阿蘇山(仙酔峡)

パノラマラインを通り抜け、次に向かったのは、仙酔峡と呼ばれる、阿蘇山の火口
付近です。途中までは自動車で行けますが、途中からロープウェイに乗って移動します。
ロープウェイの所要時間は約10分ちょい。ロープウェイなんて乗ったのは何年ぶり
でしょうか。。。乗客は、我ら以外は2組の登山者のみだったので、ロープウェイの
全方位の写真を撮っていましたが、途中から様子が変わってきました。雲に覆われて
周りの視界が限りなく0に近くなってきました。。。登りきるとそこは案の定・・・

こちらがロープウェイの仙酔峡駅です。おそらくこの時期は寒すぎ&雪のため、駅の中の売店なども閉まっており、ロープウェイだけが動いている状態でした。少し不安に思いながら乗り場に向かいます。正直この閑散とした雰囲気はとても営業状態には見えません。。。
ラッキーなことにキップを購入(1,500円也)して程なく、ロープウェイが発車しました。どうやらここのロープウェイは2台を交互に運転しているようです。予想以上に窓が汚く、窓の内側からの撮影は困難だったので、ちょいと窓を開けて撮影しています。ですが、窓から入る風はだんだんと冷たくなっていきます。非常に嫌な予感がします。
途中までは、調子よく写真撮影や、景観を楽しんでいましたが、ものの5分も過ぎると、窓の外がだんだんと白くなり始めました。最初は火山ガスかとも思いましたが、どうもこれは雲の中のようです。すっかり視界は0になってしまいました。
ようやく終点に到着しました!! 駅から出てみると、外は一面の銀世界。しかも、道が凍っています。本来であれば、阿蘇カルデラの北側に当たる阿蘇谷と北外輪山が一望できるはずだったのですが、なななんと、展望できるところまでたどり着くことさえ出来ません。もうアイスバーン状態で、普通のくつでは登れないのです!!
・・・ということで、火口の見物はあえなくあきらめて、童心に帰って、「西」氏「増」氏は雪合戦です。「岡」氏は速攻退散です。雪合戦も疲れてきた頃、「その時」はやってきました。お笑い将軍「西」氏が奥多摩湖以来の転倒ですっ! 今回の技は「一人払腰(ひとりはらいごし)」です!!ここでもやはり期待に応えてくれました! 今日もいい仕事してますねぇ〜! Good Job!!
次のロープウェイの発車時刻まではあと15分くらい。駅の中も寒すぎでしたが、別の登山団体はそんな寒い中で弁当を食っていました。すごいです。我らはあまりに軽装だったので、ストーブの部屋で冬眠です。ちなみに飲物(普通の缶コーヒー)は頂上では150円でした。高い〜。。。