西 の 河 原 公 園

いや〜なかなか湯もみショーはよかったですね〜。 お次は、湯もみショーと並ぶ、草津温泉の人気スポッツ「西の河原公園」に参ります。 でもお嫁さんは湯畑でお土産物巡りをしたかったそうなので、ちょっくらここで別行動。  管理人は一人で西の河原公園に向かうことにしました。 湯もみショーをしていた湯畑から西の河原公園までは徒歩で5分少々。 先程も通った饅頭屋さんや、ガラス蔵を通り抜けたところにありました。 途中、片岡鶴太郎さんの美術館もありましたよ。  結構片岡鶴太郎さんの絵って良いんですよね。 以前実家にも鶴太郎さんの絵が飾ってありました。 でも残念ながら今日は休館日みたい。。。 ちょっと興味あったんだけどな〜。 片岡鶴太郎さんの美術館を過ぎるとすぐに西の河原公園の入口が見えてきます。  事前調査によりますと、ここにも足湯があるんだとか! ここでもちょくらザブンしておきますか!




西の河原公園の入口に到着しました〜。 出入り口はいくつかあるようですが、湯畑から来ると、こちらの入り口が一番近いでしょう。 立て看板にも書いてありますが、こちらの周辺は上信越高原国立公園になっているんだそうです。  ちなみにこの国立公園の範囲には、草津白根山という火山がありまして、ここも観光名所の1つなのですが、残念ながら火山警戒レベルが2になってしまい、周辺への立ち入りができなくなってしまいました。 残念>_<

上信越高原国立公園は、谷川岳(1,977m)、苗場山(2,145m)、草津白根山(2,160m)、四阿山(2,354m)から浅間山(2,568m)に至る山岳と高原からなる広大な公園です。  大岩壁がそびえる谷川岳、火山である浅間山や草津白根山など、日本百名山にも数えられる名峰を多く有しており、変化に富んだ山岳景観が形成されています。 それらの山々の山腹から山麓にかけては冷涼な高原が広がり、湖沼や湿原なども多くみられます。  また、火山は多くの温泉を育んでおり本公園の大きな魅力にもなっています。 山岳は登山やスキーのフィールドとして、高原は夏の保養地として、さらに豊富な温泉など、様々な形で自然の魅力を楽しむことができ、多くの利用者が訪れています。 by 環境省HP


西の河原公園に入りますと、なにやら岩がゴロゴロしておりますね。 こちらの岩は溶岩なのでしょうか。 近くに白根山などもあるので、そうかもしれませんね。 ま〜元々昔ながらの温泉場ってのは近くに火山があるもんですもんね。  こちらの公園を流れる川を「湯川」というそうです。 この周辺のあちこちからも温泉が湧き出ているそうですが、湯もみのコーナーでも触れたように、温泉自体が強酸性のため、この川の周りには草木が生えないんだそうです。 


少し歩くといきなり足湯が現れました。 この湯川の周りには、石を積み上げて風呂のようになっている所があちこちにあります。 その中でも足湯用に板を張っているところも数か所ありました。 まずは最初の足湯に入ります!  温度は先程湯畑で入った足湯よりも若干温めかもしれませんね。 管理人にはこれくらいが丁度良いです。 いや〜これは心地よいですね〜


風呂場のようになっているお湯だまりを見てみると、なんだか岩が緑色に変色していますね〜。 これは何でしょう。 一見すると藻のように見えますが、これは温泉の何かの成分が原因なんだそうですよ。 


足湯を満喫して、また少し歩きはじめると、赤い鳥居が見えてきます。 最近この鳥居が連なっているのって流行っているんでしょうかね〜。 それとも管理人が気付いたのが最近なだけかな!? そういえばこの間、国分寺連合のBBT(鹿島神宮、常盤神社)に行ったときにも、 この景色を見ましたよ。 何故だかこの鳥居の連なったやつを見ると、くぐってみたくなるんですよね〜^^; こちらは「穴守稲荷神社」というんだそうです。 1910年頃、東京・羽田の穴守稲荷から分霊勧請された神社で、境内の砂は"招福の砂"といわれ、持ち帰ってそれぞれの場所に蒔けば御利益があると伝えられているんだそうです。


結構この公園は全長が長いみたいですね。 穴守稲荷神社でお参りを済ませ、更に公園の奥の方へと向かいます。 すると今度はお地蔵様が。 こちらは縁結び地蔵尊なんだそうです。  大きなお地蔵様の横には小さなお地蔵様もいますね。 よく見てみると、一体一体、名前がついていますよ。 大きなお地蔵様の隣の小さなお地蔵様は「夫婦円満、子宝地蔵尊」、更にその隣のお地蔵様は「元気に長き、寝込まず大往生 ぴんころ地蔵尊」なんですって。  管理人は「ぴんころ地蔵尊」によ〜くお参りしておきました^^


お地蔵様にお参りしてから更に進んでいきますと、開けた場所に出てきます。 中央には湯川が流れ、奥の方には煙が出ていますよ。 こちらの周辺には至る所で温泉がわき出ている模様。 なんでも温泉の温度は50℃以上、毎分15,000リットルが湧き出ているんだそうです。


不動の滝

この広場の一番奥にはまたもや足湯がありましたよ〜。 更にこの足湯のすぐそばには「不動滝」という滝がありました。 小さな滝ですが、滝の目の前には不動明王の石像が鎮座しておりました。 ここのお湯が足湯に流れ込んでいます。  なんだかありがたいような気持ちになってきますね〜。 最初に発見した足湯よりも広く、座るところもちゃんと板を張って整備されています。 ここの足湯も非常〜に気持ちが良い! 今日はサンダルで来て大正解でしたね!





不動滝&足湯の脇にはまたまたお地蔵さんがありました。 こちらは延命子育地蔵尊というそうです。 先程のお地蔵さんと言い、西の河原公園なのか草津温泉なのかに由来があるんでしょうかね〜。



不動滝の更に奥には立ち入り禁止の区域がありました。 この規制ロープの先にはもうもうと煙が上がっています。 下流の湯川は温度も下がっており安全でしたが、ここのお湯は間違いなく50℃以上の熱湯ですね! これは危ない。  さすがに川の流れを触ってみようとは思いませんでしたよ^^;




更に先には足湯ではなく、ちゃんとした温泉場もあるようなので、この先に進もうとしたのですが、目の前には何段あるか分からないほどの階段が・・・ これは心臓が破裂するやつだ。 今日はここらへんで勘弁してやりたいと思います。

ちなみにこの先には温泉だけでなく「斉藤茂吉詩碑」や、火山や温泉の関係、動植物の分布、歴史を展示した「草津ビジターセンター」もあるそうです。 階段を登れる方は是非ご来店してみてください〜。