鎌 倉 長 谷 寺

実は長谷駅で見学しようとしていたのは高徳院の大仏様だけだったのですが、駅から大仏様に行く途中に長谷寺って看板も見えたので、こちらも見学することにいたしました。  言われてみると「長谷寺」って何か聞いたことがあるような気がしますよね。 きっと有名なお寺さんなのでしょう。  ロケーションとしては長谷駅と大仏様の丁度中間くらいで、ほとんど大仏様にいく道沿いにありました。  境内の案内図を見てみると、先ほどの高徳院よりも大分広いみたいです。


こちらが長谷寺の入り口です。 入り口横にはチケット売り場があります。 こちらでチケットを購入して中に入ります。  チケット売り場は、券売機も併設されていたので、試しに券売機でチケットを購入しようと思ったのですが、 1アクション毎に確認のボタンを押さないといけなかったり、ユーザインターフェースがあまり良くなくて、 かえって遅くなってしまいました。 こりゃ高齢者の方などは迷っちゃうのではないでしょうか。  改善を要求します〜  


こちらでチケットを購入します


ここでもチケットをご購入〜


入口正面にある山門から中に入ります。 この山門もなかなか歴史があって良い雰囲気ですね。 山門の天井から「長谷寺」と書いた大きな提灯がぶら下がっています。 なんとなく造りは浅草の浅草寺の雷門みたいな感じですよね。

山門を潜り抜け、中に入りますと、緑が多くて非常に良い雰囲気ですね。 木々の緑や、池もあるので、非常に涼やか・・・でもないか^^;  本堂に行くには階段を少し上らないといけないので、木々や池の涼やかさを暑さが完全に上回っています^^;  


こちらが山門です。


山門を抜けたところは庭園みたいです


山頂に向かう道です。そんなに急じゃないです


階段を上っていると、脇のほうにお堂が見ました。 こちらは地蔵堂と言います。 お堂もなかなかですが、それよりも目を引くのは、お堂の周りに立ち並ぶ小さなお地蔵さん。 これはいったいいくつあるのでしょう。  地蔵堂の横に池のようなせせらぎがあり、そこにも身長15cm位のお地蔵さんが立ち並びますし、地蔵堂の裏側にはもう少し大きいお地蔵さんが立ち並んでいます。 これはなかなか見たことがない絵です。

長谷寺に帰依する信者の方々の発願により建立されたそうです。 その後、堂宇の老朽化に伴い平成15年に再建されたのが現在の地蔵堂。 鎌倉では例の少ない扇垂木の屋根が特徴です。  なお、お祀りする地蔵尊も御堂の再建にあわせて造立されたものです。 子安・繁栄のご利益をお授けする 「福壽地蔵」なんだそうです。by 長谷寺HPより


こちらが地蔵堂です。


池の周囲に立ち並ぶお地蔵さん


地蔵堂の裏手に立ち並ぶお地蔵さん


頂上まで上ってまいりました〜。 大した段数ではなかったものの、この暑さの中、階段上りは堪えましたねぇ。。。  ひときわ大きい建物の本堂の周囲にも数々の建物があります。 建物自体はまだ新しい感じですね〜。  黒を基調として金色や各種色で装飾されています。 何か「厳か」というより「艶やか」という表現のほうが合っているような気がしました。 

頂上にはいくつかの建物がひしめき合っているようですよ。 ここには観音堂、阿弥陀堂、朱印所、観音ミュージアム等々。 観音堂には十一面観音菩薩様がおりました。 でも残念ながら撮影禁止>_<  高さは5m位はあったでしょうか。 金色に輝くお顔の上には小さい顔がいくつもあります。 これは迫力ありますね。



創建は本尊である長谷観音流着の縁起に由来し、天平8年(736)まで遡ります。  長谷寺が鎌倉でも有数の古寺に数えられる所以です。 その後、幾年の星霜を経るなか、幾度と無く堂宇も再建がなされたと伝わりますが、関東大震災による当山の罹災は甚だしく、旧来の建物は止む無く建替えとなり、災害から本尊をお守りするため、鉄筋による再建が進められました。  そして、昭和61年、罹災から実に60年以上の歳月を費やし現在の堂宇は完成に至りました。 


こちらは阿弥陀堂


鐘楼が古めかしくて非常に良いです

本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容で、大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」と呼びます。  縁起に曰く、本尊の造立は養老5年(721)と伝えられていますが、現在の像が創建当初からのものとは言い難く、また後世の修復も多く加えられているため、制作年代については未詳と言わざるを得ません。  但し、本尊に付随する光背や御前立の観音像の修復年代が室町時代まで遡ることから、現在の尊像が存在していた時期についても、室町時代に準ずるものであることは確かといえ、さらに鎌倉時代より当山に伝世する大型の懸仏や板碑類の存在から、その当時には巨大な尊像が造立されていたものと推測されます。 by 長谷寺HPより


