伊香保温泉 石段街

伊香保温泉と言ったら、この石段の温泉街が有名ですよね。 この石段の脇にお土産物屋や旅館が建ち並んでいるんですよ。 あまりこういう光景って見たことがありません。 伊香保ならではの光景なんですね。  山を切り開き、法面に旅館などが建ち並んでいます。 なので伊香保温泉の中で移動しようと思ったら、石段や坂を上らないといけません。 これではせっかく温泉に入ってスッキリしてもすぐに汗ビショビショに なってしまいますよね^^;

色々な資料を読んでみますと、一般的に「温泉まんじゅう」ってのがありますが、どうやら伊香保が元祖らしいですよ。 ということでここで色々つまみ喰いをしながら散策したいと思います。





やっぱり伊香保温泉の中心部、人が多いですね〜。 まだ昼間なので皆さん普通に洋服で歩いていますが、これが夜になると、浴衣でそぞろ歩きなんて感じになるんでしょうね〜。 これぞまさしく温泉街といった 感じです。

この石段は色々な見どころがあるんですよ。 途中の石段には与謝野晶子の詩が彫られていたり、あと温泉のお湯を分配するポイントみたいなところがあったり、階段に干支の絵が彫られていたり。  結構注意してみると面白いです。 またこの石段は全部365段ありますが、途中に「81/365段」などと表示が出ているので、登っている最中も励みになります。 しかし朝から結構階段とか上りましたが、 また階段ですよぉぉぉ。 ここは階段自体が観光名所になっているから、避けては通れません(;_;)


〜 お土産屋・旅館・食事処 〜

石段の途中にこんな感じでお店が建ち並んでいます。 温泉街では定番の射的なんかもありますし、ラーメン屋や饅頭屋など色々なお店が建ち並んでいます。 ただ管理人は100段位を過ぎてから、周りを 見て回る余裕がなくなり、階段を上るだけで精一杯になってしまいました。 一日でこんなに階段を沢山上ることって他にないよね^^;

榛名山の展望台や高根展望台からも見えましたが、ここ伊香保温泉街では今が桜の時期です。 石段の途中にも何本も桜の木がありました。 なかなか石段街に桜って合いますね。


玉コンニャク屋さん


これは温泉屋ですね。


お茶屋さん


昔懐かしい射的屋さん


足湯もありました。水虫うつりそう・・・


石段の脇にゴージャスホテルが並びます。


石段街でも桜が満開です。


「西」氏が恒例のTシャツをご購入〜



〜 3 6 5 段 制 覇 〜

やた〜! ようやく365段の階段を登り切りました。 やはり4人の中では断然ぶ〜で〜な管理人が一人で息を切らしていました・・・ そろそろちゃんと痩せないとね。 ってパクパクモンスターしている 場合ではなかったね^^;





〜 伊 香 保 神 社 〜

365段の階段を上りきると、そこに伊香保神社があります。 先程の榛名神社を見ちゃうと、物足りなさ1,000%です^^; でもここでもお賽銭を投入〜。 皆さんの末永い健康をお祈りしておきました。

伊香保神社は伊香保温泉を守護する神社。 式内社で、旧社格は県社兼郷社。 上野国三宮とされる。 伊加保神社とも書かれる。 かつては三宮神社(北群馬郡吉岡町大久保)が本宮だったという。  現在の主祭神は大己貴命と少彦名命の二座で、温泉・医療の神を祭る。 ただし当社が現在の温泉地に移転する以前は「いかほ」(榛名山も含むこの地域の旧称)の山々を山岳信仰の場とした「いかつほの神」一座が 祭神であったとされる。 また三宮神社祭神を考慮した説では、十一面観音であるとされる。 現在の温泉街内の伊香保神社の由緒では825年(天長2年)の創建。 旧本社とされる三宮神社は750年(天平勝宝2年)創祀。  社殿については、1878年(明治11年)3月火事により全焼したため、同時に消失していた摂社の温泉神社(もと医王寺の薬師堂)を1884年(明治17年)合祀してその跡地に現社殿(仮宮)を再建、現在に至る。 by wikipedia





