稲 取 金 目 魚 八 寿 し

伊東のマリンタウンから更に南下して稲取にやってきました。 伊東から稲取も国道135号線をひたすら南下するだけです。 国道135号線から漁港のほうに左折し、漁港の町という雰囲気の街並みを抜けてすぐのところにお寿司屋さんがありました。  稲取といえばキンメダイ! キンメダイの漁獲量としては下田のほうが断然多いそうですが、稲取のキンメダイは脂が乗っており、品質はピカイチなんだそうですよ。 どんなキンメダイが食せるのか非常に楽しみです!

今日お邪魔したのは「稲取金目 魚八寿し」さんです。 こちらは以前テレビで見たことがあるんですよね〜。 何の番組だったか忘れてしまったのですが、お店の中にバナナマンの日村さんがお店の皆さまと写った写真が飾られていたので、もしかしたら「せっかくグルメ」なのかもしれません。  でも平日だったからか、今日は大分空いていましたよ。 行列覚悟でご来店したのですが、扉を開けると先客は3組のみ。 すぐに着席することができました。 ラッキ〜。 食事をしている最中にも電話がかかってきて、お店が営業しているか、行列はどれくらいかと色々受け答えをしていましたよ。  やっぱりテレビで出たようなお店だと、ちょっと混み具合を警戒しちゃいますよね^^;



昔ながらのお寿司屋さんって感じの店構え、いいですね〜

お店は海の漁港のすぐそばにありました。 駐車場は7台位あるようです。 駐車場に車を停めて、少し緩い坂を10秒ほど登りますとお店があります。 出で立ちは昔ながらのお寿司屋さんって感じですね。 とても良い雰囲気のお店だと思いますよ。  外からだと中が見えずらいので、事前調査がなければなかなか入りずらいお店ですが、入って握り寿司を食ったらもう夢心地。 ちなみにお店を入ったところにおじいさんが座っていたのですが、途中で「美味いか?」と話しかけてきたのですよね。  近所のおじいちゃんかと思ったのですが、なんとこちらのおじいさんはこの寿司屋の大大将でした。 こちらの大将もお客さんによく話しかける方ですが、それは大大将の影響なのかもしれませんね^^  


とってもシンプルなメニュー表 正直キンメがあれば文句ありませ〜ん

席に着くと、すぐにお茶とメニューを持ってきてくれます。 メニューは非常〜〜〜にシンプル!  寿司は「金目鯛寿し」と「おまかせ握り(並or上)」のみ! あとは握り寿司ではなく、海鮮丼で「金目鯛の丼」と「普通の海鮮丼」全部で4種類だけです。  これは潔いですね。 浮ついたメニューは一つもありません! もう今回の旅行は「金目鯛寿司を食しにきた」、といっても過言ではないので、もちろん管理人は「金目鯛寿司」に決定です!  


写真の右の端のほうにキンメダイがこんもり^^

目の前にネタケースがあります。 アジやイカなど様々な種類の魚が鎮座していますが、その中でも一番こんもり山のようにストックしてあったのが金目鯛です。 もう他のネタと比べても全然量が多かったもんね。 さすがに金目鯛寿司のお店です!  皮付の刺身はピンクがかっていて非常に美味そう。 早く寿司が食いたい!!  


生カキ、めちゃめちゃ嬉しかったですよ

ご注文を終えて、まだかまだかと待っていると、なんと「サービスです〜」と生ガキを出してくれました。 まじですか〜! これは嬉しい誤算。 これ1皿だけで300円以上はするんじゃないでしょうか。 この間、宮城県の松島に行ったときに、生ガキを食い損ねたから、最高にうれすぃ〜です!  身の大きさは中程度でしょうか。 ちょうど一口でいけるくらいの大きさですね。 もみじおろしと小ネギが振りかけられ、ポン酢で頂きます。 今回は一口で頂きました・・・ んまい〜! すっごくクリーミーですね! 中のカキの汁が最高にまいう〜ですよ。  管理人的にはカキも火を通すと「ツーン」とした味になるので、やっぱり生ガキがまいう〜ですね!  


どーですか〜 こちらがキンメダイ寿司です!

さ〜ついにやってきました。 こちらが金目鯛寿司です。 大きめに切った金目鯛の握り寿司が8貫入っていて3,720円。 かなり値は張りますが、そりゃ金目鯛は高級魚だもんね。 せっかくここまで来てケチったらろくでもないことなります。  ここは思いきって金目鯛握りをほうばりたいと思います。

どのお寿司も皮が付いた状態になっています。 魚は皮と身の間にうまみ成分を蓄えた脂が詰まっているんです。 皮を剥いでしまう食べ方もありますが、管理人的には皮つきが一番まいう〜だと思います。 そしてこちらの金目鯛も相当に良質な脂が乗っていますよ。  一口で一貫を頂きましたが、金目鯛の身がとろけるようですね。 脂と身が融合しているようです。 こ〜れ〜はまいう〜! さすがお寿司屋さんだけあって、シャリの部分と身がホントに一心同体になっていました。 これは20貫位は余裕でいけちゃうね。  


こ〜れ〜も〜美味そう! おまかせ握り(並)です

こちらはお嫁さんがご注文したおまかせ握りの並です。 こちらも金目鯛握りと同じく8貫入っています。 きっと「上」を頼むとプラス2〜4貫くらい増えるのかもね。 こちらの中にも金目鯛が1貫入っていますよ〜。  その他のネタは「金目鯛」「アジ」「石鯛」「ヒラメ」「カンパチ」「尾長鯛」「かつお」の全部で8種類。 結構量が多くてお嫁さんが全部食せなかったので、アジの握りを頂きましたが、かなりまいう〜! 新鮮さは抜群ですし、握り方がやっぱり美味そうですよね。  管理人がアジを釣ったときに握り寿司を作ったことがありましたが、完全におむすび状態だったからね。 あと酢飯の作り方も家だと上手くいかないのよねぇ。。。 やっぱり寿司職人ってすごいな〜と思いました。  


お代わりしたいくらいまいう〜なあら汁です

こちらはお寿司についてくる「あら汁」です。 これも最高にまいう〜だったんですよ。 お味噌は少し甘みのある白味噌だったんじゃないでしょうかね。 管理人の田舎の広島では普通に白味噌を使用した味噌汁を作っていたので、非常に懐かしく感じました。  またあらの部分ももちろん金目鯛です。 管理人の汁に入っていたのは、両びれの部分と頭の部分が入っていましたよ。 ヒレを動かす部分なので、筋肉質のしっかりとした噛みごたえの身が入っていました。 この身もすごく美味いね。  あんまりヒレの付け根の部分の身って食べたことないですが、これは美味ですよ。  


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「 稲 取 金 目 魚 八 寿 し 」