堂 ヶ 島 公 園

さ〜2日目の観光スタートです! ホテルを出発したのは9:10。 次の目的地は堂ヶ島公園に行きますよ。 ホテルから堂ヶ島公園までは徒歩で5分少々とのことでしたので、ホテルに車を停めて徒歩で参りました。(ホテルのご厚意で12時頃までは駐車場を使ってよいそうです)  ここでは観光船に乗って駿河湾クルーズをしたり、島の中にある洞窟をクルーズ船で見学することができる「堂ヶ島クルーズ」があったり、また船に乗らなくても、この一帯が「堂ヶ島公園」になっており、周辺を散策できる散歩コースがあります。

堂ヶ島クルーズのほうは観光ルートとしては3コースあるようです。 1つは管理人が是非乗りたいと思っていた「洞窟めぐりコース」、もう1つは堂ヶ島の海岸線をクルーザで周回する「プレミアムクルーズ」、そして最後が伊豆半島認定ジオガイドがクルーズ船に乗って案内する「ジオサイトクルーズ」です。  ただ「ジオサイトクルーズは出船するのが日曜日の13:00の1便しかないみたい。 個人的には洞窟が巡れれば全然OKなんですが、この1週間運行状況をウォッチしておりましたが、波が高く毎日欠航になってました。  残念ながら、今日も欠航っぽかったので、船には乗らずに、公園内の散歩コースを歩くことにしました。 ここには天然記念物の「天窓洞」を上から見ることができるみたい。 クルーズ船だと「天窓洞」を海面から見上げることができるそうですよ。  ホントはクルーズ船から見上げてみたかったのですが、今日は散歩コースで我慢したいと思います。


〜 天  窓  洞 〜


ホテルから徒歩2分で堂ヶ島公園の遊歩道に入ります

ホテルを出る際に、インターネットで波の予報を見ると、昨日よりも波が高いみたい。 昨日も洞窟巡りは欠航していたので、今日もダメだね。 ってことで、クルーズは早々に諦めて、堂ヶ島公園の遊歩道を散歩していくことにしましたよ。  ホテルでもらった周辺地図を見ますと、なななんと! ホテルの第二駐車場から堂ヶ島公園までショートカットして行けるみたい。 最初は徒歩5分で到着できるのかな!?って思っておりましたが、ホントに5分で到着することができおました。   



こちらが天然記念物の「天窓洞」です


なんでこんなところに大穴が!

しかも下が海ってのがホント不思議

ホテルからのショートカット道を進むこと数分でなななんと「天窓洞」に到着してしまいました。 もっと歩くのかと思いましたが、ものすごく近くで助かりました。 目の前に「天窓洞」が見えますが、こりゃホントに不思議な感じだね。  周囲は完全に普通の森の中って感じなんですが、この部分だけ大きな穴が開いていて、その穴からは海面が見えます。 洞窟クルーズに乗ると、洞窟を通ってここまで来るんだね。 上から見る「天窓洞」も不思議ですが、 きっと海面の船から見る「天窓洞」も不思議な感じなんでしょうね。 ホームページの写真を見ますと、真っ暗な洞窟の中で、天窓洞の下だけ明かりが入ってきて非常に綺麗な感じでした。  



昨日に引き続き、またまた階段・・・

堂ヶ島公園の遊歩道は1周すると徒歩で約15分位でしょうか。 昨日と同じように、アップダウンがありまして、早くもお嫁さんはダウン寸前! まだ今日一発目の観光地だし、気分を鼓舞しながらようやく1週することができました。  遊歩道は坂と階段を除けば歩きやすいです。 所々に展望台があったり、天皇陛下が休憩されたスポッツがあったりと、見所も結構ありますよ。   



ここからの景色も最高!


ホテルからも見えた伝兵衛島

天窓洞から少し山道を登りますと、小さな展望台が見えてきます。 堂ヶ島公園は昨日宿泊した宿よりも若干南側にありますので、海の景色は大分異なります。 堂ヶ島付近は湾になっているので、宿の前よりも更に入り組んだ地形になっていましたよ。  そして、ここから富士山が見えると思ったら・・・ やっぱり見えない。。。 今日も気温が高く、遠くはモヤっておりました(;_;) でもここからも昨日ホテルから見えていた伝兵衛島が見えますね。 しかも干潮が近いからか、海の道が見え始めていますよ!

