富山城址公園を満喫した後は、五箇山に参ります。 こちらは白川郷などでおなじみの合掌造りの建物で有名な場所なんだそうです。 実は管理人は白川郷は有名なので知っておりましたが、五箇山ってのは知りませんでした。
しかもホームページなどの説明を読むと、世界遺産に登録されているのは、白川郷だけでなく、白川郷の萩町と、五箇山にある相倉・菅沼の2集落を合わせた3集落を合わせて世界遺産として登録されているんだって。
てっきり白川郷だけが世界遺産なのかと思っておりました^^;
富山城址公園を出発したのが10:40頃。 ここから北陸自動車道 ⇒ 東海北陸自動車道を乗り継ぎ、約1時間ちょいで五箇山に到着します。 富山城址公園は富山県の中心地近くにありまして、JRの富山駅もほど近く、都会の雰囲気でしたが、五箇山はとっても山奥。 昨日の黒部峡谷も大自然の中でしたが、五箇山も全然負けてませんね。 個人的には都会の雰囲気よりも大自然のほうが全然好きなので、来れてよかったな〜。 ちなみに今回の旅行は山あり都会あり海ありで非常に変化に富んでいるコースとなっております。 ただ五箇山には「熊、注意!」の看板が・・・ 最近クマに襲われるのが流行っているので、ちょっと不気味ですね^^; 観光客も少ないし、出没したら真っ先に狙われそうです>_< |
![]() 駐車場の係員さんに散歩ガイドを頂きました |
![]() 菅沼集落の案内図です |
東海北陸自動車道の五箇山ICを降りて、五箇山の駐車場までは車で5分少々のところでした。 駐車場に車を停めると駐車場の管理人さんが、見所を説明してくれます。
なんでも駐車場から右の方に行くと、合掌造りの集落を一望できる展望スポッツがあるみたい。 そして駐車場を左に行くと、エレベータがあり、それを降りると集落に到着するそうです。
確かに駐車場は集落よりも大分上の方にありましたので、エレベータがあって良かったですよ。 これを階段で行ったら昨日の黒部ダムと同様に心臓が破裂してしまいます。
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![]() エレベータで集落のある所まで下がります |
![]() エレベータを降りたらトンネルを抜けて集落に |
エレベータを降りますと、その先は薄暗いトンネルになっておりまして、そのトンネルを先まで進みますとT字路になります。 T字路を右に行くと世界遺産に登録されている菅沼集落に、左に行くと「五箇山合掌の里」に行くことができます。
まずはやっぱり世界遺産のほうに行きたいですよね^^
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![]() 菅沼集落に到着しました〜 のどかな風景が良いですね〜 |
岐阜県の下呂温泉に行ったときは、雪の影響で白川郷まで行けなかったのですが、丁度下呂温泉のエリアに合掌造りの家を展示した観光地があったんですよね。 そこでも合掌造りの建物は見たのですが、そのときのはちょっと綺麗すぎで生活感が全くなかったんですよね。
でも白川郷もそうですが、こちらの五箇山の合掌造りの建物は、ちゃんと人が住んでいるので、生活感があってとても良かったです。 ただ一部のお宅の前には自動車が停まっており、ちょっと建物とのギャップがありました。 ちょっと面白いですね^^
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![]() この角度もいいね 手前には消火栓がありました |
![]() ザ・合掌造りって風景 いい写真が撮れました |
五箇山は、富山県の南西端に位置する自然豊かな地域で、庄川沿いに40の集落が点在するんだそうです。 その中で相倉と菅沼の2つの集落には、合掌造り家屋をはじめ伝統的な建物が数多く残り、今でもそこで人々の生活が営まれています。
1995年、日本の木造文化を代表する合掌造り家屋群を中心とする貴重な農村景観や、受け継がれてきた文化が評価され、岐阜県白川郷荻町集落とともに「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として、世界文化遺産に登録されました。
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![]() 1軒だけあったお土産屋さん |
![]() 食堂もあり軽食もいただけます |
![]() お土産コーナー 日本酒もありました |
![]() 恒例のソフトクリームで〜す |
集落を散策していると、なんと! ソフトクリームの置物がっ! これは行っとかないとね! こちらの建物はお土産屋さん兼食堂兼売店みたいな感じ。 店の中にはテーブルや椅子もあり、食事もできるようです。
でも我々は徹頭徹尾ソフトクリームに一直線です! こちらのソフトクリームは「ぼべら」味なんだって。 この「ぼべら」というのは「五箇山かぼちゃ」のことを言うそうですよ。
言われてみるとクリーム部分は少し黄色がかっていますね。 昨日は黒部ダムで木いちごのソフトを食したし、なかなか変わりダネが多くて良いね^^
さて今日は「岡」氏と「西」氏がボベラソフトを、管理人はボベラ&ミルクのミックスでご注文しました。 ソフトの味はほんのり甘くてとてもまいう〜。 でもカボチャ感はそんなに強くなかったかもね。 言われないとカボチャって気づかない人もいるのではないでしょうか。 でもまいう〜だったので大満足です^^ |
![]() 「国指定史跡 越中五箇山 菅沼集落」の石碑前で記念撮影 |
庄川沿いにたたずむ菅沼合掌造り集落。 豊かな自然に囲まれたこの小さな集落には、9棟の合掌造り家屋が現存しています。 そのうち8棟は江戸時代末期から明治時代初期に建てられたものですが、1925年(大正14年)に新築されたものも1棟あり、この時代まで合掌造り家屋が造られていたことがわかります。
美しい日本の原風景を堪能できるのはもちろん、集落内には江戸時代の主産業を伝える「塩硝の館」や「五箇山民俗館」があり、五箇山の歴史と伝統を学ぶこともできます。 豊かな自然に囲まれた素朴でのどかな景観に、まるで遥か昔にタイムスリップしたかのような感覚を味わえることでしょう。 by五箇山ホームページより
さすが世界遺産だけあって、立派な石碑が建っておりましたよ。 ちょうど合掌造りの建物も後ろにあるので、ここで記念撮影です。 |
![]() 綺麗な花畑と合掌造りの家 |
![]() 路地から見た合掌造りの家達 |
菅沼合掌造り集落を一通り観光した後は、お隣の集落にも行ってみますよ。 実は先ほどのエレベータを降りて、突き当りを右に行くと菅沼合掌造り集落なのですが、左に行くと「五箇山合掌の里」と書いてありました。
こちらの集落は先ほどの菅沼合掌造り集落よりも寂れている雰囲気ですね。 合掌造りの家こそありますが、生活感も全くないですからね。 この集落の家はどれも空き家のようです。
一部屋根を葺き替えたものもありましたが、大分寂しい。。。というよりお化けがでそうです。
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![]() 五箇山合掌の里のエリアに到着〜 |
![]() こちらは生活感がないので少し寂れてる!? |
![]() 昔は羽馬さんのお宅だったのでしょうか |
![]() この建物だけ屋根が新品でした |
菅沼集落と五箇山合掌の里を見学した後は、再びエレベータで駐車場に戻ります。 先ほどの係員さんの説明だと、駐車場から集落に向かって右手の方に集落を一望できるスポッツがあるって言ってましたもんね。
駐車場を過ぎ、道路沿いの歩道を少し歩きますと、そこから菅沼合掌造り集落を見渡すことができました!
近くで合掌造りの家を見るのもいいですが、やはりいくつもの合掌造りが村を形成している様も良いものですね〜。
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![]() 菅沼集落の全貌はこちらです! |
![]() もちろんここでも集合写真をパチリ |