安 中 榛 名

関越道の高崎ICを下りまして、ここから一般道で一路草津温泉に。 でもここでちょっと寄り道をしていきます。 実は丁度1ヶ月後に滋賀県に行く予定をしているのですが、その際の新幹線の指定席を購入するために、途中にあった安中榛名駅に寄り道していきました。  滋賀に行くのが8月の後半で、夏休みの終盤でもあることから、新幹線の切符がなかなか取れないことが予想されます。 新幹線の指定席はピッタリ1ヶ月前からしか購入できないので、今日買っておかないと売りきれちゃう可能性があるんですよね〜。 

安中榛名駅に到着したのは9:15頃。 でも新幹線のキップは10時からしか取れないんです。 なので、一旦駅を離れて近くで見かけた「赤穂義士四十七士石像」に行ってみることにしました。 でもここで今まで経験したことがないような大事件がっ!!


〜安 中 榛 名 駅〜

9:15頃に安中榛名駅に到着しました。 新幹線の駅とは思えないくらい自然が豊かなところですね〜。 駅前にはコンビニエンスストアが1軒あるだけです。 近くにはちらほらと住宅がありました。

安中榛名駅(あんなかはるなえき)は、群馬県安中市東上秋間にある北陸新幹線の駅です。 整備新幹線建設のための財源枠組み計画による地方負担分の拠出に際し、群馬県などの沿線自治体は、県内に駅が設置されないのであれば負担分の拠出はできないとしたことから、当駅の設置が企図されたんだそうですが、 本当にここに新幹線の駅は必要だったのでしょうか・・・^^; 開業は1997年(平成9年)、乗車人数は平均298人で、北陸新幹線の駅では一番少ないんだそうですよ。 


安中榛名駅に到着〜(9:15)


駅から5分位車で走るとこんな景色が広がります。




〜赤 穂 義 士 四 十 七 士 石 像〜

新幹線の切符を購入できるまであと45分ありますなぁ〜。 最初はこの45分を使って榛名山にでも行ってみようと思ったのですが、ナビに入れてみると片道で1時間位かかるみたい。 ちょっと遠すぎるなぁ。。。  そういえば安中榛名駅に来る途中に「赤穂義士四十七士石像」っていう看板が立ってたな〜。 赤穂浪士って安中榛名に関係あるのかな!? 確か赤穂藩は兵庫だったような気がするし、赤穂浪士が切腹をしたのは江戸だったような気がするし。。。  調べてみると、「赤穂義士・片岡源五右衛門の下僕・元助が浅野長矩夫妻と四十七義士の供養のため、20年の歳月をかけて建立した。」とありました。  更に「元助は東上秋間字久保の観音道を仮寓して、剃髪して道心となり、名を音外坊と改め、諸所を巡錫して大方の喜捨を受け、その零細を蓄えて20余年。ついに東上秋間岩戸山の霊地に、長矩夫妻と四十七義士の石像を建立した。」そうです。 なるほどそうだったのか〜。 by 安中市HP

赤穂義士四十七士石像は安中榛名駅から車で5分ほど走ったところにあります。 大通りから少し細い道に入ると、すぐに駐車場が現れます。 ここに車を停めて徒歩で石像を目指します。 夕べはこの辺は大雨が降ったみたいで、 山道は湿っていました。 なんとなく嫌な雰囲気と言いますか、嫌な気配と言いますか、少し何かが気になる予感が・・・ 石像までは200m位なんでしょうかね〜、最初のうちは石で作った階段などもありましたが、途中からは完全に林道って感じ。 でも緑に囲まれて気持ち良い〜。


赤穂義士四十七士石像への入口です


途中の山道です。

緑に囲まれていますよ。


あともう少しで石像のある場所でしょう。 離れたところに石像らしき物体も見えてきましたよ〜。 が〜、しかしっ!! ここで大事件が!! 歩いている最中に山の上の方から「カサカサ」と音がしたので見上げてみると、 なななんと、上から熊がこちらに向かって突進してくるではありませんか〜〜〜〜!! 最初は「カサカサ」という音でしたが、ほどなく「ドドドド〜」という音に・・・ やばい! こっちに向かってる〜〜〜!  2人で前の方に慌てて走ると、どうやら我々の後ろの方を通り過ぎて、山の下の方に駆け降りたみたい。 通り過ぎた後も「ドドドド〜」という音は引き続き聞こえていました。 結構勾配がきつかったので、途中で止れずに、そのままがけ下のほうに駆け抜けたんだと思いますが、 さすがに戻って来たらバイヤ〜なので、速攻で来た道を戻ることにしました。 それまで足場が悪いため、ゆっくりとしか歩けなかったお嫁さんもあまりの恐怖で、ものすごいスピードで林道を戻っていきました。 いや〜、今回は本当に危なかったですね。  林道で熊に遭遇するなんて初めての経験ですよ。 今回はバッチリ熊の顔も見ましたしね。 本当に恐かった・・・ これは一歩間違えば、明日の朝刊に出ていたところですよ。 もうしばらく山道は行きたくないです>_<




いや〜、しかし今回ばっかりは本当に恐かったですね〜。 なんとか無事に車に戻り、安中榛名駅に戻りました。 さすがにお嫁さんはかなり動揺した様子。 ちょっとトラウマになるかも!くらいの衝撃でしたよ。  後で、インターネットで調べてみると、この辺って熊だけでなく、鹿とか野生の動物がよく出没するところなんだって^^; できたら林道の入り口にでも「熊注意!」の看板でも立てて欲しかった〜 

後で調べてみると、日本には2種類の熊がいるそうです。 ヒグマとツキノワグマがそれなのですが、ヒグマは北海道のみ生息ということなので、今回遭遇した熊はツキノワグマと思われます。  体長120〜180センチメートル。 尾長6〜10.5センチメートル。 体重オス50〜120キログラム、メス40〜70キログラム。 肩が隆起せず、背の方が高い。 全身の毛衣は黒いが、赤褐色の個体もいる。  胸部に三日月形やアルファベットの「V」字状の白い斑紋が入り(無い個体もいる)、和名の由来になっている。 旧属名Selenarctosは「月のクマ」の意で、これも前胸部の斑紋に由来する。 by wikipedia

管理人が一瞬見た感じでは、そんなに大きくなかったような・・・ 毛は茶色と灰色を混ぜたような色で、毛並みが良かったような気がします。 今でも思い出すとゾッとしますね>_<