袋 田 の 滝

2日目の第一発目の観光地は三名瀑の1つ「袋田の滝」です〜。 なんと昨日今日とお世話になった「思い出浪漫館」から車で5分のところにあるんだそうですよ。 当初の行程では2日目の最初は「月待の滝」に行く予定だったのですが、 袋田の滝を最初に見に行くように変更しました。

袋田の滝の駐車場が見えてきましたよ〜。 なんと、昨日の鹿島神宮と同様に、駐車場の従業員の方が「駐車場はこっちよ〜」と猛アピールしていました。 看板にも「袋田の滝に一番近い!」とか「一番安い駐車場!」などと書いてあるのですが、 大体が嘘ですね^^; 今回は猛アピールを尻眼に一応最後のほうまで行ってどこの駐車場が良いか吟味していきました。 最終的には2〜3分余計に歩くけど、最安値の300円で停めらる駐車場にイン〜! 駐車場選びも大変だ^^;


駐車場から袋田の滝のチケット売り場までは約10分ちょい歩いたでしょうか。 その間にはお土産屋さんが並びますが、ほとりには川が流れています。 水がとても綺麗ですね〜。 きっと袋田の滝からの水がこの川に流れ込んでいるんだと思います。



お土産屋さん街を抜けると何やらそれらしい雰囲気になってきましたよ〜。 遠くには石碑のようなものも見えます。 これはきっとデデ〜ンと「袋田の滝」と書いてあるに違いありません! ・・・でもあれあれ、何か違うぞ、何々、 「奥久慈自然休養林」!? なんだこりゃ。

自宅に帰り調べてみると、この「休養林」というのは、林野庁が「人と森林とのふれあいの場」として全国各地の国有林90箇所に設定した「レクリエーションの森」のことなんだそうです。 そしてここ奥久慈にある自然休養林は、 奥久慈県立自然公園の中枢的位置を占め、八溝山や男体山、久慈川のつくりだす自然の景観に恵まれた自然の宝庫です。 スギ、ヒノキ、ブナをはじめミズナラ、コナラ、シデ類、カエデ類、ケヤキ、ツツジ類が姿を見せ、 季節感をあますところなく伝えてくれることから、四季を通じて多くの観光客やハイカーに愛されています。 奥久慈自然休養林内は、3つの地域に分かれており、「袋田・月居山地域」は、月居山(423m)等を巡る自然探求路があり、 貴重な動植物も多く見られます。 また、日本三大瀑布の一つである袋田の滝は、四季を通じて様々な美しい景観を見せてくれます。 「男体山地域」は、初心者から健脚者まで楽しめるハイキングコースが充実しており、周囲には奇岩や怪石が多く見られます。  「竜神峡地域」は、亀ケ渕をはじめとする渓谷美を楽しむことができます。 by 関東森林管理局HPより



「奥久慈自然休養林」のプレートから少し坂を登りますと、袋田の滝のチケット売り場に到着します。 入場料は1人300円、お安く仕上がっています。 さてどのような滝が見れるのか非常に楽しみになってきました。



チケット売り場のすぐ先にはトンネルがありました。 どうやらこのトンネルを抜けた向こう側に袋田の滝があるんですね〜。 トンネルの中はヒンヤリとしています。 トンネルは結構長い距離ありまして、200〜300m位はあったのではないでしょうか。  トンネルの途中に右に折れる道がありまして、そこを曲がっていくと、いくつかの観瀑台(第一観瀑台、第二観瀑台)があったり、吊り橋に抜ける道があったり、オブジェがあったりします。 今まで色々な滝を見てきましたが、様々な角度から滝を見れるのって初めてからもしれません。



まずは最初に右に曲がる道がありましたので行ってみました。 すると。。。何やらオブジェが見えますよ。 なになに、「恋人の聖地」だって。。。 まっ恥ずかしい! しかも浮ついています。 この滝、本当に大丈夫なのでしょうか!?

