黒豚料理 あぢもり

今日の宴会はこちらです〜。 昨日は鶏料理がメインでしたが、今日は黒豚がメインです! しかもしゃぶしゃぶですよ〜。 豚のしゃぶしゃぶなんて食したことありませんよね。 でも鹿児島中央駅付近を歩いていると、 そこら中に「黒豚しゃぶしゃぶ」の看板があります。 こちらのほうではかなりメジャーの料理のようです。 豚料理と言われるとついついトンカツを思い出してしまいますが、確かにトンカツ屋もありますが、圧倒的に しゃぶしゃぶ屋のほうが多いです。

こちらのお店は天文館の少し外れにあります。 お店の雰囲気は非常に落ち着いた感じ。 しかもとても高級な感じです。 「岡」氏も言ってましたが、ここは接待などで使うような高級店です。 「岡」氏が予約したのが 2週間前だったのですが、その時点でもう個室が1部屋しか残っていない状態だったそうです。 しかもこの個室をリザーブするにはコース料理を注文しなければいけないとのこと。 でも元々しゃぶしゃぶするつもり なので、一番安いコース(それでも料理だけで8千円よっ!)で予約しておいてくれました。 いや〜、しかしこういうお店は初めてかもしれません。 なんだか今日は上座に座らしてもらったということもあって 接待をしてもらっているような気になりますよ。



〜 店 の 雰 囲 気 〜

お店の外観はこのような感じ。 天文館といえば夕べは大賑わいでしたよね。 でもこのお店がある付近は、飲み屋で大騒ぎって感じではありませんで、通り自体が少し落ち着いた雰囲気で、その中に 静かに建物が建っています。 2階建になっていまして大小宴会にも対応できるようになっています。

我々は2階に案内されましたが、通路を歩いていくとそこに個室があります。 いや〜ホント接待みたい。 部屋は8畳位はあったでしょうか。 落ち着いた綺麗な和室です。 でも靴を脱いだら 我らの魔闘気(足の臭い)がっ! すっかりいい雰囲気が台無しです。 部屋の中央にテーブルがあり、そこにしゃぶしゃぶ用のコンロがあります。 ここでしゃぶしゃぶするんですね〜。 よよよだれが・・・


お店の外観

今日の個室


〜 料 理 達 〜

「お通し」

本日の一品目、こちらは予約をしてくれたお客さんだけに出される料理なんだそうですよ。 全部で3品ありますが、いづれも黒豚を使用した料理です。 左のは豚バラ肉の厚く切ったたつに何かを挟んでいる食べ物、 真ん中のは豚肉に何かが挟まっている食べ物(同じじゃん!)、右のは豚肉を切ったたつ(この役立たず!)。

でも3つとも、味が最高にまいう〜ですよ。 今日もビールは1杯にしようと思っていましたが、あまりに料理がビールに合うもんですから、今日は2杯行ってしまいました。
「黒豚一口ヒレかつ&黒豚コロッケ」

やはりカツも出てきましたか〜。 それに加えてコロッケまで! しかし大きさまで上品です。 下品な管理人はこのセットをあと5セットは食せると思います。 まずは黒豚コロッケを一口・・・ お〜まいう〜!  ジャガイモのほのかな甘みと黒豚のミンチが絶妙なハーモネーです! 芋のホクホク感と、衣のサクサク感が高次元でマッチしています! 欲を言えば大きさをこれの3倍にして欲しいです。

一方の一口ヒレカツですが、まずは真ん中辺りまで歯を入れてみると、非常に肉が柔らかいのが分かります。 これはヒレ肉ですので、脂身の融けそうな感じの柔らかさではなく、肉の食感をしっかり残しつつも 肉の柔らかさを感じることが出来る逸品です。 このヒレカツであれば抜ける寸前の歯で食してもちゃんと噛めると思います。 いや〜最初からまいう〜料理続出ですね!!
「西郷どん!?」

昨日もそうでしたが、最近の我らはお・と・な♪ 以前はビールばかりをバカバカ飲んでいましたが、今回の旅行ではビールは最初の1〜2杯のみ。 あとは九州のまいう〜焼酎を頂きます。 やっぱり 鹿児島に来たら焼酎は必須でしょう! メニューを見ると、特に芋とか麦とか書いてないんですよね。 まっ鹿児島に来て芋以外を注文なんてありえない、ということでしょう。 全て焼酎は芋焼酎。  今回ご注文したのは、こちらの「オリジナルブレンド芋焼酎」です。 瓶が人の形をしています。 そういえば池田湖の旅の駅でもこれと似たような焼酎見かけました。 管理人は焼酎を飲み始めたのが最近なので、 飲み比べないと味の違いが分からないのですが、これもまいう〜焼酎でしたよ〜。(説得力0)
「戦闘準備完了」

