長 崎 鼻

昼食を食して大満足の一同が次に向かったのは「長崎鼻」という薩摩半島の最南端の岬です。 先ほどの道の駅からは自動車で20分位。 実はもう一つ目的地としていた「フラワーパークかごしま」もありましたが、 ちょっと時間がかかりそうだったので、まずは長崎鼻を見学してから、そのあとの時間見合いで訪問するか否かを判断することにしました。

長崎鼻の手前には、鳥の動物園みたいな施設があったのですが、そこの駐車場(無料)に停めさせていただき、そこから歩いて長崎鼻に向かいました。 距離はたいしたことありませんで、徒歩5分位で 長崎鼻のある海岸に出れます。 今回の旅行では駐車場に停めるお金が全然かかっていないですね〜。 ちなみにこの鳥の動物園のような施設は「長崎鼻パーキングガーデン」といいまして、 亜熱帯植物群が生い茂る南洋の楽園、熱帯ジャングルを再現した癒しのスポット、内には、珍しいサル類(原猿;リスザル、タマリン、キツネザルなど)や鳥類(コンゴウインコ、ホロホロ鳥、エミュー)などの 小動物を、なるべく自 然に近い形で放し飼いにしているんだそうですよ。 駐車場を歩いている最中も鳥の「ウキャ〜」という鳴き声が辺りに轟いていました。 やっぱり鳴き声を聞くと南国系の鳥の感じしますよね。


長崎鼻は、鹿児島県南部、薩摩半島の最南端にある岬である。 鹿児島県指宿市に位置する。 指宿カルデラの外輪山の一角を成しており、一帯は火山岩にて形成されている。 「鼻」と付く地名は名の如く、岬の基部が末広がりになる三角形状の地形であることが多い。 鼻と名の付く岬は全国の至る地方で見られるが(特に九州で多い)、その中で最も有名な岬である。

長崎鼻からすぐ西方には、海越しに端整な山容で知られる開聞岳がそびえ、妨げる障害物は何もないため、岬から眺める山容は非常に美しい。 また、晴天時だと岬の展望台から遠く屋久島の宮之浦岳や硫黄島を遠望する。  このように非常に風光明媚な土地であることから古くから観光開発されており、岬の展望台から1〜2kmの沿線に土産物屋や飲食店がびっしりと建ち並び、長崎鼻パーキングガーデンという観光施設が設けられている。  また、この長崎鼻一帯にも浦島太郎伝説が伝わっており、竜宮神社が鎮座する。 岬及び周辺の海岸線一帯が霧島錦江湾国立公園の一角を成している。 また、近辺に国の特別天然記念物であるソテツ自生地がある。



駐車場を出て、土産物屋通りを抜けると、このような神社のような建物がありました。 これは竜宮神社といいます。  このあたりは、浦島太郎伝説地の一つとされ、付近の海岸には海ガメが産卵に上陸する砂浜もあります。 龍宮神社の神様は海の神で、航海関係者や漁業関係者の信仰を集めています。  また、縁結びの御利益があることで知られているのだそうです。




竜宮神社から更に先に進むと、右手に大きな山が見えます。 これは開門岳という山です。 開聞岳は、鹿児島県の薩摩半島の南端に位置する標高924mの火山。  1964年(昭和39年)3月16日に、霧島屋久国立公園に指定された。 日本百名山、新日本百名山及び九州百名山に選定されている。 山麓の北東半分は陸地に、南西半分は海に面しており、見事な円錐形の山容から別名薩摩富士とも言う。

丁度記念撮影をするには丁度良い場所がありまして、そこにはカメラを置いて撮影するための台まで用意してありました。 色々な観光地を巡りましたが、 ここまで親切なのは初めてかもしれません。 ということで、今回の旅行で初の集合写真です!!




開門岳での集合写真を撮影後、更に前に進みますと、灯台が見えてきます。 ちょうどこの灯台が少し高台になっているので、展望台としても利用できます。 ここからの眺めも非常にいいですね〜。  ここが薩摩半島の最南端であることを実感できます。 見渡す限りの大海原です。 所々に小さな島もありまして、いいアクセントになっています。




灯台から景色を見ましたが、まだまだこんなものでは満足できません! ちゃんと先端部分まで行けるように、コンクリートで道が作ってあります(所々崩れてましたけど^ ^;)ので更に先に進みます!  今は引き潮なのか、随分先まで歩いて行けますね〜。 所々にタイドプールがあり、小魚が泳いでいます。 灯台よりも先は、ご覧の通り溶岩で構成されています。 歩きにくいですが、この付近一体が 火山活動によって形作られたということを実感することができます。 しかし正面には大海原、右手には開門岳、見事な景色です。 ここも癒されちゃいますね〜。