ちなみにこのオブジェですが、袋田の滝がある茨城県大子町の鳥であるオシドリをモチーフにしているんだそうです。 言われてみると確かに鳥みたい。



ちょっと恋人の聖地にはやられましたね。。。 気を取り直して次の右に曲がるトンネルに。 そこには吊り橋があるんだそうですよ。 トンネルを抜けて左のほうを見てみると! なんと袋田の滝が姿を現しました!!  ここはちょうど滝の右斜め下から見上げるような感じですね〜。 いや〜滝の音も迫力ありますし、水量も多いみたいです。 吊り橋の手前にスタッフさんが待機する小屋があったので、スタッフさんに聞いてみると、 やはり今日は水量が多いんですって。 そういえば昨日は雨降ってましたからね〜。 途中で壁に貼ってあった滝のポスターの写真よりも水量が多く見えましたよ。


そして目の前には吊り橋がありました。 袋田の滝から流れ出る水が川になって下流に流れていきます。 吊り橋からの滝の眺めも最高ですよ。 滝と反対側に目を向けると、大きな岩がゴロゴロとありまして、その間を水が駆け抜けていきます。  どことなく以前観光した「昇仙峡」にも似ているような気がしました。

ちなみに吊り橋を抜けた後に上の方まで果てしなく続く階段が見えました。 どうやらこの先からは「生瀬の滝」というのがあるそうなのですが、そこまで20〜30分かかるそうですよ。 もうそんなに階段上ったら、管理人は間違いなく心臓が破裂してしまいます。  ということでここは断念>_<



いや〜袋田の滝は良かったですね〜。 まさかいきなりあんなにすばらしい景色が広がっているとは思いもしませんでした。 さて元の道に戻り、更に前に進みます。 しばらくするとまたまた右に曲がる道がありました。  右に曲がって少し行くと・・・ おおお〜〜〜〜! これはすごい! 袋田の滝がこんなに間近で見れるのか〜。 ここは第一観瀑台のようです。 観瀑台から滝まではほんの10m位しかなさそうですよ。  滝の水しぶきがマイナスイオンとなって降りかかります。 これは見事な景色ですね〜。 あまりにも素晴らしかったので、ここで集合写真をパチリ。

袋田の滝は高さ120m・幅73mの大きさを誇ります。 滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度(よど)の滝」とも呼ばれ、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣味わえない」と絶賛したことからとも伝えられています。  袋田の滝・生瀬滝は、平成27年3月10日に国の名勝に指定され、さらに、袋田の滝は平成27年10月には、恋人の聖地に選定(NPO法人地域活性化支援センター)されました。 by 大子町HP


トンネルを抜けると・・・


おわ〜すごい迫力!


4人で集合写真です〜。でも逆光だ>_<


第一観瀑台からの眺めは圧巻でしたね!! でもまだ第二観瀑台がありますから、また別角度から滝を見たいと思います。 第二観瀑台に行くにはエレベータを使用します。 先程の第一観瀑台は滝の中ほどから眺めることができるのに対し、 第二観瀑台のほうは、上から滝の全体像を見渡すことができるんですよ。 上から見ると、滝が3段になっているのが分かりますね。 2段目だけが両端に水が流れているなど、水の流れ方も絶妙じゃないですか〜。 

「四度の滝」と呼ばれることは先程記述しましたが、大子町のHPを見てみると、秋には紅葉がすごいですね〜。 あと驚いたのが、冬にはこの滝は凍ってしまうそうです。 凍った滝を雪山登山のように上っている写真を見ましたよ。



いや〜袋田の滝は本当に素晴らしかったですよ。 他の三名瀑である「華厳の滝」「那智の滝」も確かに良かったのですが、個人的には「袋田の滝」が一番良かったです!!







袋田の滝を堪能した一向が駐車場の方に向かっていると、お土産屋さんもようやく開店してきたようです。 ソフトクリームの文字も見えるけど、これはスジャータだな・・・ ふと見ると、あ〜、ちゃんとしたソフトクリームがある〜!  なんと!ここでもメロンソフトクリームがありました。 しかも昨日鹿島神宮で食したオレンジ色をしたクインシーではなく、緑色をしていますよ! これはなんの種類のメロンなんでしょうかね〜。 今回は管理人は食さなかったのですが、 ご購入した「西」氏と「頭」氏はまいう〜と言っていました^^