銀  閣  寺

さ〜、二日目の観光の始まりです。 元々の管理人のスケジュールでは2日目はいきなり清水寺に行って、その後三十三間堂、そして京都駅に戻り東寺、西本願寺などを見る予定にしていました。  少し少ないのでは!?と思われるかもしれませんが、もう足が終わってしまっていることを見込んで、2日目はあまり京都駅から離れないように考えたものです。 でもやっぱり金閣寺を見たら、 銀閣寺も見たくなりますよね〜^^; ということで前日にリスケジュールをし、京都駅から見て北東方面を廻るようにしました! 北東地区のターゲットで一番遠い観光地が銀閣寺です。 今日も昨日と同様に 一気に一番遠いところに行って、徐々に京都駅に近づいていく作戦で参ります。

銀閣寺への行き方は2種類考えられます。 1つは京都駅からバスで1本、所用時間は35分とのこと。 もう1つは地下鉄で長距離移動し、バスで短距離移動するルート。 今日はゴールデン ウィークに入ってしまっているので、道路の混雑も予想されます。 観光客が多いため、バスの車内も鮨詰めです。 ということで、やはり地下鉄+バスの作戦で参りました。 まずは昨日と同様に 烏丸線で今出川駅まで行き、そこからバスで移動します。 出足は上々! 今日も色々なところを廻ります。



ここも寺そのものが銀閣寺っていうのかと思ったら、金閣寺と同様にそうではないみたいです。 お寺そのものは「銀閣(観音殿)」と称し、寺院全体のことを銀閣寺(慈照寺)というそうです。 

慈照寺(じしょうじ)は、京都府京都市左京区にある、臨済宗相国寺派の寺院。 相国寺の境外(けいがい)塔頭である。 室町時代後期に栄えた東山文化を代表する建築と庭園を有する。  足利義政が鹿苑寺の舎利殿(金閣)を模して造営した楼閣建築である観音殿は銀閣(ぎんかく)、観音殿を含めた寺院全体は銀閣寺(ぎんかくじ)として知られる。 「古都京都の文化財」の一部として世界遺産に 登録されている。 銀閣は、金閣、飛雲閣(西本願寺境内)とあわせて京の三閣と呼ばれる。 山号は東山(とうざん)。 開基(創立者)は、室町幕府8代将軍の足利義政、開山は夢窓疎石とされている。  夢窓疎石は実際には当寺創建より1世紀ほど前の人物であり、このような例を勧請開山という。 by wikipedia


〜 銀閣寺までの道のり(哲学の道、土産屋街) 〜

「銀閣寺道(ぎんかくじみち)」というバス停で降りて銀閣寺に向かいますが、銀閣寺に行くまでの道のりにも見どころがありました。 途中に「哲学の道」というのがあり、石畳の道がず〜〜〜っと続いています。  この道は、後でご紹介する永観堂付近でも見かけたので、結構長い距離あるみたいですよ。

哲学の道は途中で逸れてしまうのですが、その後には結構お店の数が多い土産屋さん街が待ち受けています。 昨日一日色々な観光地を見て回りましたが、意外にもこのように大規模なお土産物屋さん街は初めての ような気がしますよ。 ようやく観光地に来たなって感じもしますが、やっぱり客引きが多くてすぐにうんざり・・・ でも名産の「やつはし」やらソフトクリーム、置物等色々なお土産には目が行ってしまいますね^^;

哲学の道は永観堂付近にある熊野若王子神社横から始まり、銀閣寺道バス停付近の白川通今出川交差点まで続く。 哲学者・西田幾多郎がこの道を散策しながら思索にふけったことからこの名がついたと言われる。  「思索の小径」と呼ばれていたものが、いつしか「哲学の道」と呼ばれるようになったとされており、1972年(昭和47年)に正式な名称となった。 日本の道100選にも選ばれている散歩道である。by wikipedia


哲学の道のスタート地点みたいです。


石畳でいい雰囲気の小路です。


お土産屋さんが本当に賑やかでした。


やっぱり「やつはし」を売っている店が多かったかな。



〜 銀 閣 寺 の 入 り 口 〜

お土産屋さん街を歩くこと約10分位で銀閣寺の門に到着します。 室町幕府で最も権勢を誇った足利義満が手がけた金閣寺は贅を尽くした金ピカな寺でしたが、足利義政さんの時代にはその権勢も下火に・・・  本当は銀閣寺は銀箔をあつらえようとしたのですが、途中でお金がなくなり、今の状態のままとなったと昔聞いたことがあります。 その話を聞いていたからか、この門も少し淋しく見えてしまいますね^^;