こちらの展望台の下は、浮石質凝灰岩が海水で侵食され、断崖となって海よりそそり立っています。 その様が、日本三景の一つである宮城県の「松島」に匹敵することから「伊豆の松島」と呼ばれています。  また、周囲に見られる植物は、伊豆西海岸に多く見られるウバメガシで、良質の木炭である「備長炭」を作るのによく用いられています。  



目の前に「亀の石」が見えます。結構先端まで行くと怖いです


このベンチは昭和29年生ではないね

ここからの湾の景色も良いですね

展望台から少し坂を下りますと、今度は昭和29年11月7日に天皇陛下がご休憩をされたというスポッツが現われました。 ここには休憩にピタ〜リな屋根と簡単なベンチがありまして、ベンチに座りゆっくりと景色を見られるようになっておりました。 

ここからの景色も抜群ですよ。 遊歩道は、ほとんどの道で左右に冊があり、遊歩道以外の場所には行けないようになっておりましたが、ここだけは、海面までの高さが低くなっているからか、海の方まで行けるようになっておりました。  目の前には大きな岩がありまして、この岩は「亀の石」と呼ばれているそうです。 管理人も先の方まで行ってみようかと思いましたが、途中で少し怖くなり、口ほどにもなく帰ってきてしまいました。  ここで海に落ちたら浄蓮の滝で水に浸かった「沼」氏どころではないですからね^^;  


〜 堂 ヶ 島 の 湾 内 〜


背景の島々もすごく綺麗でした。

最終的にはクルーズ船乗り場に出てまいりました。 桟橋がありましたが、まだ船は到着していないようです。 というより今日も風が強そうなので、欠航なのかもしれませんね。  乗り場には観光船のチケット売り場や、お土産物屋がありました。 観光バスも到着したようで、大勢の観光客がチケット売り場前にいましたよ。 今日は出るのかい? 出ないのかい? で〜な〜い〜!  



ここには2種類の顔出しが!


ちゃんとカメラ台も前にありました

今回の旅行はホントによく顔出しをやりました。 こちらの観光船の桟橋近くには2つの顔出しがありました。 我々の前にご夫婦が顔出しをされておりまして、その後にやろうとしたら、写真を撮ってくださいました。  とてもお優しそうなご夫婦で良かったです。 撮っていただいた後はこちらもお礼に写真を撮らせて頂きました。 やっぱり観光地に来たら顔出しだよね。  



こちらはスジャータではありません!


今回はアロエミックスをご注文〜

広場のベンチで休憩していたところ、なななんと! お土産屋さんに見慣れたソフトクリームの置物があるではありませんか! これは行っとかなければいけませんね! 慎重にスジャータじゃないことを確認して、ご注文〜。  こちらのソフトクリームはアロエ味、ミックス、バニラの3種類。 アロエって有名なのかな!? とりあえず管理人はミックスをご注文〜。 ミックスには本物のアロエの葉の部分が刺さっておりました。  店員さん曰く、アロエの葉は少し苦いですよ・・・ じゃぁ入れなくてよいのですが・・・ でもソフトクリームと一緒に頂いてみると、全然苦みは感じません。 シャクシャクと歯ごたえがあり、良いアクセントになっておりました。  


なんだかホントに松島に来たような風景ですね

堂ヶ島周辺の白く美しい海岸線は、伊豆が南の海の海底火山だった頃のなごりです。 伊豆と本州の衝突にともなって隆起し、その後の侵食によって姿を現したこの景色は、美しいだけでなく、太古の海底火山の姿を今に伝える貴重な場所でもあります。  堂ヶ島海岸では、海底の降り積もった火山灰・軽石や、海底火山の噴火にともなって海底を流れ下った水底土石流の地層な見られ、遊歩道や遊覧船からは、様々な自然の造形を楽しむことができます。  


桟橋の奥に見えるのが亀の石です

亀のような形の亀島は、海底火山の噴火にともなって海底を流れた土石流の地層でできています。 大きく重たい岩ほど先に海底に沈むため、亀島の下から上に向かって、岩の大きさが小さくなっています。  火山灰や軽石の地層は、長い時間をかけて岩へと姿を変えます。 亀石の左側にある蛇島には、海底に積もった白い火山灰の地層が柔らかいうちに変形して、蛇がうねったような模様があり、これが島の名前の由来にもなっています。  


桟橋の手前にチケット売り場があります


チケット売り場から国道136号はすぐの所

今回はホテルから堂ヶ島公園に入ったので、普通の観光客がたどるルートと逆になっちゃったね。 遊歩道の付近は自然豊かな散歩道でしたが、桟橋のほうまでくると結構オシャレな建物が多いですよ。  クルーズ船乗り場から、国道136号線もすぐそばにありましたし、国道を渡って反対側にもお土産屋さんのような建物が何軒も建っておりました。 いつもはお土産屋さんに目がないお嫁さんですが、先程の遊歩道のアップダウンにやられてしまって、もうお土産屋さんまで行く元気がなかったようです^^;