシャツのコーナーです。
今回の旅行ではあまりTシャツを売っているお店をみかけませんでしたが、ようやくここで発見! 今回のTシャツの柄は有名な真田家の家紋「六文銭」と「結び雁金」を合わせた様なデザインです。 色も赤備えになっていますし、
上田城らしいお土産になりましたね。
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最後に上田市立博物館にやってきました。 博物館は本館と別館に分かれています。 資料の多さは断然本館のほうですね。 どちらも同じチケットで入場することができます。 上田市立博物館には歴代上田城主の甲冑などの上田藩関係資料、織田信長所用革胴服(重要文化財)、
染屋焼コレクション(重要民俗文化財)、正保の信濃国絵図(長野県宝)、養蚕資料、古文書類など上田地方の中世以降の歴史を通観できる歴史・民俗資料および自然資料が収蔵・展示されています。
しか〜し! こちらの博物館は撮影禁止でした(;_;) |
いや〜、上田城跡公園は見応えがタプ〜リでしたね。 当初の予定だと、ここの観光時間は1時間位だったのですが、気付けばすっかり2時間を経過していました。 でも上田城跡を見れて大満足です。
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