こちらが銀閣寺の入口です。


入場券はやっぱり御札でした^^;


入口を入り、銀閣寺垣という小路を進んでいきます。



〜 銀  閣 〜

門を入るとすぐに銀閣寺が登場します。 あまりに登場が早すぎて、そして寺が地味すぎて、「これが銀閣寺!?」とやや拍子抜け・・・ ただ、今振り返ると一番印象に残った建物は何かと問われると、 多分「銀閣寺」と答えると思います。 金閣寺もインパクトは強いですが、あまりにもゴージャス過ぎて、ちょっと興ざめな部分も少しありましたが、この銀閣寺はとても情緒があります。 建物の壁の色や 寺の造りなど大変良い雰囲気ですね〜。 また後述する庭園もなかなかのものです。 この庭園と銀閣の2ショットはかなり良いですよ!





〜 銀 閣 寺 庭 園 〜

なんと、ここにも石庭がありました! この石庭も2〜3ヶ所で見ましたが、同じものはありませんね〜。 特に銀閣寺の石庭は見事で、個人的には2日間の旅行で見たどの石庭よりもバリエーションも多いし、見応えも抜群でした。  銀閣寺の石庭で一番インパクトがあるのは、このプリンでしょう! なぜか巨大なプリンが庭の真ん中に鎮座しています。 円錐形をしたものや、台形をしたものは大徳寺や龍安寺でも見ましたが、ここまで巨大なプリンは初めてです。  石庭というのは石を水に見立てて池や水の流れを表現していると聞きましたが、このプリンは一体何を表しているのでしょうか。。。


これが例のプリン。。。向月台というんだそうです。


これも水の流れを表しているのでしょうか。


砂の山の曲線部分がまた絶妙で美しいんですよね〜。


これは銀沙灘というんだそうです。



〜 東  求  堂 〜

東求堂(とうぐどう)は一重入母屋造、檜皮葺きで、文明18年(1486年)の建立である。 軒は疎垂木、組物は舟肘木を用いる。 足利義政の持仏堂として建立されたものであるが、様式的には住宅建築の要素が強い。 by wikipedia  ちなみに東求堂も銀閣と同様に国宝に指定されています。





〜 これまた綺麗な庭園 〜

銀閣寺の庭園は金閣寺よりも少し広く、変化に富んでいるような気がしました。 石庭ゾーンを過ぎると池だけでなく小川も流れています。 更に少し高台に行くと様々な植物が見えます。 更に木々の間から見る銀閣寺もなかなか良いものです。 

途中で白人さんカップルに写真を撮ってくれと頼まれたのですが、あまり扱ったことのない一眼レフだったので、シャッタの押し込みが弱すぎて、写ってなかったという恥ずかしことになってしまいました。  このカップルさんとは次に観光した永観堂でもすれ違いました。 我々も写真を撮ってもらおうと思ったのですが、英語が苦手なのでグッバイしておきました。 他にも黄色人種はいたのですが、外見だけだと 日本人なのか韓国人なのか中国人なのか分からない人が多いんですよね。。。


池からマイナスイオンが出まくってます。


石の間から湧水が出ていますよ。


石段をゆるゆると歩いていきます。


苔が綺麗に敷き詰められています。


これ何だか忘れちゃいましたm(_ _)m


室町時代の創建当時の石組み、お茶の井


一番高いところから銀閣がこんにちは^^


遠くには京都市街が見えます。


今度は下り坂です。ホントに木漏れ日が気持ち良いです。


小路の脇を、小川が流れています。



〜 W ソ フ ト ク リ ー ム 〜

銀閣寺を見学し終わって、行きに通ったお土産さん通りを歩いていると、美味そうなソフトクリームがっ!! 今回は管理人は「はちみつソフトクリーム」をご注文! これははちみつの味がほのかに漂い、 普通のソフトクリームとは違います! 更に進んだ店では抹茶ソフトクリームがあったので、こちらはお嫁さんがご注文〜! この抹茶ソフトクリーム! ものすごい抹茶が濃厚です! 普通の抹茶ソフトクリームだと 抹茶味ももちろんするけど、クリームの味のほうが勝っているような感じがしますが、ここのは抹茶が超濃厚で、苦みも相当に感じます。 管理人もお茶は好きですが、ここまで濃いと青汁と間違えてしまいますよ。


はちみつソフトクリーム まいう〜^^


抹茶ソフトもまいう〜^^