霧 島 神 宮

今日の最初の観光地は、こちら「霧島神宮」です。 鹿児島空港ICを降りて、一般道で約30分位で霧島神宮に到着します。 ここらへんは霧島連山の麓なのか、木々に囲まれた大自然を感じることができます。  駐車場から下の方を見ますと、大分下の方でせせらぎの音もします。 遊歩道もあるようですね。 マイナスイオンが出まくっているような気がしますよ。

どーも今回はナビとの相性が悪いみたいで、近くまでは行けるのですが、細かいところが良く分からなくなってしまうことが多かったです。 こちらの霧島神宮の駐車場も場所が特定できず、土産物屋が点在している 広くなった場所があったので、そこで停めて歩いて行ったのですが、もっと近くに駐車場ありました・・・ おかげでぶ〜で〜なのに急な階段を上る羽目になってしまいました。 でも逆に霧島神宮の鳥居も見れましたし、 マイナスイオンを感じることもできましたし、結果オーライということでっ!



霧島神宮は鹿児島県霧島市霧島田口にある神社です。 天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊を主祭神に「木花咲耶姫尊」「彦火火出見尊」「豊玉姫尊」「鵜?草葺不合尊」「玉依姫尊」の5柱を配祀しています。 

欽明天皇の時代(6世紀)、慶胤なる僧侶に命じて高千穂峰と火常峰の間に社殿が造られたのが始まりとされる。 実際の所は高千穂峰に対する山岳信仰から始まった神社であろう。  しかし、火山の麓にあるという立地のためたびたび炎上する。 天暦年間には性空により瀬多尾越(現在の高千穂河原・古宮址)に遷されるが、ここもたびたび噴火の巻き添えで炎上する。  文明16年(1484年)、島津忠昌の命により兼慶が再建したのが、現在の霧島神宮である。 但し、建物はその後も幾度も炎上し、現在の社殿は正徳5年(1715年)、島津吉貴の奉納により再建した物である。  明治期の神仏分離令が発令されるまでは西御在所霧島権現と称し、本地堂は十一面観音。 別当寺に華林寺を有する。 霧島山を中心とした修験僧による霧島六所権現信仰の中心的役割を果たしていた。 

歴代島津氏の尊崇篤く、島津義久は、天正6年(1578年)耳川の戦いに臨む途中に参拝して鬮を引き、また九州北上にあたっても天正14年(1585年)6月に日向国惣先達職の面高善哉坊と重臣山田有信を、 再び9月に吉田清存を、それぞれ遣わして鬮を引き侵攻方面を決めるなど、重要事の決定に際したびたび神慮を仰いでいる。(by wikipedia)


こちらが三の鳥居と言います。 前述の車を停めた場所から長い階段を上がると、この三の鳥居が姿を現します。 参道は出来たばかりなのかとても綺麗に整備されております。 参道の両脇には 背の高い木々が並んでおり、厳かさが増しています。




霧島といえば、幕末の英雄坂本龍馬とその妻お龍が新婚旅行をしたことでも有名ですよね。 ご存知の通り寺田屋で負傷した坂本龍馬をお龍と薩摩藩が救ったことは有名です。 その後2人は西郷隆盛の 勧めで霧島の温泉で傷を癒したと言われています。 これが新婚旅行の始まりとも言われています。 この新婚旅行ではこの霧島神宮にも訪れています。 この新婚旅行で訪れた土地には、このような坂本龍馬と お龍の看板がありその当時のエピソードなどが紹介されています。


坂本龍馬、お龍の新婚旅行



なんとっ! 境内に到着すると、昔の装束を来た人たちが何人も並んでいます。 どうやら何かの催事が催されているようです。 看板を見ると「明治祭」と書かれていました。 白い装束の男性が 10名程度と巫女さんのような人も数人いました。 まずは拝殿に続く参道に集合し、そこから一列に歩いて拝殿に向かいました。 そして拝殿の中では何か儀式をやっていましたよ。

しかし今回の旅行では、天文館付近で「おはら祭り」というのをやっていましたし、今回も霧島神宮で「明治祭」をやっているし、なかなか運が良かったと思います。 特に今回は時間もピッタリでしたしね。  多分今回は11月3日が文化の日で祭日だったので、それに合わせて色々な催し物が開かれていたのではないかと思います。


参道前に全員集合〜。


一列になって歩いていきます。


どうせだったら前から撮ればよかった。。。

拝殿の中で何かやっています。



こちらが霧島神宮の勅使殿・幣殿・拝殿です。 昨日の青島神社や鵜戸神宮もそうでしたが、色は「赤」で統一されていますね。 非常に厳かな感じがしますよ。 この拝殿の奥にも建物が続いていますが、 一般人はこの先には行けないようです。 中に入っていく人もいたのですが、あれはどのような人だったのでしょうか。 これから何かの儀式をやるのでしょうか。


勅使殿・幣殿・拝殿



こちらは霧島神宮の御神木で「霧島メアサ」というんだそうです。 猛烈にデカイです。 昔、坂本龍馬がここを訪れたときに、姉の乙女に送った手紙に「大きな杉の木がある」と書き送っていたそうです。  もしかしたら、坂本龍馬とお龍もこの御神木を見たのでしょうか。

この御神木は、樹齢は800念、樹高が37m、周囲は7.3mもあるそうです。




拝殿に向かって右の小道を抜けていきますと、そこには「新神楽殿」があります。 ここでは中で七五三の行事をしていました。 どうやらここは一般人でも中に入れるようです。


新神楽殿