腹も満たされましたので、お次は無量光院跡にやってきました。 こちらもなんと世界遺産に登録されている構成要素の1つですよ。 残念ながら現在は建物自体はありませんが、こちらは三代秀衡公が、宇治平等院の鳳凰堂を模して建立した寺院だったそうです。
平等院鳳凰堂は京都の宇治にあって、10円玉の図柄にもなっている建物ですよ。 管理人はまだ京都の平等院鳳凰堂も見たことがないので、無量光院がどのような建物だったか詳細に思い浮かべることはできませんが、なんとか10円玉を見ながら、当時の建物の面影を思い浮かべてみようと思います^^;
先ほどご来店した中尊寺からは車で約10分弱。 こちらも移動距離としてはあっという間ですが、車で10分のところを徒歩で行くと、多分20〜30分位は歩くんじゃないかと思いますので、やっぱり車でよかったと胸をなでおろしております。 |
![]() 駐車場から無量光院跡をのぞむ |
先ほどの中尊寺も平泉として世界遺産に登録されている構成要素の1つですが、こちらの無量光院跡も構成要素の1つです。 先ほどの中尊寺がものすごい見ごたえ満点だったので、無量光院跡もすんごいものかと思いきや・・・
なんと現地に到着すると、広い池と野原が広がっているだけでした・・・ しかも敷地の周囲はパイロンが並んでおり、中に入れないようになっています。
すぐ脇に駐車場があったので、そこに車を停めて、見学しようとしましたが、見学ポイントはこの駐車場脇と、少しだけ離れたところにある看板のところのみの模様・・・
同じ世界遺産の構成要素でも、見ごたえ度としては違いがあるんですねぇ。。。^^;
|
![]() きっと池の先のほうに無量光院の建物があったんだよね〜 |
無量光院跡は、奥州藤原氏三代秀衡によって造営された寺院の遺跡です。 宇治平等院鳳凰堂を模して建立された阿弥陀堂と、その周囲を取り巻く池を中心に伽藍が構成されています。
阿弥陀堂の背後(西方)には金鶏山を中央に、なだらかな山並みが連なっています。 奥州藤原氏滅亡後、伽藍が消滅・荒廃し、池は水田化しましたが、遺跡は良好な状態で保存されています。
世界遺産委員会は、無量光院を完成形とする平泉の浄土庭園について「池泉・樹林・金鶏山山頂と関連して仏堂を周到に配置することにより実体化した理想郷の光景」として、高く評価しています。 by 平泉町ホームページより
|
![]() 正面から左側の景色 |
![]() 正面から右側の景色 |
無量光院跡は、調査の結果、阿弥陀堂の柱間や翼廊の左右が鳳凰堂より大きく、平等院を超えようとした意欲が感じられるそうですよ。
建物の中心線は西の金鶏山と結ばれており、その稜線上に沈む夕日に極楽浄土をイメージした、浄土庭園の最高傑作といわれています。 by ひらいずみナビより
|
![]() 少し離れたところにあった説明の看板 |
![]() 看板付近から建物があった方向を激写! |
最初は駐車場からの景色を撮影するのみでしたが、あまりにも写真が少ないので、この後ご来店した高舘義経堂を見終わった後に、無量光院跡の説明書きなどを書かれた看板の場所でもう一度車を停めて撮影しておきました。
|