月 待 の 滝

袋田の滝のお次は、自動車で少し走ったところにある「月待の滝」です。 この周辺は袋田の滝だけでなく、複数の滝があるんだそうです。 袋田の滝のページでも書きましたが、この周辺一帯は奥久慈自然休養林なので自然が本当に豊かなんですよね〜。  山も多いので滝ができやすいのかもしれません。 他には「不動滝」「塩沢不動滝」「滝の平の不動滝」「八茎不動滝」・・・ なんだか「○○不動滝」ばっかりだね。 もしかして日本三大不動滝!?

袋田の滝の駐車場から発車する前にナビに「月待の滝」を入れようとしたのですが、住所を入れてもピンポイントで目的地が出てこないし、名称を入れても出てこないし・・・ 事前調査で大体の方角は分かっていたので、とりあえず住所を入力して指示したポイントに向かって出発しました。  「月待の滝」と思われる場所に近づいていくと、なななんと! ナビの地図に「月待の滝」の文字が! これはラッキー! ナビの案内は違うけど、地図上の「月待の滝」を目指していくと、無事に到着しました〜。


袋田の滝から月待の滝までは自動車で約15分位だったでしょうか。 途中からはナビの地図と道の看板を頼りに進んでいきました。 するとようやく駐車場があった〜。 「月待の滝」って書いてあるぞ〜。  でも、横には「もみじ苑」っていう名前も書いてある・・・ これって店だよね!? なんだかまた駐車場に停めたら、店の物を買わないといけないシステムかとビクビクしていましたが、ここは大丈夫でした。

そういえば袋田の滝を出たときに、途中でオートバイのライダーが立ちコケしていたようで身体がバイクにはさまれて動けなくなっていました。  最初は停める場所もないので、そのままスルーしてしまったのですが、どうしても気になってUターンして引き返すと、他のライダー達が助けてあげておりました。 まだまだ日本も捨てたものではないですね〜。



駐車場から滝までは、下りの階段を20〜30m下りて行きます。 まずはお店が見えましたね。 どうやらこれが「もみじ苑」みたいです。 そして〜! その奥に、滝が見えてきましたよ〜。  先程は迫力満点の袋田の滝を見ましたが、さすがに袋田の滝まではいかないまでも、こちらもなかなかの水量ですよ。


高さ17m、幅12m。 久慈川の支流である大生瀬川にかかるんだそうです。

なんでもここ月待の滝では、滝行の体験ができるんだそうですよ。 滝行に使う道着やタオル、ドライヤーなどをレンタルすることができ、更衣室も利用可能なんだそうです。  興味はあるけど、あの水量が頭に当ったら、どんどん大切な髪が抜けてしまいます>_< 


滝のアップ

下流はこんな感じです


ここの滝は珍しいですよ。 滝の裏の岩盤が大きく抉られているため、滝の裏側に入りこむことができます。 滝の裏から瀑布を見れるのってなかなかないですよね。 このため「月待の滝」は「くぐり滝」「裏見の滝」などとも呼ばれるそうです。  また、管理人は名前位しか聞いたことがないのですが、テレビドラマ『ガラスの仮面』の舞台になったこともあるそうなんですよ。 



この建物ももみじ苑さんの施設なのかな? こももみじ苑さんは地元の人達も知らなかったという月待の滝を、何とか多くの方々に見て頂きたいという思いから開店したんだそうです。 蕎麦やコーヒーには月待の滝の地下水を使用しているんですって。  一人お客さんがいて、デカイかき氷を食していましたね。 ちょっと羨ましかったですが、あれを食したら間違いなくお腹がギュルギュル。。。下り龍ですぅ>_<