〜 河 鹿 橋 〜

伊香保神社を抜けて更に奥に進むと、そこに「河鹿橋」というのが出てきました。 この橋は観光ガイドにも出てくる有名な橋です。 観光ガイドには載っていたのですが、石段街から少し距離があるように見えたので 管理人の観光リストには載せてなかったのですが、歩いていたら着いちゃいました。 秋の紅葉の季節になるとこの橋と紅葉をライトアップするんだそうですよ。 幻想的ですね〜^^

ここの橋の更に先には千明元屋敷跡がありました。 石垣などはその当時のものなのですね。 こちらは伊香保温泉が一般客の利用の温泉となったと考えられる、初期の宿の跡なんだそうですよ。 その当時に温泉の支配をしていたのが 千明氏なんだそうですよ。


河鹿橋


千明元屋敷跡




〜 鉄 分 の 川 〜

先程ご紹介した「河鹿橋」の下に小川が流れています。 この小川の上流には温泉の吹き出し口があるんだそうですよ。 ここの温泉は鉄分を多く含んでいるんだそうで、川の石などにも鉄分が 付着して錆びたようなオレンジ色になっています。 箱根なんかだと硫黄で白くなっているのを見たことがありますが、こんなオレンジ色の光景は初めて見ました。

河鹿橋を更に進むと、温泉を直に触ることが出来る場所がありました。 左の口からは温泉が、右の口からは水が出てきています。 説明を見てみるとここの温泉は飲めるとか!? 管理人も試しに 飲んでみようと思ったのですが、前にやってた方が「ずいま〜」と言っていたので、やめときました^^; 「頭」氏が実際に飲んでみましたが、やはり温泉自体はずいま〜だそうです。。。 ちなみに 温泉を触った手を臭ってみると、昔小学校にあった鉄棒を握った後と全く同じ臭いがしました。 「これって鉄なんだな〜」と改めて感じた一瞬でした。


川がオレンジですよ!


ここで温泉を飲むことができます。




〜 ラ ド ン 温 泉(?)〜

道はここで行き止まりになっていました。 ここはラドン発見の地。 建物の真ん中の半円状態の中から温泉が湧き出ています。 すげ〜。 ここから出てきた温泉が伊香保温泉の宿に行っているのですね。  ここでも全員で集合写真をパチリ! 今旅行2回目の集合写真です〜。 

ここの源泉は深度98メートル、温度45.7℃、毎分湧出量は約1,443リットル。 硫酸塩泉で浴用は神経痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、切り傷、火傷等。 飲用は慢性便秘、肥満症痛風、慢性消化器病、肝臓病に効くんだそうですよ。  管理人にはピタ〜リかも!


ラドン発見の地で集合写真をパチリ

ここが温泉の吹き出し口ですよ。モリモリきてます。



〜 温泉饅頭&玉コンニャク 〜

こちらが先程話題になった温泉饅頭ですよ。 階段を降りるときに人だかりがあったので、覗いてみたところ饅頭屋であることが判明!! 行きは階段上るので一生懸命で見逃してしまったのでしょうか。  こんなところに饅頭屋があるなんて全然気付きませんでした。 ということで早速つまみ食いしておきました。 出来立てでホクホクした温泉饅頭を期待していたのですが、冷たいです・・・ これでも まいう〜なのは間違いないですが、やはり温泉に来たんだから温かいのを頂きたいですよね。 1つ90円とまぁまぁの値段。 でも店員さんの態度があまりよくなく、ちょっと残念な感じでした。


勝月堂の店構え


饅頭をバラ売りしてくれます。


そして〜! 更に「西」氏は活きにも通りがかった玉こんにゃく屋さんでご購入〜。 美味そうです^^ ネットで調べてみたら、この店は食べログに載ってましたよ。 点数は3.32。 玉こんにゃくって上州名物なんだそうですね〜。 ちなみに上州というのは昔の上野国で現在の群馬県に近い土地の名称です。 


さっきの玉こんにゃく屋さん

おお〜美味そう〜^^