銭 洗 弁 財 天 宇 賀 福 神 社

再び江ノ電に乗り、長谷駅から鎌倉駅に戻ってきました。 ここからは源氏ゆかりの地を回りますよ。  まず最初に参りますのが「銭洗弁財天」です。 ここも子供のころに一回行ったような気がするのですが、伊藤博文の千円札を水で洗って乾かした覚えしかありません。  道も全然覚えておらず、鎌倉駅からは「銭洗弁財天⇒」の看板を頼りに歩いていきました。 観光サイトによりますと鎌倉駅からは徒歩で20分くらい。 結構ありますね。  これが平坦な道だったら全然大丈夫だったのですが、途中からは結構な坂道に・・・ こりゃしんどい・・・


坂が上り始めて目的地まで何十メートルの距離なのですがものすごい急な上り坂ですよ。 ホントにしんどい。 前を向いて歩くのがしんどくなると、後ろ向きになってバックで坂を上ります。  上って少ししますと銭洗弁財天の入り口が見えてきます。 入り口の雰囲気はなんとなく覚えていますよ。  でもこんなに坂を上った記憶はまったくありませんでした。 子供だったから坂なんてへっちゃらだったのかもしれませんね。   


こちらが銭新井弁財天の入口です。 洞窟のようです

ここでも必殺の自撮り棒で集合写真です。 実はこの写真は帰りに撮ったものです。  行きは管理人がダウン寸前で、「岡」氏「西」氏から少し遅れていたからね^^;  前に行った熊野古道といい、戸隠神社といい、竹田城址といい、最近は管理人が出遅れるこの光景をよく見ます>_<  



入り口からは20mくらいあるトンネルを抜けて一番奥のお金を洗う場所に向かいます。  トンネルを抜けると、今度は鳥居が何個も連なった道になります。  このトンネルを抜ける感じなどは、ほかの寺とか神社ではなかなか見れないですよね。   


こちらの洞窟の奥が銭新井弁財天です


洞窟を抜けると鳥居が立ち並びます

巳の年の文治元年(1185)、巳の月、巳の日、源頼朝に宇賀福神の夢のお告げがありました。 「西北の谷に湧き出す霊水で神仏を供養せよ。  天下は泰平になるであろう」 お告げの通りにこの地に湧水があったので、さっそく宇賀福神を祀り、その水で神仏の供養を行ったことが、創建の由来と言われています。  この湧水でお金を洗って使うと、何倍にもなってかえってくると信じられています。 こちらの湧水は鎌倉五名水の1つとなっています。  


更に洞窟があり、この先にお金を
洗う場所があります
右が本宮、左の奥が奥宮です


洞窟の中はこのような感じ。
皆さんもう洗うのに夢中



こちらのザルにお金を入れてジャブジャブします


「西」氏も「増」氏もジャブジャブに夢中

すっかりお金を洗うことに夢中(鐘の亡者)になっておりましたが、一通りお金を洗うと、ようやく周囲の景色が見えてきました。 先ほど行った長谷寺や高徳院もそうでしたが、結構寺社内に緑をたたえているところが多いですよね。  社や鐘楼が木々に覆われているところが多かったですもんね。 こちらの銭洗弁財天もそんな感じでしたよ。 

ちなみに先ほどお金をジャブジャブしてまいりましたが、なんと参拝方法ってのがあるらしく、まずは手水舎で手を清めた後に、社務所で線香とろうそくを購入する。 そして本社のろうそくの火から火を移し、本社脇のろうそく台にろうそくを供える。  更に線香にも火をつけて線香代に納めたら、煙を浴びて身を清めます。 こうした段取りを踏んだ後で、洞窟の奥の奥宮に参拝し、ザルにお金を入れて、ひしゃくで3杯水をかけて清めるんだそうです。 我々は大分手版を省いちゃったね^^; こりゃご利益ないかも!?  洗ったお金は「使う派」と「使わない派」と別れるそうですが、どちにしても我々は手順省いちゃったから、あんまり関係ないね^^;  


銭洗弁財天も緑がとても多いです。


こちらが絵馬舎です


入った洞窟と反対側にも鳥居の出入口がありました


本当はここでろうそくと線香買うのね^^;