さ〜ようやく熱海に到着しましたよ〜。 真鶴道路もとても空いていたので、あっという間に熱海に到着しました。 正確に申しますと、伊豆山神社は熱海駅よりも少し手前にあります。
神社は結構急な坂道を登ったところにあるのですが、途中からずっと1速のギアで登らないとダメなほどの急坂でした。 でも高いところからの熱海の海は絶景でしたよ。
しかし熱海なんて以前「岡」氏や「吉」氏と釣りに来たとき以来ではないでしょうか。 あの釣りも2009年で13年前だから、相当久しぶりになりますよね。 熱海であれば熱海城とか秘宝館などが有名(?)ですが、今回は「鎌倉殿の13人」でも登場した「伊豆山神社」にやってきましたよ。 ここは大河ドラマの中でも源頼朝と北条政子が逢瀬をした場所としても有名ですよね。 神社の中には2人が腰かけたと伝えられる腰かけ石もありますよ。 またこちらはパワースポットとしても有名なんだそうです。 |
![]() こちらが駐車場入り口の鳥居です |
![]() 鳥居の柱に小泉今日子さんのお名前がっ! |
本当ならば一番下から8百数十段ある階段を上って本殿に行くみたいですが、そんな階段登ったら途中で足と心臓が終了してしまいます。 いや〜やっぱり車で登ってきて良かったですよ。 駐車場の脇には朱色の立派な鳥居が建っておりました。
この鳥居をくぐって駐車場に入ります。 駐車場に車を停めて、まずは鳥居をくぐってみます。 と、鳥居の柱を見てみると、「小泉今日子」のお名前が書いてありました。 「小泉今日子」ってあの芸能人の「小泉今日子」さん!?
インターネットで調べてみると、どうやら本物の小泉今日子さんみたいです。 公式には奉納の理由は公表されていませんが、ある記事によると、少しお仕事関係が低調になっていたときに、この鳥居を奉納したところ、NHKの連続テレビ小説の「あまちゃん」への出演が決まったんだとか。
まぁあくまで想像の話ですけどね^^;
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![]() 駐車場そばの池の鯉 |
![]() ここからの景色も最高ですね! |
駐車場から本殿に向かって歩いていくと、小さな池がありました。 池の中には見事なサイズの錦鯉が20匹位いたでしょうか。 池の横にはエサの自動販売機が置いてあり、誰でもエサやりができるようになっていました。
確か前に千葉県のドイツ村に行った時も、この緑色のエサ自動販売機を見たな〜。 ドイツ村でこの販売機を見たときは初めてだったので、ドイツ村オリジナルのエサ自動販売機なのかと思っていましたが、ここにもあるってことは、一般に市販されているものなんだね。 すごくニッチな商品ですよね^^;
また池の横からは、相模湾の景色が非常によく見えますよ。 大分坂を上がってきましたので、かなり上のほうから相模湾を見渡すことができます。 今回は伊豆半島を半周していますので、様々な表情の海を眺めることができましたよ。 |
![]() 837段の階段はヤバイです |
駐車場から本殿に向かうと、参道の途中からお参りすることになってしまうので、「順路」と書かれた看板通りに参拝することにしました。 最初に来たのは階段の最上段。 下のほうを見ると、一番下までは見えませんでしたが、相当長く続いているみたい。
前述のとおり、こちらの階段は全部で837段あるみたいですよ。 徒歩で来られたような方々もいたのですが、もしかしてこの階段全部登ったんですかね。。。 我々も以前香川県のこんぴら山で785段の階段を上って本殿まで行ったことがありましたが、その時は今よりも若かったにも関わらず、心臓が10回以上破裂してしまいました。
それよりも50段も多いんですからねぇ。。。 今、これ登ったら間違いなく絶命に至ることは間違いなさそうです。 ホントに車で登ってきて良かったです。
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![]() こちらが手水舎の全体像 |
![]() 赤い龍と白い龍から水が出ています |
階段から本殿に向かって左手に「手水舎」がありました。 最近どこの手水舎を見ても、新型コロナ対策で、ひしゃくがなくなっています。 ここの手水舎は珍しくて、水が出るところが赤と白の龍になっているんです。 石の色をした龍から水が出ているところは割と多いような気がしますが、紅白って初めて見たかも。
この赤と白にも意味がありまして、「赤龍は火、白龍は水の力を掌り、二龍の力を合わせて温泉を生み出すという最強の守護神。」なんだそうですよ。
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![]() おお〜ホントにベンチのような形状にっ! |
こちらが源頼朝と北条政子が逢瀬をして腰かけたという「腰かけ石」です。 ホントに椅子かベンチのような形をしていますね。 こういう石ってあまり触ったり座ったりできないようになっているものですが、こちらの腰かけ石は誰でも座ってよいみたい。
