阿蘇パノラマライン

熊本市内から車で約1.5時間位で阿蘇山付近に到着です。まずは、大自然の
景観を堪能すべく、パノラマラインという道路に侵入です。途中いい景色だった
ので車を停めた「阿蘇健康ファーマー」付近では、なんと雪が降ってきました。
外の気温は恐らく1桁台なのは間違いなさそう。風も強く体感温度は更に下がります。
ですが、パノラマラインの景色は非常に変化に富んでおり、撮影スポッツ満載です。

阿蘇山は、熊本県の東部に位置する活火山です。世界最大級のカルデラと雄大な
外輪山を持ち「火の国」熊本のシンボル的な存在として親しまれています。火山活動が
平穏な時期には火口に近づいて見学できますが、活動が活発化したり有毒ガスが発生
した場合は火口付近の立入りは規制されてしまいます。外輪山の内側を中心として
阿蘇くじゅう国立公園に指定されています。なお「阿蘇山」はあくまで俗称であり、
正式には阿蘇五岳(あそごがく)と言います。[高岳(1,592m)を最高峰に、中岳
(1,506m)、根子岳(1,408m)、烏帽子岳(1,337m)、杵島岳(1,270m)

阿蘇山に入り、最初に立ち寄った施設「阿蘇リフレッシュリゾート」です。最初景色が綺麗だということで、駐車場に停めたのですが、ここがなんの施設なのか分かりませんでした。結局トイレだけ拝借して去ったのですが、後で調べてみると、やはり総合健康ランドのような施設で、中には温泉、ゴルフ、スパ、ショッピング、宿泊所等々様々な施設があります。駐車場に停めたとき車が沢山停まっていたのですが、その理由がやっと分かりました。

ちなみに、ここに停まっているときに、雪が降ってきました。気温も低くメチャメチャ寒かったです。
こちらは米塚という有名なスポッツです。るるぶを見ると、こんもりした丘陵が青々しているのですが、さすがにこの時期は枯れてしまっています。けどもこんもり盛り上がった丘は何か不思議な感じがしました。

「米塚」は草千里下にある約100mほどの均整のとれた小山で、火砕丘です。伝説では健磐龍命が収穫した米を積み上げて作ったとされ、貧しい人達に米を分け与えたことで頂上にくぼみができたとされているそうです。
道路から山頂付近を撮影したものですが、もう上のほうは雪で白くなっています。九州だから温かいだろうと、すっかりなめていましたが、資料を読むと、頂上のほうは11月には雪が降り始めるんだそうです。

山肌は、大小の溶岩がゴロゴロと転がっています。
何か不思議な山々がありました。なぜだか、高さが全く同じような山が随分長く連なっているのです。なぜ、こんなに均等な山の高さなのでしょう。車内でも「元々は山頂付近が地上で、くぼみの部分が陥没したのか侵食されたのかで低くなっているのではないか」などと推測していましたが、事実は不明です。
ところどころに牧草が生えていたので、きっと放牧しているのだと思っていましたが、やっぱりいました!! パノラマラインも終盤あたり。少し標高も下がり始めたところに、馬や牛がおりました。この馬に正面を向かせようと粘りましたが、残念ながら何してもこちらを向いてくれず、あえなくケツの写真になってしまいました。
先ほどの馬の場所から車で5分くらいのところで、またまた放牧地帯を発見しました。なにやら体にいろいろ数字や漢字が書いてありますが、優雅な景色です。写真の牛には「西」と書いてあります・・・「西」氏!?

昨日は馬肉を堪能したので、今日は牛を食いたくなりました。