さ つ ま 無 双

やっぱり鹿児島に来たら、芋焼酎だよねっ! ってことで、工場見学もできる「薩摩酒造花渡川蒸留所明治蔵」に行こうとしていたのですが、所在地を見ると、枕崎市になっています・・・  ちょっとこれは遠いのでは!? と思ったので早速カーナビに入れてみると、所要時間が1時間40分と出ました! さすがにそこまで行くと、夜の宴会の時間に間に合わない! ということで 急遽るるぶで調査し、こちらの酒蔵を見つけた次第。 こちらの酒蔵は鹿児島中央に戻る途中に所在しているので、時間のロスも少なくて済みます。

そうそう、無双さんとは全然関係ないのですが、九州自動車道から指宿に向かうときもそうでしたし、指宿から鹿児島中央方面に行くときもそうだったのですが、カーナビに九州自動車道から南に南下する ルート(その逆も)を検索すると、かならず九州自動車道から一般道を通るルートが検索されるんです。 でも実は薩摩半島中央を縦断する「指宿有料道路」というのがあってそちらを通ったほうが間違いなく 早いんですよね。。。 行きは一般道で指宿に向かいましたが、帰りはナビに反抗して指宿有料道路を使用して参りました。 それにより指宿から無双まで約30分も短縮することができました。 なんかナビの 設定が違っていたのかなぁ。。。


《さつま無双株式会社 代表取締役 木村剛さんのお言葉》

今や「焼酎=鹿児島」と言われるほど全国的に有名ですが、昭和41年、県・市・各機関からの「焼酎を全国へ広めてほしい」という 要望をうけて、鹿児島県酒造協同組合傘下の各業者の協力により創設されました。  「鹿児島にふたつとない焼酎」という意味の「無双」 の名前は、鹿児島を代表するにふさわしいと県民からの一般公募で決められました。 また、当社の商品の『赤ラベル』は、戊辰戦争で官軍が掲げていた 「錦の御旗」をイメージし、「鹿児島の焼酎」をアピールしています。


こちらが無双の販売所&酒蔵です。 この建物の中では無双で作っているお酒を購入したり、試飲したりすることができます。 この建物の左側に酒蔵があり、焼酎を作る工程を説明してもらえるように なっています。



まずは酒蔵で焼酎の製造工程を見学します。 酒蔵の方に近づくと、中から店員さんが出てきて焼酎の製造工程を一つ一つ丁寧に説明してくれます。 見学ルートは約20〜30mの短いものでしたが、 実際に作っている最中の焼酎の素が目の前で見れるので非常に分かり易いです。 字際に蒸留する機械なども初めて見ましたのでとてもためになりました。 脇には大きなタルが鎮座していましたが、 このタルは内側に焼きを入れてあるそうですが、ここに蒸留したばかりの焼酎を入れて寝かせると、タルの風味が付き、ウィスキーのような味になるんだそうです。


芋焼酎ができるまで。


第一次仕込み


第二次仕込み

これが蒸留する機械です。


一通り焼酎の製造工程を見終わると、今度は試飲もできる販売所に入っていきます。 今日はお酒をお土産にしようと思っていたので、試飲をできるってのは非常にありがたいですね。  中に入ると、真ん中に丸いテーブルが置いてあり、小さなカップで試飲していきます。 試飲できるお酒の種類は結構ありまして、この酒蔵でしか作っていないという限定品や、 先ほども少しふれたウィスキーの風味のする焼酎、アルコール度数が40度位もある焼酎等々。 一回に試飲する量はほんの少しですが、何種類も持ってきてくれるので、多分全部合わせたら、 普通に店で「焼酎ロックで!」と頼んだ位はありますよ。 量は1杯くらいなんでしょうが、アルコール度数が40度もある焼酎も飲んだので、運転手の「岡」氏以外はほろ酔い気分。  「岡」氏申し訳なしm(_ _)m 試飲できたので、皆自分の好みに合った焼酎を購入することができました。

店内の雰囲気

試飲のテーブルです。