ということで管理人もしばらく座ってみました。 今日は平日の木曜日ってこともあって、観光客が少ないです。 我々を含めても3〜4組の観光客しかしませんでしたもんね。 京都などの有名観光地では外国人も含めて旅行客が戻ってきていると聞きますが、伊豆山神社はまだまだだね^^;
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![]() ハートの部分にはおみくじが数多巻いてあります |
![]() 頼朝さんと政子さんが腰掛石に掛けている絵 |
こちらの神社は前述のとおり、源頼朝と北条政子が逢瀬をした場所ということで、縁結びのご利益があるんだそうですよ。 境内にも写真のようなカップルで写真を撮るような場所もありますし、源頼朝と北条政子を描いた絵画も飾ってありました。
今年はNHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で一躍脚光を浴びており、ドラマの後にある鎌倉幕府にゆかりのある場所を紹介するコーナーでもここ伊豆山神社は紹介されていました。 今日は観光客が少ないですが、土曜日、日曜日は結構混むのかもしれませんね。
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![]() 最初はこれが腰掛石かと思いましたよ^^; |
最初はこちらが腰かけ石かと思っていたのですが、なんだか違う・・・ 説明書きを読んでみると、こちらは「光石」と言うんだそうです。 「走湯山縁起と吾妻鏡の大磯高麗山(高来神社)道祖神(猿田彦大神、天宇受売命)とともに来た光の石」と伊豆山神社のHPで書かれていましたが、意味がよく分かりません>_<
また現地の「光石」の横にあった看板には「走湯山縁起と吾妻鏡の大磯高麗山(高来神社)より道祖神(猿田彦大神、天宇受売命)とともに来た神様の降り立つ光石です。 神様の愛を受けて良いことがありますように光のパワーを沢山沢山賜って光石に触ったり座ったりして楽しくお参りしてください。」とありました。
ってこれって座っていいの!? なんだか神様関係のに座ったらバチがあたりそうだよね^^;
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![]() こちらが伊豆山神社の本殿です |
![]() 本殿の扁額です |
![]() 龍の彫刻など非常に見事な造りです |
こちらが伊豆山神社の本殿です。 大きさとしてはそんなに大きいほうではないと思いますが、シンプルな中にも歴史を感じるような気がしますよ。 お堂の中のほうまではよく見えませんでしたが、厳かな感じがします。
こういう寺社の建物って、あまり華美なものよりシンプルなほうが、より厳かなように見えますよね。
こちらの本殿は相模灘の絶景を望む、海抜170メートルほどの地点にあります。 境内は歌枕に名高い伊豆の御山、こごいの森の一部で、約40000坪の広さがあり、この場所は、かつて上宮と呼ばれていました。 参道の階段を下って海抜50メートル弱の地点には下宮の跡地があり、さらに伊豆浜に下ると走り湯があります。 また、海抜390メートルほどの山中に本宮があります。 伊豆の御山は、日金山や岩戸山に連なり、伊豆・相模・駿河の三国にまたがる広大な神域の要です。by 伊豆山神社HPより |
![]() 白山神社遥拝所に到着しました |
伊豆山神社には他にも末社なのか分かりませんが、神様が祀られていました。 本殿から少しわき道に逸れて、奥のほうに行ってみますと、また鳥居が見えてきます。 個の鳥居の先に白山神社遥拝所がありました。 「遥拝所」と言いますのは、遠く離れた所から神仏を拝むために設けられた場所のことをいいます。
伊豆山記、走湯山記によれば、天平元年夏、東国に疫病が流行した際、北条の祭主が伊豆権現に祈願したところ「悪行のなす所、救いの術なし、これ白山の神威を頼むべし」との神託があり、猛暑の頃であったにもかかわらず、一夜のうちに石蔵谷(白山神社鎮座地)に雪が降り積もり、幾日経っても消えず、病人がこの雪をなめたところ、病苦がたちどころに平癒したことから、この御社が創立されました。 古来より、病気平癒、厄難消除の神様として厚い信仰を集めております。by 伊豆山神社HPより |
![]() 本宮までの道のりは遠い・・・ |
こちらの本殿から更に山道を登っていくと、最上部に「本宮」があるそうですよ。 ここからは険しい山道を登っていかなければいけないということで、今回はパスしました。 片道45分、しかも足場が悪いみたいなので、ちょっとチビシいね>_<
こちらの本宮は仁徳天皇の御代に松葉仙人が神鏡を崇め、社を造り日金山に祀り、後に社はこの地に移され祀られてまいりました。 さらに承和3年(836年)に今の伊豆山神社の社を建造し移ったので、残った二番目の社が現在の本宮社のいわれです。 江戸時代初期には広さ東西五間、南北三間半の拝殿、鳥居三ヶ所、付近に求聞持堂、東西三間南北二間の建物等がありましたが、江戸時代後期の野火により全焼し、現在は石鳥居一基、拝殿が一棟建っているのみです。by 伊豆山神社HPより |