十一面観音像を拝顔いたします


出口には金色の像、お金の匂いが・・・


本堂を通り過ぎ、少し行きますと、海の良い景色を眺めることができます。  そんなに高いところまで来たという感覚はなかったのですが、なんとも良い景色。  正面に見えるのが滑川交差点付近で、視線を少し左にずらすと逗子マリーナ、 さらにその奥は釣りでもよくご来店した森戸海岸です。  海にはヨットが浮かんでおり、すっかり夏の海になっていました。 森戸海岸で釣りしていた頃を思い出します。


なんて良い景色でしょう

景色がよく見える広場がありまして、そこにはパラソルと椅子も用意されていました。  さらにすぐ横には売店もありますね〜。  この売店で団子や肉まん、飲み物を買って景色を眺めながら頂くことができます。  今日は「西」氏は肉まんと清涼飲料水を、「岡」氏はビールを「増」氏は肉まん&ビールをご購入〜。  肉まんはキノコや野菜多めの肉まんに仕上がっています。 なかなかにまいう〜でしたよ。  また気温が高いからか、良い景色を見ながら飲んでいるからか、ビールがホントに水のように感じましたよ。  やっぱりビールも飲む環境で味が全然変わりますね。


こちらの売店で買い食いです


肉まんとビール!まいう〜

本堂から下まで降りてくると、今度は何やら洞窟のようなものがあるぞ! とりあえずなんだかよく分からないけど突入〜!  中はヒンヤリしていて少し涼しい感じ。 なにやら鍾乳洞のような雰囲気ですが、鍾乳石は一切ありません。  途中に何か所かろうそくで明るくなっている場所があり、そこで小さな仏像を買って、お供えしたりするみたい。  結局その時は、なんのご利益があるのか全く分からなかったですね^^;

後で調べますと、これは弁天窟というんだそうです。 弘法大師参籠の地と伝わる洞窟なんだそうですよ。 その名にちなみ窟内壁面には弁財天とその眷属である十六童子が彫られているほか、弁財天と同じ神様であるとされる民間信仰の宇賀神(人頭蛇身)もお祀りされています。  なるほどそうだったのかぁ。。。


弁天窟の入り口です。 ちょっと怖そう


弁財天様いらっしゃいました


これは屈まないと通れない。。。腰が。。。


中は真っ暗ですよ>_<

この長谷寺は、後で思い出したのですが、「あじさい寺」とも呼ばれる有名なお寺さんだったんですよ。 もう今の時期はアジサイは咲いていないので、見なくてもよかったのですが、アジサイの時期にはものすごい人が訪れます。  このアジサイは平成の初頭に栽培を始めたのがきっかけで、現在では在来種をはじめ40種類以上、約2500株のアジサイが鑑賞できるそうです。 他にも今回は行かなかったですが、大黒天様をまつった大黒堂や、食事ができる海光庵もあるそうです。  うどんなどの軽食やコーヒーなどを海の景色を眺めながら頂けるそうです。


和み地蔵さんですって


こちらは放生池です


〜  長 谷 駅 で つ ま み 食 い  〜
何度も言いますが、も〜暑い! やっと長谷駅に戻ってきましたが、目の前で電車が行っちゃった。  でも駅の販売機でアイスを売っているではありませんかっ! これは食べないといけません!  今回は「西」氏はクーリッシュを、「増」氏は「チョコモナカ」を頂きました。  駅の日陰に入ってアイスを食したので、少し復活してきましたよ。  ここまでまだ足は全然ピンピンしているのですが、暑さにやられて少し熱中症気味かもしれません。  


グッドデザイン賞を獲得した2000系


アイスでク=ルダウン!

〜  鎌 倉 駅 で つ ま み 食 い  〜
江ノ電の鎌倉駅は面白くて、改札を出る前にお土産物屋さんが1軒あります。 行きにも気になっていたのですが、なんでも鎌倉コロッケというのがあるとか!?  これはつかみ食いしとかないとね〜。 こちらのコロッケは駿河屋本舗さんが販売している湘南鎌倉名物なんだそうですよ。  中の具材は100%ジャガイモですね。 揚げたてで頂けるので、非常にホクホクでジャガイモの部分はトロケる感じです。 3人で店の前の椅子に座って頂きましたが、こういうところで頂くと美味さ倍増ですよね^^ まいう〜  


お店の外観


鎌倉コロッケまいう〜