さー、本日のメインイベントのお時間が刻々と迫っています。 女中さんがしゃぶしゃぶ用の鍋を運んできてくれました。 戦闘準備が整いつつあります!! そして〜鍋の中にダシ汁を入れます!  普通しゃぶしゃぶって、昆布などでとったダシ汁に肉をしゃぶしゃぶしてから、ポン酢やゴマダレで頂くのが一般的ですが、こちらのしゃぶしゃぶはちょっと食べ方が異なります。 まずはこのだし汁を取り皿に 適量入れて、その中に生卵を落とし、少し混ぜてからそこに肉をつけて食するんです。 しかもこのダシ汁が超超超まいう〜なんです!! このダシ汁はここの料理長しか作れないものなんだそうですが、 本当に本当にまいう〜なダシ汁です。 このまま汁を全部飲んでも大丈夫なくらい。 今思い出しただけでもよだれが出ます。
「女中さん手伝っておくんなまし」

やはり高級店だけあって、女中さんが色々世話を焼いてくれます。 多分、この一画には2〜3個の個室があったので、写真の女中さんがこの2〜3個の部屋を担当してくれているのではないと思います。 大体こんな和服で おもてなししてくれる飲み屋なんてなかなか無いですよね。

この「女中さん」って言い方は、最近廃れてきているそうです。 現在で一般的な呼称は「仲居さん」って言うんだそうです。 
「肉達」

こちらが今日のメインディッシュ! 「黒豚」です!! お皿にきれいに並べてありますね〜。 なにやら大きな花を思わせるような見事な陳列です。 皿の中央部分に盛られているのがバラ肉、そして周りを 囲んでいるのがロースだったと記憶していますが、実際に食するときは真ん中のバラ肉から頂きます。 まずは女中さんが「こうやるんだよ〜」とお手本を見せてくれます。 も〜このバラ肉美味すぎです!  豚肉の甘みをほのかに感じます! そして口の中で融けるようです。 こんなの反則に近い美味さです!

ロースは自分達で随時鍋に入れていきますが、こちらも確かな美味さ! バラ肉のような甘さは控えめですが、逆にこちらは肉自体の本来の旨味を堪能できます。 でも柔らかい〜。 あとやっぱり先ほども 言いましたが、このダシ汁ですよ! これに生卵入れたのがもう本当に最高にまいう〜。 これは肉だけでなく何をつけて食してもまいう〜だと思いますよ。
「野菜達」

野菜もこんもり盛られています。 鹿児島の土地で採れた野菜達だそうです。 白菜、エノキ、巾着餅、シイタケ、豆腐等どれをとっても最高にまいう〜です。 やはり歳をとったせいか、こういう鍋では肉ばかりだとどうしても 重く感じてしまうのですよね。 でもこの草たちを食することで、バランスを取ることができます。
「泳げ!豚肉君」

もう肉たちが鍋というプールの中を泳ぎまくっています。 完全に火が通る前に、肉をプールから救出し、食べてあげます! しかし、なんという肉の柔らかさでしょう! もうこれを食しているときは、いつも陽気な国分寺連合メンバーも 無言になりますねっ!!

表面に浮かんでいるアクを取り除いてから写真を撮ればよかった・・・
「秘伝のダシ汁」

こちらが先ほどから何度も連呼している「秘伝のダシ汁」ですよ! 最初は「ダシ汁」は文章だけで表現してお終いと思ったのですが、どーしても写真付でご紹介したくなりました! それほどにまいう〜ダシだったからね。 こんなシャブシャブ見たこと ないでしょう。 この生卵とダシ汁のハ〜モネ〜、今思い出しても記憶だけでご飯3杯は食せると思いますよ。
「うどんイ〜ン」

もう最後はこれしかないと思っていましたよ〜。 でもダシ汁があまりに美味すぎて、ダシ汁ばかりを飲んでしまったため、大分汁の量が減ってしまいました。 ということで再度ダシ汁を追加してもらい、 そこにうどんをイ〜ン!! このうどんもスーパーで買うような茹で麺ではないですね。 これは乾麺を湯がいたものでしょうか。 麺の太さはそんなに太くないですが、しっかりとしたコシがあります。  これをドバドバと入れていきます! これも美味いに決まっているじゃないですか! もう見ているだけでまいう〜ですよ。
「デザート」

最後に出てきたのがこちらのデザート、アイスクリームです。 もう2日の間、ソフトクリームを3つも食していたので、もうアイスはいいよ〜と思っていましたが、やっぱり食するとまいう〜ですね〜。  もうここまでの全ての料理が高次元だったので、アイスクリームまで高次元に感じてしまいます。 なんで「感じてしまう」かというと、大分酔っぱらってバカ舌になっていたからです。 いやいや「あぢもり」 最高に良いお店でした。

〜 お 店 情 報 〜
「黒豚料理 あぢもり」